旧二月十八日。爆弾低気圧が駆け抜けた今日は西からの強い風が吹きこんでいます。春の強風。杉の花粉に大陸からの黄砂など、辛い時期ですね。
“手前味噌仕込みの会”(3/21開催)に多数お申し込みいただきありがとうございます。ご参加いただく皆さん、楽しいイベントにしましょう。ただいま着々と準備を進めています。なお、当日の模様は後日じっくりレポートさせていただきます。お楽しみに。
さて、本格的に暖かい日が続き、桜の開花予想もずいぶんと早まり、東京では来週の半ばに開花するであろう、と言われています。そんな中、梅や桜と並んで春を代表する花がいい香りを届けてくれています。
一つは“沈丁花(ジンチョウゲ)”。花は独特の甘い香り放ち、秋の金木犀と同じように季節を感じさせてくれます。生け垣や玄関先など身近なところに植えられているので、甘い香りの主を捜すのは簡単でしょう。(↑写真からも香りが漂ってきそうな沈丁花の花)
もう一つはコブシやハクモクレンの真っ白な花。共に葉より先に花を咲かせるので、突然周囲をパッと明るくさせてくれます。(ハクモクレンかこぶしか。図鑑で見る樹形からハクモクレンかな→)
お花見と言えば、やはり桜に限るのでしょうけれども、陽気に誘われて春の花を眺めて歩くのは楽しいものです。
私の家の前に置いてある鉢植えのブナも新芽の蕾が今にも開きそうです。雪深い奥羽山脈出身の樹ですが、まだ雪深い山より一足も二足も早く新緑の季節を迎えそうです。
(←いよいよ緑の季節がやってきます。ブナの新芽は3cmくらいまで大きくなりました)