台風一家

キモっ!! 集合体恐怖症…!?

蒸し蒸しが止まらない!
これぞ日本の夏、この湿気とまとわりつくような風、とうとうやってきたか…。
一年で一番熱い季節ももう目前。
多肉植物を育てる身としては一年で一番気合が入る季節と言っても過言ではない。
いきなり腐ってるんじゃないの?とびくびくしながらの毎日の多肉パトロールは欠かせないが、それでも綺麗な姿をキープしてくれている子たちには愛情もひとしおである。

連日の雨で湿ったままの土の上、一生懸命葉を広げる北側の多肉植物たち。
葉ざしで増えたものたちがほとんどだが、この暑さと湿気に負けじと葉を昼げる様子は愛おしさ抜群である。

そんなとき、南側のベランダでホヤカーリーの鉢にキノコが生えているのを発見してしまった。
鹿沼土から生えてくるのを見かけることが多く、湿気が続いた日に朝いきなりにょきっと生えて夕方にはしぼんでしまう。
ホヤカーリーの根元に茶色いものがあるので不思議に思って抜いてみると…。

キノコ?だろうな。
いつもは「傘」の形をしたひょろひょろしたものが数個はえるのだが、これはまたおかしな形だなぁ…。
ととりあえず見つけたキノコは抜いて庭に捨てた。
そして、翌日さらに見回りをしていると、ちょっと驚きの光景が。

こちらがホヤカーリー。
根元にキノコが…ん?

ナニコレ!!
気持ち悪いんですけど!?

ううう…量も多いが、キノコ自体のビジュアルもなかなか…。
集合体恐怖症と言うのがあるらしい。
スライスチーズやハチの巣など、沢山の穴が集まった状態に恐怖を感じる症状と言うことなのだが、穴ではないにしても、これは気持ち悪い…。

さらに翌日、恐る恐る様子を見てみると…。

進化しとる!!

そりゃそうか、キノコだものね、成長するわね…。
この存在感、鉢の主であるホヤカーリーを凌駕しているではないか。
コケリウムなどで見るキノコは何とも神秘的で「美しい」と思うのに集まったとたんこの扱い…。
我ながらひどいとは思うがとうとう枯れてしまうまで触ることも、もちろん抜くことも出来なかった。
あっという間にしぼんで枯れたキノコは片付ける必要もないほど小さくしぼみ、跡形もなく消えてしまったのだ。
やっぱり土に元々入っていたキノコの菌などが湿気で環境が整いいきなり生え始めるのだろうが、ちょっと心臓に悪いからやめてほしい…。
別に集合体恐怖症と言うわけではないが、やはりちょっとぞくっとしてしまう光景なのであった。
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