水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

カメラ片手にゆるり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

醍醐寺 (仁王門まで・・ (v v *)) <京都市伏見区醍醐東大路町>

2016-02-23 | ├ 京都(ふらり旅)

 

伏見稲荷大社へ向かう途中、
夫が醍醐寺を見てみたいというので、ちょっと寄ってみました。

 

 

 

 

 

しかし、中へ入って境内図を見たら、
「ちょっと寄る」なんてレベルじゃ到底無理なことが分かり、
仁王門の前まで行っただけで終了・・。

200万坪以上の広大な境内だったなんてー。

下調べって大事だね。

 

 

ブログに載せるのもどーしようかと考えたんですが、
せっかくなんで、さわりだけチラっと上げときます。

 


三宝院門跡

 

世界遺産である醍醐寺は山号を醍醐山(深雪山)と称し、御本尊は薬師如来。

874年の創建で、空海の孫弟子にあたる聖宝が、
笠取山の頂上付近を「醍醐山」と名付けたことにはじまります。

 

広大な境内は、醍醐山の頂上付近に広がる「上醍醐」と、
山麓の平地に広がる「下醍醐」から成っています。

「上醍醐」を中心にして修験者の霊場として発展したのち、
醍醐天皇の祈祷寺となり、手厚い庇護を受けて「下醍醐」が発展。

その後、応仁の乱などの戦乱で「下醍醐」は荒廃しますが、
1598年に豊臣秀吉が行った“醍醐の花見”を契機に再興し、現在に至ります。

 

 

三宝院唐門(国宝)

1599年造立

 

 

2010年、
約1年半がかりの解体修理を終えて、400年前の姿に戻ったそうで、
黄金色に輝いていました。

 

 

 

 

西大門(仁王門)

1605年再建。

 

写真を撮ってるうちに、いつしか夫ははるか先まで進んでいたらしく、
この時点でどこにも姿が見当たらない。

電話かけたら、もう駐車場付近まで行ってるって、なんだそりゃー。
はえーよ。(・ω・)

いくらチラ見とはいえ、さすがに早すぎないか。

 

 

まあいつものことなので、
開き直って仁王門を堪能する。(笑)

 

 

この先に、下醍醐の絢爛な大伽藍が広がっています。

 

 

仁王像(重文)

1134年の造立。

 

 

もとは南大門に祀られていた尊像なんだそう。

 

 

 

先へ進みたいけれど、
行ったら最後、おそらく4時間ぐらいは戻って来られません。(笑)

 

 

なぜなら、頂上一帯の「上醍醐」(ピンク色)へ行くには、
山麓の「下醍醐」(水色)を出てから、険しい山道を1時間ほど登って行く必要があるんだそうで。

「下醍醐」と「上醍醐」のあいだを往復するだけで2時間かかるわけです。

ひー。

さらにそれぞれ見て周るのに、私のことだから最低でも各1時間は要するだろうから、
どう考えても、伏見稲荷大社へ行けなくなる・・(ノ_-。)

左手赤枠内の三宝院(歴代座主が居住する坊と、壮麗な庭が広がる。)も、
とてもじゃないが見る時間なんてない。

 

そんなわけで中へ入るのは諦め、
仁王門の手前・・黄緑色の枠で囲ったところの周囲をぐるーっとまわる事にしました。

 

 

あぁ、あっちへ行きたかったよー

 

 

 

醍醐寺といえば桜ですよね。

 

 

花見シーズンはすごい事になるんだろうけど、
せっかくなので、桜の時期に再チャレンジしてみたい。

5時間ぐらいかけてじーっくりとまわらなきゃね~。

 

 

 

往復2時間も山を歩けるんだろーかという、一抹の不安もありますが、
公式サイトで「上醍醐」の加羅を見てみたら、
これはぜひ一度この目で見てみないと!という気持ちが一気に湧いてきました。

もう直球ど真ん中で、ものすごーーーく惹かれる建築形式なのです。

如意輪堂とか、開山堂とか。

神社の社殿にも共通することですが、
こういった桃山時代の寺社建築が特に好きなのだと、改めて気付きました。

 

 

 

おあずけ食ったみたいで何だか消化不良ですが、仕方ないわよね。

ここはもともと自分一人で来るつもりだった場所でもあるし、
今度じっくり周ればいいか。

 

 

次回の醍醐寺ひとり満喫プラン(笑)をひそかに練りつつ、境内をあとにしました

 

 

 

 

 


この記事についてブログを書く
« 佐久奈度神社 <滋賀県大津市... | トップ | 伏見稲荷大社1 ※前置き(稲... »
最新の画像もっと見る