春稜庵でお話しましょう

四季の変化を楽しみながら身近に感じた事を伝えます

にっぽん丸乗船記 ー5 (終わりに)

2007-12-30 15:14:57 | にっぽん丸

その他思いつくままに
 
1)展望風呂は船の大きさにしては小さいかな。「パンスターフェリー」「オレンジフェリー」「きそ」などのフェリー船に較べて同じ程度の広さだから客定員数が多いだけに夜はともかく、朝、日の出を見ながらの入浴時は混雑する。17年前の建造で最近の仕様ではないので仕方ないけど。


展望風呂は付帯設備もいいし普通以上に大きいけど。

2)今回のクルーズでの服装。指定がある場合は事前に知らされる。乗船直後のカクテルパーティから終夜までパブリックゾーンではインフォーマル、つまり男性はスーツにネクタイ。それ以外の場所、時間はカジュアルで自由に。むろん翌日も。



デッキではカジュアルな服装。 双眼鏡ですれ違う船を見る。


パーティではインフォーマルな服装で


特別なディナーはインフォーマルで

 

 

 

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にっぽん丸乗船記 ー4 (どんな食事?)

2007-12-28 22:21:55 | にっぽん丸

 にっぽん丸の料理の評判は国内のライバル客船の中でも最上との噂があるが、どうだったか。先ずはディナーのメニューだが少々判読しにくいけど下記のように「フォアグラレタス包み」から始まり「アカザエビ香草焼き」「ローストテンダーロイン」などの主菜からワインにいたるまで美味しく、評判通りである。むろん、テーブルサービス担当のフィリッピンスタッフの動き態度も目立たないけど上々でメニューにふさわしい。
 朝食と昼食のメニューの表紙デザインは前身の大阪商船時代にも使われていたもの。世界一周船の船出の時に「船上から見送りの方にハンカチを振る和装の女性」と「岸壁から蒸気船をテープを持って見送る風景」である。それに当日の日付けと場所も記載されてる丁寧なサービス。


ディナーのメニュー


朝食のメニューの裏表

 



昼食のメニュー裏表

テーブルでは料理の写真は撮ってないのでパンフレットから転載するとこんなイメージです。


これは昼食かな

 

 

 

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にっぽん丸乗船記 ー3 (どんな船内イベントが?)

2007-12-27 10:42:34 | にっぽん丸

 乗船中の案内・連絡事項は下の写真にある様に船内新聞が配布される。内容は各種のパーティ、ビンゴ等の遊び、ショー、ダンスタイム、ディスコタイム、映画、各レッスンなど。一泊でも15種位の行事が時間順序に並んでいる。それとドレスコードがあればその指定時間も。各室内のTVのチャンネル案内も。

 スタッフの大半はフイリッピン人で特に飲食部門に多い。韓国フェリーもそうであったけど日本の各船会社はこの国に相当依存している様子だ。親切、丁寧のサービス対応は真似の出来ない国民性とプロ精神か。埠頭で待機して客の手荷物を船室まで運ぶ、船室設備のトラブルはすぐ対応、レストランやバーの動作も手早くにこやかに笑顔で素晴らしい。それと何より日本語が達者なのはやはり意欲のあらわれ。 

 乗船客の主力はやはり中高年か。中でも女性が多い。それと男女を問わずグループ乗船がかなり目立つ。 


最初の行事は船長主催のカクテルパーティ
といっても船が伊勢湾から伊良湖水道を出るまでは船長は操舵室内に。
で、チーフパーサーをはじめ各部門の責任者の挨拶から。イベント担当部門も
あるんだ。
この大ホールは今夜のソシアルダンス、深夜のディスコなどの会場になる。


同じカクテルパーティ  船のスタッフ紹介

 


同じカクテルパーティでバンドの演奏が始まる。
この場は合席となって初対面の方々と会話と交流の席となる。
スタッフが薦めるカクテル、ワインなどを飲み比べて話題を作る場。
「そのかくてるはアルコール度が強いですか?」「このワインは美味しいですよ!」と。
長い船内生活の場合は大切な出会いの機会になる。


パーティ、ダンスタイム、ホールでの送迎演奏、正規演奏会などで
活躍するフィリッピンバンド。愛嬌を振りまく賑やかなメンバー。


出会い別れの場、船上のスポット写真展示など客室とパブリックの接点になるエントランスホール。


ビンゴゲームが始まる、客席近くにスタッフがいて手際よく指導する。
公平に賞品が次々に手渡される。進行が上手くて飽きない。



短期のクルーズでは利用者は殆どいないけど、アスレチックジム。
この階に屋外プールがあるが、夏季使用しか。一応雨天用のテント張りだが。


8ページの船内新聞の一部、一泊航海でもイベントスケジュールが一杯。

この他の色々なイベントを紹介しなければいけないが写真を撮ってないので報告出来ないのが残念です。
 ダンスタイムやディスコタイムでは若い方々、年配の方々、と一緒になって私も楽しみました。特にパラパラという踊りを午前一時閉店まで興じたのは船の上の夜の別世界だから?。

 


 

 

 

 

 




 

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にっぽん丸乗船記 ー2 (どんな眺めが?)

2007-12-25 21:19:57 | にっぽん丸

 最も期待していたのは太平洋で海上から上がる日の出の瞬間だった。それが実現した。前深夜からこの午前様までダンスに興じていたが、6時頃には目が覚めてカメラを持って甲板まで。水平線上にやや雲がある。日の出は6時50分頃。まだ大王崎の灯台は正規の点滅点灯をしている時刻。場所は大王崎の10㌔m東沖合。感激の一瞬をフイルムカメラの残り一枚に祈りを込めてシャッターを切った。その後すぐに雲の中に消えた。

明るくなってすぐ船は西に向かうと目に入るのは大王崎灯台。続く志摩半島。志摩町、和具漁港。

そこからUターンして伊勢湾口に向かうと視界にはシンボル神島が。
その右手の渥美半島がまるで三つの島の如くに見える

一方左手の鳥羽方向は神島の左に菅島、答志島、石鏡町、相差町、安乗崎灯台。

伊良湖水道近くになると漁船が多くなる。
神島の南沖の漁場だ。早朝漁をして昼過ぎに港へ

ここから伊良湖水道に入る。、北に舵を切って東側から神島に接近通過。
憧れの灯台は中腹にあるな。
島の北側には予想以上に大きな集落、というより結構に大きい街並み。

伊良湖岬の灯台は水面すれすれ、その上方には通過船への指令塔が見える。
右手浜は恋路ヶ浜に続く。建物は伊良湖ホテル。

中部国際空港脇を通過、いよいよ名古屋港へ戻る。

この様に天候と視界に恵まれ風景を堪能する穏やかなクルージングであった。


 


 


 

 

 




 



 


 

 



 

 

 

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にっぽん丸乗船記 ー1 (どんな船?)

2007-12-24 11:59:00 | にっぽん丸

 一泊だけの豪華客船を体験した。にっぽん丸は年に一回程度は100日間の世界一周、それ以外は東南アジアと日本近海で航海をしている。 名古屋港を夕刻に出て伊良湖水道から外洋へ。志摩半島を西に進んで和具の沖合からUターンして戻る20時間程のクルーズをする。184室530名の定員はほぼ一杯の模様。

 見所の景観は中部空港、知多半島先端の島々、伊良湖岬、神島、大王崎など。それと外洋で観る日の出。各地の灯台の点滅。すれ違う大きな船、小さな漁船。
 船内の各種の催し物行事。スタッフの丁寧なサービスと食事。図書室、売店、展望風呂などの設備。やはり一泊だけでは名残惜しいクルーズとなる。
 


ガーデン埠頭から乗船する  船尾から全長170mを見る


三階客室フロアーのエレベータホール (三基稼動)


客室廊下 右側が客室 どの部屋も角窓付きである 


殆どがこの様な標準客室で160室  手前にクローゼットとシャワートイレ
右手が二段ベットになって三名定員 未使用時は写真の様に格納  (パンフレットより)


最上階のデッキ 冬季は人気がないが最高の展望スポット (パンフレットより)


その最上階デッキからの展望 左が神島、右が渥美半島 伊良湖岬から稜線が続く

 

 

 

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