またもや悲しいことが

老老介護による悲惨な事件が立て続けに起きています。
またもや悲しい事件が発生しました。
68歳の妻が70歳の夫から蹴られたり殴られたりして死亡しました。
逮捕された夫は5年ほど前から認知症を患い、最近は症状が悪化し
ていたということです。

介護疲れによる将来を悲観しての殺人とは逆の介護されてる方が
暴力をふるい死亡させたケースになります。
妻は夫の回復を願い懸命に支えて来たはずです。
殴られて亡くなった奥さんを思うと言葉になりません。

一般的に認知症というと記憶障害のことを思いがちですが、人に
よって出る症状はそれぞれで、徘徊、物盗まれ妄想、暴力暴言など
様々のようです。今回の事件は認知症による暴行が生んだ悲劇です。

奥さんは夫を恨むより、そうさせた認知症という病気を憎んでいる
ような気がします。


老老介護の辛さを一人で抱え込まないでください。
問題があればＳＯＳを出してください。
けっして恥じることではありません。
公的支援所に相談、周りに助けを求めてください。

好かれるお年寄りに

gooブログから私の1年前の記事が配信されてきました。
題は『好かれるジジイに』で、毒蝮三太夫さんが語った
「好かれるジジイになるための三カ条」でした。

毒蝮三太夫さんは現在79歳でありますが、今もラジオ、テレビ、
大学の客員教授として活躍されています。ラジオ番組でお年寄りに
「ジジイ、ババア」と毒舌を吐いても人気があります。

あらためて、紹介します。
一つ目は、愚痴をこぼさないこと。
二つ目は、自分でできることは自分でやる。
三つ目は、必要以上に女性にベタベタしないこと。

愚痴を聞かされると、正直うんざりして気分がいいものではありません。
人によってはストレスをため込むことにもなります。

自分のことは自分でやる、これはあたりまえのことですが、やって
いない人、やらない人がいます。

女性が嫌がっているのに親切だと思い込み、やたらと口出す人がいます。


これは、「好かれるババアになるための三カ条」でもありますね。

お年寄りは淡々と謙虚で他人に配慮し、楽しく暮らして生きたいものです。

穏やかな笑顔に魅了されます

私の住むマンションに品のいい高齢の御夫婦が居住されています。
80歳ぐらいでしょうか、お二人とも礼儀正しく、言葉数は多くはあり
ませんが、自然体でとても感じが良いのです。
顔を合わせた時に挨拶を交わす程度ですが、お会いするたびに
魅了されてしまいます。
奥さんは3年ほど前からでしょうか、病気になられたようで今は
車椅子に乗る生活をされています。不自由な生活だと察しますが
ニコニコした笑顔は以前と全く変わりません。
車椅子を押すのはいつも旦那さんであり、マイカーも運転され
車椅子から奥さんを労わるように車内に乗せ、病院へ送迎されて
います。週に何回かはデイサービスを利用し旦那さんの負担を
軽くされているとも聞きます。まさに理想の形です。
双方とも高齢と病で不自由な生活だと思いますが、いつもの穏や
かな笑顔に接すると私はほっとし温かい気持ちになります。
私はこの御夫婦のようになりたいと思いますが、まだまだ人生経験
が足りなく無理みたいです。

悲しくてやりきれません

83歳の男性が介護疲れから妻を殺害して逮捕され、その後死亡したと
いうニュースを耳にし、なんとも悲しくてやりきれません。男性の首にも
切り傷があり無理心中を図ったようです。殺害された妻は2～3年ぐらい
前から認知症になり、容疑者の夫が一人で介護していたそうです。
買い物も２人でいつも連れ添って歩くような仲のよい夫婦だったと近所
の人たちは話しているようです。
この男性が妻を殺めようとした時の胸中を考えると私は胸がしめつけら
れるようです。何も殺害しなくてもと言う人もいるかと思いますが、私は
男性を責めることができません。
きっとこの男性は長く寄り添って生きて来た妻が壊れていくのが辛かった
のでしょう。
「おまえ許してくれ、許してくれ！」と泣き叫びながら殺めたのではない
かと私は推察しています。
今回の事件は、まさに老老介護の現実を見せつけられたようでとても
悲しいです。

スマホ持つなら人を思う心も持ちましょう

道路や駅の構内で歩きながらスマホを操作する人が後を絶たない。
通行の妨げになり困ったものである。そして突然立ち止まったり
するものだから、ぶつかりそうになり迷惑この上ない。

なぜそんなにしてまでスマホを使わないといけないのか私には理解
出来ない。人が多くいるところでは他人の動きに合わせるなど周囲
の状況に配慮した行動が求められるはずである。ひとつ間違えれば
事故、トラブルの元になりかねない。
どうしてもスマホを使う必要がある時は、人のじゃまにならない場所
で操作すべきです。
スマホ持つなら人を思う心のマナーも持ちましょう。