無煙喫煙冶具に関するブログです。

愛用のフィルター付紙巻煙草を使い、喫煙が憚れる所・場所でも、ニコチンが摂取出来る治具の開発に関する話です。

無煙喫煙具の開発(電子タバコの分解)=eStickの分解 その2

2014-11-02 10:47:13 | 日記
前回に引き続き eStickの分解を続けます。今回は、電源部の分解です。電源部の外管を、回転歯を使い軸方向に外管の厚み分を切断することにより、下記写真のように分解できました。

「リチウムイオン充電池」は、一般的なリチウムイオン充電池で、650mAhの充電容量があると説明書には書いてあります。
「外管」は、SUS製で、14mmφ、厚み0.2mm の寸法です。
「-電極」これもSUS製で、(黒い筒状のスポンジのようなものは、リチウムイオン充電池を動かないようにしている)充電池のー電極に配線がされています。「外管」「電源口金部分」が、-電極として使われています。
「電源口金部分」をさらに分解した物を下記に示します。

「口金」は、SUS製で、-電極になっており、ボタンSW、プリント基板、樹脂ケースをおさめる容器にもなっています。
「SWボタン」は、透明な樹脂製で、プリント基板上に実装されている二つのチップLEDが、点灯した時に、透明な樹脂製のボタンが青色に見えるようになっています。
「プリント基板」は、「樹脂ケース」の棚に嵌め込まれ固定されます。このプリント基板は、両面スルホール基板で、下記写真に示すように、SW,チップLEDx2、チップ抵抗x5、出力Tr、マイコンが、実装されています。

この回路は、入力電圧(リチウムイオン充電池の出力電圧;充電直後は、4.2V位ありますが、使用中に徐々に電圧が低下して行きます。2.7V位まで低下すると、使用を中止しないと、さらに出力電圧が低下して、再充電をしても、充電できないという事態になります。そこで、リチウムイオン充電池を使う場合は、必ず出力電圧をチェックして、2.7V以下になったら使用を中止するという事が必須です。あるいは、コントロール回路付きリチウムイオン充電池を使います。)を測定して、使用を中止するとか、ヒーターに印加する電力をコントロールするとか、しているものと推定されます。