水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

カメラ片手にゆるり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

岡山~福岡~愛媛③ 大山祇神社 <愛媛県今治市>

2014-11-23 | ├ 愛媛(ひとり旅)

 

3日目。

前日が念願の志賀海神社だったので、今度はここ。
愛媛県今治市大三島に鎮座する、大山祇神社です。

 

 

ということで、まずは余裕みて8:30には宿を出ました。

何しろ出発点が福岡北部。
ここから、瀬戸内海に浮かぶ大三島までは、どうやっても片道5時間はかかります。

 

 

今回の旅は、各目的地まで毎回それくらい時間かかってるから、
それでも全然かまわないんですけどね。

電車旅、というか公共機関での移動&徒歩が好きですもん。(←完全ペーパードライバー(´-ω-`))
ネットの乗り換え検索サイトなしでは生きていけません。

 

 

さて、9時ごろ西戸崎を出て香椎で乗り換え。
40分弱で博多に到着し、10時にはのぞみに乗って広島県の福山駅へ向かいます。

 


福山城(福山駅ホームから)

ここからしまなみ海道を走る高速バス(しまなみライナー)に乗って目的地へ行くわけですが
ふとネットで情報を見ると、バス乗車には予約が要るとか要らないとか・・
で、新幹線のデッキ部分で中国交通に電話して聞いてみる。

トンネルやら山間部やらでブチブチ切れて会話に苦労するも、
「ターミナルの3番乗り場そばにある売り場で乗車券を買って、バス待ちの列に並べばOK」
という事がわかり、予約不要でひと安心

オンシーズンは補助席も使うほど人気だそうですが、
9月の平日はさすがにバスも空いており、余裕で乗車。

12時近く、福山駅をあとにします。

 

 

橋を渡り、瀬戸内海に浮かぶ島々の美しさを愉しむうちに、
約1時間弱の高速バス移動はあっという間に終了。

大三島インターそばにある、大三島バスストップで降ります。

 

 

13時過ぎ、さらにここから瀬戸内交通バスに乗り換え、
のどかな景色を眺めつつ、ものの10分で大三島西部の大山祇神社に到着です。

 

 

凛とした空気。

志賀海神社が母の包むような優しさなら、大山祇神社は父の厳しい優しさ
といったところかなぁ。

 

 

あ、バス降りたら目の前が神社なので迷うことはありません。

 

 

 

全国の三島神社や山祇神社の総本山。

国指定天然記念物クスノキ群に覆われた境内に鎮座しています。

 

 

 

乎千命御手植の楠。伝承樹齢2600年。
樹の中に何かいらっしゃるかんじ。

 

 

 

 

 

日本の国宝・重文武具甲冑類のうち4割を収蔵しているとのことで、敷地内にある国宝館へも行ってみる。

源義経が壇ノ浦の戦いで着ていた鎧、源頼朝の鎧、弁慶の薙刀、後村上天皇の大太刀などなど・・
そこらへん詳しくない私でも、ちょっと鳥肌ものの展示物がいっぱいでした。

 

 

 

こまさん越しに見る、樹齢3000年という古木。(※枯死)

 

 

 

樹って好きだなぁ。

囲ってある御神木や、神社仏閣の樹木には無闇に触らない。
てか、さわれない。

パワーを得るとかなんとかで、
抱きつかれたり大勢にベタベタ触られたりしたら、樹だっていやだと思うのよー。(´._.`)
根も荒れちゃうし。

昨今のパワスポ巡りブームで、こういった聖域から『何かをもらう』のが
当たり前のようになってる気がするけれど、
神社って本来、感謝しに行くところだと思うので。

 

 

そんなわけで、こちらでもご朱印をいただいて
風にはためく日の丸の清々しさを背中に感じながら、
約1時間の滞在を終え、神社向かいのバス停へ。

14:30ごろのバスに乗って往路と同じルートで福山駅につき、
16:30発ののぞみに乗り換え、18:30ごろ名古屋に到着。

楽しい時間って、ほんとあっという間だな。

 


(おまもり。きらきらゴールド


(大山祇神社 御朱印)

 

 


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