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倉敷民商を支える会

(倉敷民商内)
086-426-1578

あふれる傍聴者----禰屋さん第2回公判

2014-05-30 23:49:05 | 日記
 倉敷民商の事務局員、禰屋(ねや)町子さんが法人税法違反ほう助・税理士法違反だとする2回目の公判が5月30日に岡山地裁であり、百数十人の傍聴者がつめかけて入りきれず、法廷を取り囲むような状況の下で検察の冒頭陳述がおこなわれました。
 禰屋さんは逮捕から130日、腰縄に両手錠という扱い。「ひどい」の声がもれます。
 午後3時に開廷、弁護団から再三の証拠開示請求。検察は、肝心な事実の明示もないまま、倉敷民商自体を悪人であるかのように描く陳述です。

 「倉敷民商は、税制や税務行政に対する批判等の記事を掲載した機関誌を発行して会員に配布したり、計算会を開催して被告人らが確定申告書を作成したり、税制や税務行政に対する反対運動および抗議行動を行うなどしていた」---冒頭陳述から

 裁判官が15分の休憩ののち、検察官に「うながし」という異例の形に。検察官も同意し、一定の証拠が示される方向になりました。

 閉廷後、弁護士会館での報告集会では、弁護団からの「禰屋さんが笑顔を見せた」の報告に続いて、夫の禰屋祐司さん、全国商工団体連合会の加賀茂副会長、奥田伸一郎岡山県商工団体連合会会長からお礼のあいさつ。倉敷民商を支える会は、いっそうの支援を要請し、釈放と公正審理を求める署名運動を呼びかけました。
 
  次回公判は7月10日(木)午前10時です。

 弁護士会館での報告集会=5月30日午後4時
 

講演「弾圧の本質と闘いについて」

2014-05-25 22:37:51 | 日記
 国民救援会倉敷支部は5月25日、倉敷民商事件での3人の事務局員の一日も早い釈放と公正な裁判を求めて講演会を開催し、約70人が参加しました。
 講師は、本藤修国民救援会副会長・事件対策委員会責任者。
 本藤さんは18ページにわたる詳しい資料を配布、「事件の本質は、民商の基本活動に対する弾圧です」と強調、法人税法違反については冤罪(えんざい)であり、税理士法違反は弾圧だとしました。公正な裁判を求める大衆的裁判闘争についてのべ、「法廷傍聴は無言の弁護人。署名は法廷の外からの傍聴者(弁護人)」だとし、支援の重要性を語りました。
 3人の家族からの「無罪です」「一日も早い釈放を」の訴えに、参加者は目頭を押さえていました。