神魂神社つづき。
これは社務所にて購入できる絵葉書ですが、
きれいな雲模様の絵図は、本殿天井に描かれた九重雲です。
ちなみに、
出雲大社のそれは、七重雲なのだとか。
拝殿の両翼には、いくつかの末社が鎮座しています。
まずは向かって右側の社群。
左から順に、
杵築社
御祭神:神素戔嗚尊、葦原醜男命
伊勢社
御祭神:天照大神、月夜見神
熊野社
御祭神:速玉男命、事解男命、菊理姫命
そしていちばん右が、御釜宮。
天穂日命が大国主に国譲りを促した際、
高天原よりこの大庭釜ヶ谷へ乗って天降ったと伝わる神釜を御神体として祀っています。
つづいて、社殿の左手。
一番右にあるのは、二間社流造りの末社で国の重文。天正11年建立。
貴布禰社(向かって右)
御祭神:闇龗神
稲荷社(向かって左)
御祭神:倉稲魂神
後ろに回ったら、稲荷社の下に何かいっぱいあったのでよーく見てみると、
かわいらしい狐さん達でした。
きっと奉納されたものなんでしょうね。
その左に鎮座するのが、
外山社
御祭神:鸕鷀草葺不合尊ほか一柱
石灯籠の奥にあるのは神籬(ひもろぎ)。
神籬とは、神の依り代となる木です。
(※神の依り代となる石が磐座。)
神事などで神が降り立つ場所であり、とても神聖なもの。
右から順に、貴船・稲荷社、外山社、荒神社、神籬。
荒神社
御祭神:奥津彦神ほか二柱
この穴は何だろう?・・と思って神社の方に聞いてみたら、
「何でもありません。ただの穴です。」
だそうです。
武勇社
御祭神:経津主神ほか二柱
蛭子社
御祭神:蛭児命
では、そろそろ次の目的地へまいります。
うーん、それにしても暑い(笑)
真夏の徒歩での神社巡りはかなり大変・・。
地元名古屋と違ってカラっとした暑さなんでまだいいけど、
熱中症にだけは気をつけなくちゃね。
あ、最初来るときも思ったけど、この参道とてもいい。
ここ歩くだけで禊になりそうだわ。
真名井神社へ向けて、ふたたび歩きます。
つづく・・。
(神魂神社 御朱印)