Canada War Meusium カナダ戦争博物館(2)

※写真

カナダの博物館で、比較的よく感じるのは、追体験できるような展示が多いと思う。
今回の場合、例えば、
・塹壕(trenc)の展示の一環で、塹壕中を歩くような模型＋音響
・ノルマンディ上陸作戦の展示の中に、上陸用舟艇の中から、前方のスクリーンに同じ視点で撮影された映像を流す＋音響(首をすくめる映像に合わせて、弾丸が船体に当たる音とか)
・イタリアでの市街戦で、壁に隠れて向こうを伺う兵士を表現した、実物大模型

その他、当時の映像を流していたり、戦闘以外の戦争の側面も展示してあったりした。

戦後の歴史のところは、ざっとしか見られなかったけど、とても複雑な状況にいることを感じた。

ちなみに、アフガニスタンの特別展もやっていて、ここでも、栄養、教育等のことにも触れていた。
軍人さんらしき10名くらいの方々もおられて、その人が写真の中の兵士を指さして話をしていたので、聞いてみたら知っている人だという。
僕らと随分、距離が違うものだ。

ただ、僕がいつも感じるのは、カナダはアメリカとは違う国、違う考え方を持った国で、自国の利益のみ(というと言い過ぎかもしれないけど)で行動するのではない印象を受ける。もちろん、自国の安全や、かつては英国王室の安全も重視していたけど。