諏訪大社つづき。
上社 前宮です。
北斗神社をあとにして、そのまま東進すると市境にさしかかりました。
こっから先は茅野市。
諏訪市側はこんなかんじ。
白馬や安曇野は何度か行ったことがあるけど、諏訪ははじめて。
その景色もさることながら、
標識の文字をみると遠くへ来た感が倍増します。
まあ、あとすこし南下すれば山梨だし、遠いっちゃ遠いわなー。
つきました。一の鳥居です。
本宮の北鳥居を出たら、ひたすら南東へ歩くだけなのでとてもわかりやすい。
距離的には本宮からおよそ2キロ。徒歩20分ちょっとです。
車通りの多い道路沿いにありますが、一歩中に入ると別世界ねー。
神社は街中のオアシスです。(しかも無料だし(*゜∀゜*))
前宮は諏訪入りした建御名方神が最初に居を構えたところで、
大祝始祖の有員がはじめて職位について以来、大祝代々の居館でした。
また、大祝の住居「神殿(ごうどの)」があったため、周辺は「神原(ごうばら)」と称されました。
上社の重要な神事のほとんどが行われた諏訪の祭祀の発祥地であると同時に、
政治の中心地でもあり、上社の祭政一致時代の古体のあとを示しています。
境内に入った途端、この大木に引き寄せられてしまった・・。
バランスのとれた美人さんです。一個だけ藤の花が咲いてる。かわいいなー。
端にちょっと写ってるのは禊の池と呼ばれるところ。
池を背にする格好で、木の根元に小さな石祠があります。
藤蔓ぐるぐる巻き。
でも仲よさそうな二本。
からまれてるほうも、心なしか嬉しそうだし。
末社
溝上社
(御祭神:高志奴奈河比売命)
御射山へ出発する際に、まず参拝したという社です。
奴奈河比売は、高志(越後国=新潟)の沼川あたりの女神さんで、建御名方神の母。
翡翠の神さんですねえ。
高台なので階段のぼります。
二の鳥居に到着。
新緑の黄緑が美しい、清らかな空間が広がっていました。
十年ほどまえに寄進された狛さんがお出迎え。
こうして新しい世代がまた、神社を護っていってくれるのですね。
よくみると、左の吽形狛さんの頭には角が生えてる。
角あり狛さんは、はじめて見たなあ。
本来は、
右の阿形が獅子で、左の吽形が一角獣でしたっけ。
平成生まれなのに古き姿を継承している、渋ーい狛さんですね。
ついでに、変わった柱だなあと思って無理やり寄ってみたら、どうやら寄進者の氏名みたい。
遠目で見ると柱に調和していて、なんかの文様みたいでかっこいい。
右手にあるのは若御子社。
建御名方命の御子神たちが祀られています。
その②へつづく・・。