くまわん雑記

時々問い合わせがありますが、「くまわん」というのは、ある地方の方言です。意味はヒミツです。知る人ぞ知るということで。

千恵蔵の「赤穂浪士」

2010年07月19日 | Weblog
私にとって千恵蔵といえば、「大岡越前」での父親忠高役。

「御大」時代の千恵蔵を見たのは、しばらく後のことである。1970年代や80年代のはじめ頃は、日曜日の午後に、昭和30年代の時代劇映画をよくやっていたものである。

さて、「赤穂浪士」。

東映オールスターとのことだが、今時このようなぜいたくな時代劇はできまい。そもそも、今では役者がそろわない。役者の数は揃うが、時代劇に耐える役者がいない。歌舞伎役者のめぼしいところを幾らか出したところで、手ゴマが足りない。キムタクなど出したら、ぶち壊し、それこそ時代劇の「一分」も立たぬというものだ。

千恵蔵の大石。見事。今時これに伍するは貫禄は、播磨屋か、あとはせいぜい北大路欣也くらいなものではないか。かつて先代錦之助も大石を演じているが、いかんせん、あの声である。どうも城代家老の風格に賭けた。あの人の最大の欠点は、やはり、あの声だった。女形でもやっていれば良かったのだろうが。

しかし、立派過ぎる大石である。それを言ったら播磨屋の大石もそうだし、父親の先代幸四郎もそうだ。立派過ぎる。

もしかしたら、大石という人物は立派過ぎに描かれても良いのかもしれない。

千坂兵部の右太衛門が大石をやってもこれまた立派過ぎるが、いずれも、これでよいということか。

「龍馬伝」含め最近の軽ーい時代劇に比べて、多時代な演技や演出は今時受けないのかもしれない。

が、私は好きだなー、こういうの。

他の出演は、橋三の浅野、月形の吉良、大友の堀田。

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食べるラー油

2010年07月19日 | Weblog
今のところ2種類しか食べていないのだが、自分はパス。

辛いものは好きであるし、自分でいうのもなんだが辛いのには強い。本場四川の真っ赤な火鍋も大丈夫だった。

ちなみに、中国の本場でも四川以外では、四川料理といっても
、本場とは似ても似つかぬものであったり、辛みを抑えたものが結構あるので要注意だ。日本では? 言わずもがな。四川料理を銘打った料理屋でも、こりゃあんた・・・っていうものが多い。そもそも日本のタンタン麺って、あれは日本料理ですよ。


それはさておき、辛いからダメだからではなく、あの味がダメなのだ。子どもの頃から
化学調味料独特の味わいが苦手で、味の素はダメ。食べるラー油も、同じいやーな味を
感じてしまうのだ。我慢してご飯にかけて食べていたら、気持ち悪くなってしまった。

味もさることながら、あれは食べ過ぎたら体に悪い。

インド人に糖尿が多いのはなぜかって考えてみるとよくわかる。スパイスと油を練ったものばかり食べていたら糖尿にならんはずがない。ましてや糖尿になりやすい日本人のこと。ラー油をご飯になどという食生活が日常化したら、どうなることやら。

食べるラー油、今のところ私にとって今年のガッカリグルメの第一。
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