台風一家

京都といえば生八橋 手作り体験に参加!

ディズニーのお友達HOちゃん一家と京都に遊びに行ってきた。
この日の待ち合わせは京都市上京区にある神社「北野天満宮」である。

丁度、毎月25日に開かれる縁日の日で様々なお店が軒を連ねていた。
気温は約6度で、分厚い上着でも寒さを感じる程である。
さすが京都。

ご利益のありそうな牛を、子供たち寄ってたかって撫でる撫でる。
学問のご利益…といっても、いっくんはピンと来ていないような…。

おみくじは、お金を入れて番号を引き当て、その番号の札を受付で貰う、と言うシステムであるが、おみくじ棒の入った筒の重いこと。
子供にはキツそう。

こいちゃんは「吉」、HOちゃんといっくんは「大吉」。
いっくんの大吉をうらやみ、一気に不機嫌になるこいちゃんに「吉なら今から上がる一方だよ!?良かったじゃん!」と必死の説得。
なんでここまで対抗意識が強いんだか…。

お参りが終わったら、気になる屋台をウロウロ。
いっくんはキーホルダーやら、中古の玩具やら、屋台に並ぶさまざまな玩具を見つけては「買ってー!!」と足を止める。
こいちゃんは美味しそうな色の付いた飴等を見つけては「これは!?」「こっちは!?」と財布を持ってキョロキョロし通しである。
子供たちのドライフルーツや、私のミニチュアに使えそうな雑品などを購入。

次に向かったのは、生八橋の工場見学。
「おたべ道場」(京都市南区国道十条)では、見学に加えて実際に作らせてくれる参加型なのが子供向きである。

手を洗い消毒をして、必要な材料をボウルに入れていく。

HOちゃんと協力しながら、材料を混ぜていく。
出来るだけ大人は手を出さずに、二人の作業を見守るのだ。

いっくんは伴侶に手伝ってもらいながら別テーブルで。
材料をしっかり混ぜたら、蒸し器にかける容器に流しいれていく。

ボウルが重いため、伴侶と一緒に作業をこなす。

こいちゃんはHOちゃんと頭を使いながら液を流し込んでいく。
こんな作業の一つ一つが楽しそう。

さて、蒸し器にかけた生地が蒸しあがるまでの間は、工場見学に向かい「ニッキ」や「水」、「米」についての説明を受ける。
お姉さんが「ニッキ」のビンの匂いを嗅がせてくれると、「シナモンの匂いがする!」とこいちゃんも興味津々である。

説明を受けながらさらにおくに進むと、ビックリする広い工場があった。

何種類もの生八橋が、機械によって面白いように出来上がっていく。
生地を切るのも、餡を入れるのも、たたむのも機械の作業なのだ。

案内のお姉さんが工場内にいる係りの人に見えるように「40」(この日の人数であろう)と書かれた札を振ると、しばらくして小さな小窓から次々に出来たてのショコラ八橋が渡されてきた。
子供に大うけの味「ショコラ」で、しかもできたてと来れば、喜ばないわけがない。
尻尾があったら千切れんばかりに振っているだろう、と思うほど子供たちは興奮しつつ、八橋にかぶりついた。

試食が終わって調理室に戻ると、出来上がった生地を配ってもらえる。

あっつい生地は、砂糖を加えてすぐに練る。

手袋に引っ付くし、熱いしで、子供たちも必死である。
この工程は、ちょっと大人なしでは難しいかもしれない…。
生地は3つにわけてお団子状に丸めニッキを混ぜる。

板の上にたっぷりきな粉を散らして、くっつかないようにしてから生地を伸ばしていくのだが、結構力をかけないと、弾力のある生地は上手に伸びてくれない。

体重をかけながら生地を平らにしたら、四角にカット。
カットしたときに出た切れ端をつまみ食いしながら作業するのが楽しい。
3種類の中から好きな餡を選んで(ゴマ・桜・小豆)中央に乗せ、三角になるようにたたんだら出来上がりである。

それっぽいものが出来上がって思わずニンマリである。

基本の作り方をマスターしたら、後はアレンジ自由に作ってOK。
こいちゃんは生地に抹茶を混ぜ、緑色の八橋を作成。

薄味大好きないっくんは、苦い抹茶は勿論、ニッキすら混ぜずに、生地にきな粉をつけただけの物で「粘土遊び」。
中に餡子も入れずにひたすら米の味を楽しむ。
作ったのは大好きな漫画「ペンギンの問題」に出てくる「ベッカム」と言うペンギンらしい。

ほぼ作り終わった頃、抹茶を煎れていただける。
茶せんで点てる様子に、子供たちも早く自分でやりたくてウズウズしている。

思うように泡がたたず苦戦する子供たち。
いっくんなどは沢山こぼしてしまった…。

こいちゃんは「ちょっと苦い」と言いつつも八橋と一緒に喜んで抹茶を飲んだ。

出来上がった八橋はたっぷり餡も入って、結構なボリュームである。
普通に作った八橋のほかに、生地を型抜きで抜いたりと、こいちゃん、大満足である。

抹茶の苦さに、いっくんはこの顔である。
苦いのだからやめておけばいいのに、茶せんを使いたくて何度もお抹茶にチャレンジするいっくん。
こぼしながら、顔をゆがめながら、何度もお代わりをしていたのだから、へんな話である。

たっぷり楽しんでおたべ体験終了。

終わって外に出てみると、何やらみこしが太鼓の音をたてながらゆったりと進んでいた。
京都はいいなぁ…。

次に向かったのは「錦市場」。
狭い通りの両側に様々な商品を扱う商店が軒を連ねており、京都の旬の食材や京野菜、京漬物などが手に入り、試食できる店舗が沢山あるのだ。
そのままお店で食べて帰ることもできる気軽さが良い。

まずこいちゃんが目をつけたのはホタテ貝柱。
何しろ大きい、そして美味しい!

その後も、彼女の買い食いはとまらない。
練り物、モツ煮などなど、次から次に目にとまる美味しそうな物を買っては食べる。

いっくんはと言うと、味噌味のおにぎりを2個食べて、それ以外の食品には見向きもせず、玩具を探してきょろきょろするばかり。
市場に玩具があるわけないのに…。
そんないっくんも、食べるの大好きこいちゃんも満足する「ブロックラムネ」なるものを購入し、何とか落ち着いた様子。

ある程度お腹がいっぱいになったところで、次に向かったのは金閣寺。
「お城」で、しかも「中に入れる」と思っていた二人は、それが「寺」で「中に入れない」と知ってがっくり。
こいちゃんががっかりした様子だったので、金閣寺がいかに古い建物か、等と話しながら歩いたが、HOちゃんすらも「こんなに歩いたのに…」と疲れが一気にでた様子である。
いっくんも「ねぇ、レキシはどこなの!?」と何やら不可解な物を探し回っていた。(結局何を探していたのかいまだに不明)

翌日は仕事だったこともあり、早めにHOちゃん一家と分かれて帰宅する事になった。
車中では私といっくんがぐったりと眠ってしまった。
沢山歩いて本当にクタクタになった。

帰宅したいっくんがイヤにサッパリ目を覚ましたのはもしかしたら「ブロックラムネ」のせいかもしれない。
晩御飯を食べた後、二人は楽しそうにブロックラムネで遊んだ。

大人も子供も楽しめる工場見学体験は、本当にオススメである。
また、いろんな工場見学を見つけて行ってみたいものである。

コメント一覧

台風一家
いまだにレキシは不明です~
彼は独自の世界感を持っているようです(笑)
ほんと、体験はオススメですよ~。
大人も子供も楽しめるのがいいですね!
錦市場は本当に美味しかったです…!!
☆ユメ☆
お久しぶりです!
おたべ、工場見学はテレビで観たことあったのですが、体験もできるんですねぇ~♪うちも大きくなったらさせてあげたいなぁ~☆

それにしても、いっくんの「レキシはどこ?!」というのは爆笑しちゃいましたよ~
もしかしたら、彼なりの歴史を探していたのかもしれませんね。ふふふ。
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