それを伴侶が激写した。
新年に入ってからできるだけ朝も散歩に行ってあげるようにしている。
何故なら人間よりも早く足腰が衰えてしまうのに、そんなささやかな楽しみまで叶えてあげないようでは可哀相すぎるからだ。
けれど、この無言のプレッシャー…。
出かけるまでに、晩ごはんの用意だとか、掃除、洗濯だとか、食器洗いだとか、短時間でできる限りのことをしたいと思う私からすると一見健気に見えるこの「まだですか？」ポーズはかなり焦る。
ところで、雨の日は散歩に行けない。（行きたくない）
どうするかというと、まるで「今日…だめっすよね…」とでも言っているかのようなションボリ具合でさくらちゃんが寄ってくる。
そして私が「ごめんね」と言うと、まるで魂でも抜かれたかのようにボヘーっと過ごすのだ。
一日二回の散歩やお風呂など、できるだけコミニュケーションをたくさん取って、幸せだと思える毎日でいてほしいものである。
