持続する夢

つれづれにふと気づいたことなど書き留めてみようかと
・観劇生活はえきさいてぃんぐに・日常生活はゆるゆると

恋におちたら #8

2005-06-10 22:58:53 | テレビドラマ
フジテレビ 『恋におちたら~僕の成功の秘密~』 ヒルズの新社長
演出:鈴木雅之


うわ、週(周)回遅れ。でも書く。だって、たった今見たばかりだし(笑)。
「最近顔変わったと思いません?」と言われる島男。ほんとに別人というほど変わっているのがすごい。それに答えて「一生懸命なだけだろ?」と神谷を演じる谷原章介氏。いつも思うが。良い声だよなぁ、この方。どんな台詞でも、ほんわかできるもの。だけど。こんなに人って唐突に変わるかな。島男の過去を思い出すと違和感がありすぎる。ま、多分もう一度叩き落として、いいひとに戻すには。落差は大きいほどドラマティックということか。

自分の力だけでなく、フロンティアの看板で仕事をしていると指摘されて。現状認識が違うという島男の反論は。かけらも、説得力がない。高柳がなにも無いところから、出る杭として叩かれながら築いたフロンティア。ハイリスクなものに投入できる、潤沢な資金は彼のものだ。認められた土台の上の勝負に勝ったからといって、それが優れている証明にはなりはしない。能力があっても必要ないと切り捨てるのは、高柳の自負があってこそ。

不倫相手によりを戻そうと言われて複雑な面持ちのまり子に。「風向きがいいほうに変わっている」と言える龍太はいじらしいなぁ。谷崎部長をふっ飛ばしておいて(漫画みたいな吹っ飛び方だったな←褒め言葉)。「(前略)まり子を不幸にするやつは俺が許さねぇぞ。二度とこのへん歩くな。今度このへん歩いてんのみつけたら三枚におろすぞ馬鹿野郎っ」
がっつりと啖呵が切れる役者は大好物。長台詞を見事に言い切ってしまえる山本耕史氏には。しょっちゅう惚れ直す。ココまで観てきて良かった。録画してまで見てよかった(涙←泣かんでも・・・)。不倫相手をなぐる小道具に使われた鰹。つい手が、でなく出てしまった鰹。まり子に感謝されて大写しになる鰹。絶対に売り物にならなくなったこの鰹。きっと二人の晩御飯っ。ぷぷ。本編より楽しくねぇ?
    <特記事項>
  • クビ宣告後、すぐに買収の対策を講じる高柳。「俺ならそうするから」がいかにも
  • 「彼は何度それを実現してきた?」 やはり、いざというときの和久井嬢
  • そういえば、高柳社長のファッション。クールビズのお手本じゃない?
  • 世の中、金で買えないものはなかった。でもな島男、それは他人の金だ

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