つづいては春日大社です。
唐招提寺と併せてどこへ行こうかなーと近場を検索したところ、
春日大社公式サイトの「本殿前特別参拝」に目が留まりました。
本殿間近での参拝、万灯籠を再現した藤浪之屋の公開、
禁足地の御蓋山浮雲峰遥拝所での参拝、140年ぶりに開門された御本殿後殿御門などなど・・。
期間がちょうど3/20までとなっていたので、これはぜひ一度行っておかなくてはと。
例によって時間短縮につき、唐招提寺東口の停留所から春日大社行きのバスに乗車。
のんびり散策できた唐招提寺でのスローな気分のまま後部座席に座っていると
あっという間にバス車内はすし詰め状態に・・(゜Д゜)。
年齢性別もまちまち、国際色豊かな観光客の皆さんでバスは満車。
途中、JR奈良駅と近鉄奈良駅で二度ほど乗客半数入れ替えがあったものの
乗客をかき分けて降りるなんてほぼ不可能・・
「一の鳥居の付近で降りて参道を歩こうかな~」なんて考えは吹き飛びました。
奈良という土地の観光地ぶりを改めて実感しつつ、車窓から奈良公園のシカを眺めていると
バスは予定より15分ほど遅れて終点(春日大社本殿)に到着。
ちょうどお昼時だったので、まずはお食事処へ。
春日荷茶屋(かすがにないぢゃや)
表参道の万葉植物園入り口にある、庭園喫茶。
とても雰囲気のあるお店です。
お腹もすいてたし甘味も戴きたかったので、
万葉粥・柿の葉寿司・くず餅のついた「大和名物膳」(1,580円)を注文しました。
菜の花をあしらった可愛い万葉粥。
お粥って、今まであえて外で食べたことはなかったですが、
とーっても美味しかったです。
柿の葉寿司やくず餅も美味で、外観に惹かれて入ったお店でしたが大正解でした。
では、ふたたび本殿へ向けて移動します。
もうね、至るところにシカさんがいて可愛いのなんの。
特に外国人観光客の人たちが大喜びでシカさんに反応していました。
めちゃくちゃ人慣れしてて近づいてくるし、癒されるわあ
末社・壺神神社
荷茶屋そばにあります。
ご由緒は不明なので壺神さまでググってみると、
素盞嗚尊が八岐大蛇退治で使った酒の入った壺だとか、
大国主命と少彦名命が、諸国行脚の道中に持っていた薬壺だとか、いろいろ出てきました。
でも春日大社の壺神さまは「醸造の神様」のらしいので、いわれは前者かな。
立ち並ぶ石燈籠を眺めつつ参道を歩くと、二の鳥居に到着。
こまさん、渋いです。
伏鹿手水所(ふせしかのてみずしょ)。
ここにもシカさん。
長くなるので、その②へつづく・・