伴侶がさくらちゃんのご飯を買ってくれた。
重い荷物を抱えて玄関まで運んでくれる宅急便のおじさんには噛みつかんばかりに吠えつく癖に、箱を開けると興味津々で匂いを嗅ぐ・・・
中には段ボールいっぱいのさくらちゃんのご飯。
鼻がそんなによくない(!?)さくらちゃんでも何だかそのような匂いがするのか、しばらく匂いを嗅ぎ続けた。
これをジップロックで小分けにして鮮度が落ちないように保管して食べさせてゆく。
伴侶はとってもさくらちゃんのご飯の面倒をよく見てくれる。
ドッグフードばかりだと「可哀想」と言って、私達が魚を食べる時には、そのアラを茹でてさくらちゃんのドッグフードに混ぜてあげたり、お肉の時なども茹で汁や野菜を取っておいてくれたり・・・
塩分や糖分が人間と同じでは良くない事も理解してくれた上で、色々とさくらちゃんに与えようとする。
自分が食べる事が大好きな伴侶は、犬の気持ちにまで感情移入してしまうらしい。
おかげでさくらちゃんは時々違う食事を貰って、少しずつ世界を広げることが出来ているのだった。