三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

佐藤松子流松博会 40周年記念演奏会

2016年05月19日 00時59分29秒 | 民謡・尺八・笛

5月15日(日曜日)に高岡文化ホールで開催された、二代目佐藤松博追悼・佐藤松子流松博会40周年記念公演は、お陰様で盛況のうちに無事に終了しました。
Facebookでは簡単に画像をアップしてありますので、見られた方も多いかと思いますが、詳しくブログで報告します。

この演奏会に向けて最初の会議があったのが昨年の6月のこと。
ちょうどその頃、私は在籍していた松博会門下の博義会から独立して、博昭会を立ち上げたばかりだったので、会主は会議に出なくてはいけないということで、出席しました。

平成28年に、二代目佐藤松博先生の追悼演奏会をやらなくては、ということで話が始まったのですが、参考資料として持ってきた30周年のプログラムを見ていると、どうも平成28年が40周年になるということがわかり、二代目佐藤松博追悼と40周年記念を合わせた演奏会ということになりました。
私は松博会40年のうちの1/5位の期間しか在籍していないので知る由もありませんでしたが、古くからの諸先輩達も40年という節目のことは全く忘れ去っていたようです。

前回はプログラム、チラシ等の印刷物の代金が、印刷屋さんに丸投げした結果とんでもない金額だったということを聞いて、ネット印刷を使って安く済ます方法がありますよ、と要らぬ事を口走ったために、プログラムなどの印刷物関係は私の仕事になってしまいました。
口は災いの元というか、言い出しっぺが結局貧乏くじを引く羽目になっているようで・・・

昔からの友人がデザイン事務所をやっているので、デザイン、レイアウトは彼にお任せしました。
ポスター、チラシ、プログラム表紙ののデザインは、30周年のプログラムのデザインを踏襲して、すっきりした格調高いデザインになったと思います。

50数ページのプログラムを自分の考えで組み立てていくのは大変でしたが、結構楽しく作業をすることができました。
レイアウトはデザイナーの彼にお任せで、私はせっせせっせと各ページごとにテキストデータを打ち込んで彼にメールで送るという作業が続きました。


さて、あっという間に1年の年月が流れ、5月15日演奏会当日になりました。
前日のリハーサルの疲れが残る中、私はいつもの如く出ずっぱり。
実は私の尺八の師匠が出演するというので、かなり楽ができるだろうと思っていたのですが、プログラムも出来た後になって「俺は出ない」と申すもので、結局私が全部吹かなくてはならなくなってしまったのでした。
去年は最後の晴れ舞台だと言ってやる気満々だったのですが、どうも体力も落ちて弱気になってしまったようです。
師匠は一旦言い出すと絶対に人の言うことを聞かないのです・・・


全44曲中・・・
笛・尺八が37曲
三味線が3曲
お囃子が1曲
お休みは3曲
でした。

ということで、大忙しの演奏会の模様です。
私のスマホを託して、たくさん撮ってくれたのりちゃん。
メールで画像を送ってくれた、俊ちゃん、大島さん。
ありがとうございました。













オープニングです。



博昭会の「尾鷲節」、三味線は私の生徒さん達です。







miyuの「本荘追分」、囃子は西田美和先生。



mihoちゃんの「南部じょんから」



亀ヶ谷先生の「秋田おばこ」



久保先生の「なき荷方節・宝船」







全員で「荒城の月」





京極加津恵先生の「津軽あいや節」の伴奏をしました。



村松喜久則先生の「関の鯛釣り唄」









北陸琴民謡学院の「琉球民謡による組曲」



会主の唄で「斉太郎節」



フィナーレ



私の会のきれいどころです。



おまけ

1年がかりの準備で、何とか無事に大きなミスも無く演奏会が終了しました。
後は写真とかDVDの後始末がもう少し仕事として残っていますが、何とか肩の荷が下りました。

かといってあまりゆっくりも出来なくて、次に向かって楽譜もたくさん書かなくてはならないし、相変わらずの日々が当分の間続きそうです。
コメント (2)
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