前回の物部氏つながりで、
春日井市二子町に鎮座する白山神社へ行ってまいりました。
最寄りの駅は、名鉄の味鋺駅です。
味鋺(あじま)って、難読地名よね。
徒歩5分ちょっとで社頭に着きました。
駅から近い神社は本当にありがたい。
西側にある一の鳥居。
振りかえると、カラスが参道をちょんちょん跳ねてました。
かわいい。
鳥なら何でもかわいい。
参道右手の御神木は、
橿原神宮から下賜された樫の木だそうです。
手水舎
柄杓を置いたタイミングで、隣にあった池の噴水がブシャァァァっといきなり出てきてびっくり。(゜Д゜)
水音って、涼を感じられていいなぁ。
ただ、柵は設けてないようだけど、ここで子供が遊んだりしないんだろか。
それとも足がつく程度の深さなのかな?
・・とか、ついおばちゃん目線で眺めてしまうのだった。
古墳の足元に立つ二の鳥居。
子取りの側にいるチビ狛さんの、強い子っぽい雰囲気がいいかんじ。
がんばれチビ狛。(・ω・)
水の上にかかる神橋。
古墳のまわりには水を張った濠がめぐらしてあるようです。
水面に映る青空と木々の緑がきれい。
階段の手前左にある脇道を進むと・・
厳島社が鎮座していました。
市杵島姫さんのご神徳、「容姿端麗」。
まぁすてき。
水に浮かぶ厳島社や弁天社の姿は、どこで見ても綺麗ですね。
ご神徳の容姿端麗もそうですが、何より心が洗われます。
自分の中にあるモヤっとしたもんがスッキリ流されて、きれいな状態になって戻ってくるみたい。
ちょっとお疲れな時に寄りたい場所です。
ほんと、時間さえあればここでいつまでも涼んでいたかった。
社殿は、味美(あじよし)古墳群の一つである白山神社古墳の上に建てられています。
白山神社古墳は5世紀末~6世紀にかけて築かれたとされる前方後円墳で、
古墳全体が白山神社の社地となっています。
かつては現在の名古屋市北区楠町(味鋺神社 のそば)にありましたが、
1659年に現在地へ遷座しています。
その際、隣接する二子山古墳の墳丘上に鎮座していた式内社の物部神社を合祀しました。
(味美古墳群)
なお、味鋺神社の周辺にもかつては味鋺(あじま)古墳群があり、
「百塚」と呼ばれるほど多くの古墳がありましたが、開発によりすべて失われたということです。
その②へつづく・・。