日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

瀬川晶司さん、姥捨て山に挑む?

2005年06月19日 21時29分34秒 | 応援します!この人生!
アマ将棋の強豪、瀬川晶司さんが日本将棋連盟に入会嘆願書を差し出し、許可されて過酷な6番勝負に挑むことはよい事だった。しかし、その受け入れ先が「フリークラス」とは!「フリークラス」は、順位戦(頂点は名人、クラスはA級、B1、B2、C1、C2、とある)を指さない。宣言してフリークラス入りするか、C2クラスで降級点を3度とるとフリークラス送りとなる。フリークラスは、10年在籍か60歳を迎えた年度の終了をもって引退となる。ほとんど10年で引退だ。(順位戦を指す棋士は、自分が指そうとすれば、何歳でも引退はない。)「フリークラス宣言者」は順位戦に復帰できない。では、瀬川晶司さんは、順位戦に(最下位のC2)編入のより過酷な条件とは?
1、「参加棋戦+8」勝、なおかつ勝率6割以上。
2、30局以上の対局で、よいところ取りで、勝率が6割5分以上。
3、年間対局数が「参加棋戦+1」*3以上。
4、全棋士参加の棋戦優勝。タイトル戦挑戦。
なんという過酷な条件なんでしょう?瀬川さん最下位の下のクラスで、10年でお払い箱になりそうな「将棋指し」に挑むんですか?NEC社員でアマチュアのまま、銀河戦優勝や竜王にでもなって、日本将棋連盟が「A級編入をお願いします」というまでがんばる方が、我々は面白くて、溜飲が下がるんですがネ。もっとも今までに、連盟に都合の良いルール変更は度々行われている。
嘆願書を認めて試験を課す以上「C2」に編入するべきだ!真剣師(賭け将棋で生活)、花村元司さんは60年前だったが、たしか5段(C1)編入だった。


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1 コメント

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Unknown (stonelabo)
2005-06-20 11:01:33
トラックバックどうもございます。フリークラス入りは厳しい処置だと私も思います。これが将棋連盟としてのギリギリの妥協線なのでしょうね。

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