島根県その１。
さて、今回の島根旅で最初に目指したのが、
美保関に鎮座する美保神社です。
（ｸﾘｯｸで拡大します）
出雲方面に行こうと思ったら、
まずは名古屋→島根（松江）への移動で半日ほど取られるため、
一日目はあまり動けません。
あれこれ考えた末に、
松江駅からバスの乗り継ぎをして往復3時間ほどかかる美保神社を
初日に持ってくることにしました。
岡山から松江へ向かう特急やくもの車内より。
雲に隠れちゃってますが、位置的にたぶん鳥取の大山（伯耆富士）だとおもう。
名古屋から、のぞみ・やくもと乗り継ぎ、
3時間半ほどで、松江駅到着！
バスの出発時刻まで10分もないんで、初・島根の余韻に浸る間もなく、
バスターミナルへと直行。
この松江駅のﾊﾞｽﾀｰﾐﾅﾙ２番乗り場で、
一畑バスの美保関ﾀｰﾐﾅﾙ行きが来るのを待ちます。
行き先ごとに乗り場が異なるため、
どのバスがどこへ向かうのか、乗り場はどこなのか、
事前に調べておくのがベストだとおもいます。
予定通りに一畑バス到着。
いざ美保関へ。
車窓からの眺め。
大橋川をわたります。
そういえば、せっかく松江に二泊もしたのに松江城へ行かなかったなぁ・・と、
名古屋に戻ってから気付きました。（おそいわ。）
40分ほど経つと、次第に景色もこんな風に。
水のある光景っていいな。
予定より数分遅れて、美保関ﾊﾞｽﾀｰﾐﾅﾙにつきました。
ここで、美保関行きのｺﾐｭﾆﾃｨバスに乗り換えますが、
そのバスが出る万原ﾊﾞｽﾀｰﾐﾅﾙと、到着した美保関ﾊﾞｽﾀｰﾐﾅﾙは同じ所にあるので、
迷うことはありません。
両社の乗り継ぎもスムーズに行くよう時間設定がしてあって安心です。
目指す美保神社は、ここからさらに30分ほど。
走り去っていく風景の一つ一つが、
どれも本当に美しくて、記録に残さずにはいられない。
大きな橋を越え、
しばらく走ると・・
これまた綺麗な美保湾です
何やら注連縄っぽいものが見えたので、必死にシャッターを切った男女岩（夫婦岩）。
これから始まる、島根の旅。
乗り換えや発着がスムーズにいってくれないと、
公共機関＆徒歩の旅は予定が総崩れしてしまうため、
今回も無事に旅程をこなせるよう、美保の神さんに旅の無事を祈願。
14：15、美保神社前のバス停に到着しました～。（バス停は美保関郵便局の前あたり）
ここまで、名古屋から６時間。
ああ、長かった・・。ついたよ。やっと。
照りつける8月の日射しを全身に受けながら、案内板に添って歩きます。
式内社 美保神社
一の鳥居
二の鳥居
社号標
美保神社は、733年編纂の『出雲国風土記』にも記載されている古社で、
事代主神を祀る神社の総本宮です。
境内地からは、4世紀頃の勾玉の破片や6世紀後半頃の土馬などが出土しており、
古墳時代よりも前に当地で祭祀が行われていたとみられています。
廻船御用水（おかげの井戸）
そのむかし、長引く干ばつの末に美保大神に雨乞いをしたところ、
お告げ通りの場所から真水が湧き出したのだそうです。
二の鳥居から一の鳥居をのぞむ。
晴れた空と、宮灘の青がきれいで、ここに立っているだけで清められるかんじ。
何やら目玉がでっかい狛さん。
こちらの吽さんも。
嘉永3年生まれの、170歳近い子です。
くるくるしっぽ。
よその狛さんに比べて、
ぽこぽこ丸いやつがいっぱい付いてて、とても可愛い。
狛さんの見ている景色。
手水舎
明るくて清々しい境内です。
あつい。
あついけど楽しい。
あまりに居心地が良すぎて、一の鳥居からここまでで来るのに20分経ってますが、
普通に歩けば1分かかりませんので。(笑)
その２へつづく・・。
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