水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

カメラ片手にゆるり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

稲木神社1 <愛知県江南市寄木町稲木>

2016-11-04 | ├ 愛知(ひとり旅)

 

江南市に鎮座する稲木神社へ行ってまいりました。(2016/4/5参拝)

岩倉市の桜祭りに行った際にお邪魔したので、
半年以上も前の参拝記録になります。

 

 

 

 

 

最寄駅は名鉄布袋駅。ここから15分ほど徒歩で。

 

 

 

道端に土筆がいーっぱい。

子供の頃を思い出して、見るとつい採りたくなっちゃうわ。

 

 

 

住宅街を歩いていくと、社号標が見えてきました。

 

 

式内社 稲木神社 (通称お天道さん)

 

 

 

 

鳥居の先に神橋

 

 

太鼓橋を見ると、
母方実家の氏神だった昭和区の川原神社の太鼓橋をいつも思い出します。

 

 

小さい頃、よく橋を昇り降りして遊んだんだよなー。なつかし。(・ω・)

 

 

 

鳥居-太鼓橋-蕃塀 と続きます。(内側から見たところ。)

 

 

手水んとこの龍さんは、まだ新しいかんじ。

 

 

蕃塀の先に、拝殿

 

 

ご近所の方がゲートボールをなさってます。

いいな。楽しそうだ。

ちょっとだけお邪魔しまーす。 (とか言って、1時間弱。)

 

 

 

さて、この稲木神社の歴史はちょっと複雑でして・・

 

1724年、神仏習合により天道宮(神社)から天道山高照寺(臨済宗の寺院)に変わる。

②1741年、尾張藩の命により高照寺が名古屋市昭和区八事へ移転。

③1868年、神仏分離により高照寺から神社部分が分離し、江南に戻って稲木神社となる。

高照寺は八事に留まり、同地には五柱が分祀されて五社宮となる。

 

となっています。

 

 

簡単に言うと、

 神社から 寺に変わる。(神仏習合)
  ↓
 名古屋に移転。(尾張藩の命令)
  ↓
 神社と寺に分離。(神仏分離)
  ↓
 神社(祭神)は江南に戻り、寺は名古屋に残る(&祭神を分祀)

・・なわけですね。

 

 

神さんと仏さんが同居して、
遠い名古屋の地に引っ越したと思ったらすぐ別居して。

 

 

神仏も大変ね・・。

 

 

 

主祭神:天照大御神、大中津日子命

 

 

天道宮の「天道」は、おてんとうさん(太陽)のこと。

太陽神天照大御神)が主祭神なのも道理です。 

 

それにしても、やっぱいいわぁ尾張造り。

これ見るとTHE神社って気がする。(個人的に。)

切妻・妻入りの、舞殿タイプの四方吹き放し拝殿LOVEキャーーー

 

 

拝殿の先には開放的な渡殿

 

 

その先に祭文殿

 

 

 

 

 

傍らに、ブサカワ・・もとい、素朴で可愛い狛さん。

ええなあ。癒される。めちゃくちゃ好きだ。

 

 

 

こっちの吽さんはちょっと凛々しいな。

がんばって神域を守ってね。

 

 

 

屋根に稲木の文字。

軒先の瓦に配された三つ巴紋は、
社建築において防火や魔よけとして施されることが多い。

 

 

 

渡殿と祭文殿は、10年ほど前に改修されたようですね。

 

 

拝殿 → 渡殿

 

 

渡殿 → 祭文殿

 

 

祭文殿 → 渡殿

 

 

最後に、本殿。

大変美しい、理想の社殿形態でございました。(個人的に(笑)。)

 

 

では、境内をまわってみまーす。

その②へつづく・・。

 

 

 


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