goo blog サービス終了のお知らせ 

心で打て!撃て!~スポーツ応援ブログ~

野球(東京六大学)とサッカー(FC東京)を熱烈応援!
東京オリ・パラリンピックまであと6年!
スポーツでハッピーに!

水の覇者

2009年08月05日 | スポーツ
【写真】昭和25年8月4日。日本で日米対抗戦が行なわれた200mで優勝の古橋選手と2位のマックレーン選手。


『世界水泳ローマ2009』が先日(2日)全競技日程を終了しました。
国際水泳連盟が来年から「高速水着」を制限するため、今大会は最後の「高速レース」として注目。
大会を通じて、実に43個もの世界新記録が誕生。
このハイレベルな大会で、競泳日本代表はメダル4個(金1、銀2、銅1)を獲得。
【男子100m背泳ぎ 決勝】古賀淳也選手 金メダル!大会新記録!!
【男子200mバタフライ 決勝】松田丈志選手 銅メダル!
【男子200m背泳ぎ 決勝】入江陵介選手 銀メダル!
【男子50m背泳ぎ 決勝】古賀淳也選手 銀メダル!

日本代表の平井伯昌ヘッドコーチ(HC)は大会前、目標を「メダル3個以上。複数の選手が獲得」と掲げていたが、そのノルマは達成された。
この結果について「大会のレベルが予想以上に高く、苦戦したが、その中でのメダルは価値がある」と評価。

なかでも、最大の収穫は男子背泳ぎで2つのメダルを獲得した古賀淳也選手(スウィン埼玉)。同じ種目の入江陵介選手(近大)に注目が集まる中で、プレッシャーが比較的少なかったとはいえ、大舞台で堂々たる戦いぶりを見せた。また、入江選手も目標としていた「世界新で金メダル」こそ果たせなかったが、エースの重圧を乗り越え、ロンドン五輪につながる価値ある銀メダルを獲得した。
そして、男子200mバタフライの松田丈志選手(レオパレス21)は、五輪メダリストの貫禄を十分に見せての銅メダル獲得だった。

一方で、メダルを期待された平泳ぎ陣は厳しい結果に終わった。
女子は、200mで金藤理絵選手(東海大)が5位と健闘したもののメダルには届かず。男子は50、100、200mすべてで決勝進出を逃し、“北島不在”の穴を埋められなかった。また、これまで北島選手がけん引してきた男子4×100mメドレーリレーでも、世界選手権4大会連続のメダルを死守できなかった。
平井HCは「(世界と)力の差がある種目と、(世界と戦える)強い種目がはっきりした。特に女子は、新陳代謝を期待したい。若手が台頭してベテランと刺激し合うことが必要」と説いた。

最大の目標となる、2012年ロンドン五輪まで残された期間は3年。
平井HCは「選手を絞って精鋭主義でいきたい。少数というわけではなく、みんなを精鋭にしないと(戦えない)」と今後の強化方針を示した。


そして「フジヤマのトビウオ」古橋広之進さんがご逝去されました。
これまでの功績は言うに及ばす、アスリートとして初めて文化勲章を受章されるなどスポーツの社会的地位向上に貢献されました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。


最新の画像もっと見る

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
元競泳選手として (lily)
2009-08-06 10:15:34
昨日ですが、関東学生水泳選手権競技大会を観戦してきました。
私自身は古橋氏は1回遠目で見たことあるだけなのですが、関係者からの話を聞くと、報道どおりのお人柄だったのだなと改めて尊敬します。
水泳の世界には厳しいものがありますが、その中で皆が戦っています。
素晴らしい方を失い惜しい気持ちでいっぱいです。
返信する
>lilyさま (くりはら)
2009-08-06 22:36:31
コメントありがとうございます!

古橋さんは日本大学法文学部(現在は法学部)政治経済学科の卒業で、私の直属の大先輩でありました。
前職のスポーツイベントの関係で、私も遠目で3度程お見かけしたことがあり、勝手に親近感を持っていました。
今後も日本水泳界、頑張ってもらいたいです。

私は全くの“カナヅチ”なんですが・・・。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。