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機動戦士ガンダム00オフィシャルファイルセカンドシーズンvol.6感想

2009-05-23 | Weblog
※後で足すかも

セカンドシーズン最終巻。
表紙はリボンズとリボーンズガンダム。原画は有澤寛さん。
水島監督と黒田さんによる劇場版新情報も一部公開。
初公開の設定多数。これはお買い得。

P2-3の見開き描きおろしは「希望のある未来に向かって」と題した
刹那とマリナのツーショット。原画は松川哲也さん。
P4からは「00」story analyze Core of GUNDAM00 SECOND SEASON
それぞれに水島監督と黒田さんのコメントつき。
以下、気になったところだけ。

P4-7は「ソレスタルビーイング」
・イオリアは善人でも悪人でもない。
・監視者は計画の全貌は知らない。その時代の社会にとって
重要な人物で計画に賛同する人たちの中から無作為に集めた。
中には代々監視者を引き継いでいる一族なんかもいる。
・GNドライヴは5基すべてが無事な訳ではない。 
※水島監督によれば「5基無事で残っている」という以前のインタは
撤回されるとのこと。劇場版をお楽しみに、だそうです。
・GNドライヴはイオリアの机上の空論。設計思想のみ。
後の科学者が木星の環境でなくては駄目だと解明して
木星でGNドライヴを製造することになった。
・トランザムバーストは本来のダブルオーライザーにおけるトランザム。
理論上はありえないがイノベイターになった刹那が可能にした。
・ヴェーダもイオリアが生きていた時には基礎理論だけ。
量子コンピューター・イノベイター・GNドライヴは机上の空論だった(笑)

P8-11は「敵陣営」
・脳量子波のレベル(AとかBとか)はイノベイドが勝手に設定した。
イノベイドは自分達をAレベルと思い込んでいるけど実はB。
Aレベルの脳量子波を使えるのは刹那。ピーリスの脳量子波は
イノベイドより低いレベル。そしてルイスは更に低い。
・ピーリスのレベルでできるのは脳量子波を感知すること。
感知できるということは物事にすばやく対応できるということ。
超兵用の機体はその速度に対応するように作られたもの。
そして感知は出来るが発信は出来ない。
・超兵の人たちに頭痛がするのは同極の磁石のように
同じ脳量子波を使って反発するから。
・リボンズはイノベイドが体内で作り出す脳量子波の覚醒を促す物質と
同じものを取り出してルイスに与えていた。
・GNドライヴやGN粒子は脳量子波レベルの拡張を促すという根本設定がある。

・イノベイドは創られた年代でチューニングが違う。
リボンズタイプはかなり早い段階で創りだされているので
その後のタイプとは違った因子を与えられている。
後から生まれたイノベイドはある程度性格が調整されている。
・イノベイドを創ったCBやヴェーダの一番のミスはイノベイドに
戦闘タイプを創ったこと。「俺の方が人間より強い」という
単純な意識が芽生えて根源的な矛盾に一番最初に気づいたのがリボンズ。
・リボンズはリジェネたちに「僕が創った」と言っているが、本当に
創ったというわけではなくてリボンズから得られたデータが彼らにも
流れているというだけ。

P12-13は「戦争に巻き込まれた人々」
・マリナの歌はマリナが作ったことは世間には知られていない。
口伝えで広がった歌。
・カタロンが連邦議会に参加していたのは連邦の融和政策の一つ。
武装放棄を条件に政党として議会に迎え入れている。

P14-15は「イノベイド」
・リボンズは一番最初に創られたというイノベイド。
・リボンズはアレハンドロを通じて監視者を全員抹殺した。
・刹那がリボンズに勝てたのは刹那のほうがリボンズより戦闘経験が
多かったから。リボンズは初期に創られた分、純粋で自分を進化させる
素質を持ち合わせていたが前線からはずっと退いていた。
・リボンズはもともとOガンダムのマイスターだったが、マイスターは
計画の中で滅ぶことを知った。そのせいでリボンズはマイスターを
降りたいと考えた。「俺は最後までイオリア計画を見たい!」と。
リボンズは死にたくなかった。それを最後まで自分で理解出来なかったのが
計画の破綻につながった。
・リジェネは子供。最初から頂点を目指していたわけではない。
あらかじめ(イノベイドに)インプットされている「イオリアの計画に准ずる」
という部分は無意識に守っている。なのでティエリアに協力した。
・「全員エゴの塊」というのが「00」です(笑)

P16-17はガンダムの開発系譜。
P18-19は敵戦力MSの系譜。


P20-22は水島監督×黒田さんのインタ。
・自分の脚本家人生の中でシリーズを通してたぶん一番"稿を重ねた"
作品だと思う。最低でも1話につき6~7稿まで書き直した。
無間地獄のような気分だった(笑)
途中からは「8回書き直せば完成するんだ!と」開き直った(黒田さん)
・何度も「ライター増やさない?」と提案したがその都度黒田君は
問題をクリアした。ひとりで書ききることを初志貫徹した
ど根性の持ち主だと感心している(水島監督)
・2人は部屋を借りて同居してずっと一緒に居た(笑)
家にも帰らず、どっちかがコンビニに行くと「あ、アレ買ってきて~」
殆ど大学の寮みたいだった(黒田さん)

・シナリオを書きやすかったのはセルゲイ。
コーラサワーはほっとできた(黒田さん)
・マリナは人のことを否定しないキャラクター(水島監督)
・量産機に名前のある人間を乗せるというのは意図的にやった。
ジンクスにセルゲイを乗せたりイナクトもそう。逆にガンダムは
スペシャルな機体なので一人一機。

P23-25は水島監督と黒田さんによるメインキャラトーク。
初出の設定などで気になったところを。

○アレルヤ
・アレルヤはカザフスタンあたり出身の避難民という設定。
親とはぐれたところを人革連が実験用に連れてきた。
・ハレルヤの人格は脳量子波実験で発生した。
人革連の科学者はハレルヤをどう捉えていいか判断に困って
失敗作にして破棄することにした。実はかなり成功例に近かった。
・セカンドシーズンのアレルヤはハレルヤがいなくなったことで
戦力的に弱体化していた。気持ち的には盛り上げてやりたいけれど
そこはシビアにわかりやすく1発目に被弾した。

○ティエリア
・もともとガンダムマイスターは全員イノベイドの予定だった。
ところがリボンズがガンダムマイスターを降りたので
代わりに色んな人間がやることなった。
ティエリアはリジェネの身代わりになっただけ。
だから何も情報を与えられていない。

―ティエリアの「俺僕私」について
(イノベイド自体に性別がない設定を受けて)―
・アレは単に自我崩壊の演出(水島監督)
・僕(黒田さん)が思うにもともとティエリアの一人称は「僕」
でもガンダムマイスターになって、自分に言い聞かせながら
「俺」に変えていったと思う。「俺」として任務をこなしている
自負が自分の失敗で揺らいで「俺は…僕は…私は…」と
弱くなった。セカンドシーズンで「僕」なのは自分の立ち位置を
見つけてようやく落ち着いたから。「僕」に戻れた。
まあ、初期設定の「男装の麗人」の名残でもある(笑)

・最終回でティエリアはヴェーダの能力を完全にフルに使えるように
なったわけではない。

○スメラギ
・日系のスペイン人。
・刹那たちのコードネームはスメラギが考えたという設定案がある。
だから恥ずかしい名前を付けられている(笑)

○フェルト
・髪をピンクに染めているのは自分が地球で育った人間ではないことに
若干のコンプレックスを持っていてだからもともとの地毛の色を
隠しているという設定がある。

○ラッセ
・ファーストシーズンで死ぬ予定だったが変更した。

○王留美&紅龍
・2人は腹違いの兄妹。留美自身が紅龍を付き人に指名した。

○クリスティナ
・凄腕のハッカー、クラッカーと言ってもいい人間だった。
継母と折り合いがつかなくて家を飛び出して生きていくために
クラッキングをやっていた。逮捕されるかCBに身を投じるかという
瀬戸際でCBに参加した。

○リヒテンダール
・彼は体があんなふうになっているので普通の恋も出来ないと思っている。
まともな結婚も出来ないだろうし子孫も残せない。女の子を見て
「うひょー!」とおどけているが心の中では幸せを諦めているキャラクター
(黒田さん)

○ソーマ
・最終的にはソーマがマリーの存在を赦したという感じ。
何かきっかけがあればまた激しくソーマ化することもあるのでは(笑)
・ハレルヤとしては清濁併せ呑んでアレルヤ一人で生きろという意味で
引っ込んでいたと思う。ところが無理やりGN粒子で呼び起こされたら
世界はまだ混沌としていた。ハレルヤは心の底から自分が必要ないと
思ったらアレルヤと同化できるのでは。

○ブシドー
・完全に周囲から浮いているがああやって孤高の男を演じることで
悦に入っている。


○ビリー
・最終回でビリーがガガを研究していたのはガガに搭載されている
トランザムシステムはアニューが持ち出したオリジナルのデータだから。
だからオリジナルの技術研究をしている。

○エイフマン教授
・教授が殺された理由はGNドライヴの本質に近づきすぎたから。
まだジンクスを世界に配る前だったから。
ユニオンにシステムを解明されると計画が狂うので
ヴェーダを介して知ったリボンズが手を下した。

○カティ&コーラサワー
・コーラサワーは婿養子になった。「コーラサワー」という
苗字にはなりたくないという嫁の意向を汲んだ。
なので今はパトリック・マネキンになっている。
監督がNOと言わない限りは(黒田さん)

P26-27は主要キャラクター完全プロフィールデータ。
イノベイドはアニューが女性である以外は全員が性別なし。
※「不明」ではなく「―」になっている。ちなみに血液型や誕生日は
ちゃんと「不明」になっている。

ちなみにアロウズ側は
ホーマー・カタギリが58歳・205cm(でか!)・84kg(やせすぎ!)で
血液型Bの7/22生まれ。
グッドマンが49歳・176cm・108Kg(少しホーマーにやれよ…)で
血液型Oの8/13生まれ。

命日は記載無し。

P28-31はマイスター声優4人のインタ。気になったところだけ。

○宮野さん
・「狙い撃つ」という台詞は嬉しかった。刹那にとっても亡くなった者たちの
思いを背負って生きるという姿勢のあらわれでもあると思う。
本番アフレコ中にも気合が入りすぎて「ちょっと熱血ヒーローになってる」と
言われてNGになった(笑)
・(最終回で)エクシアという機体が自分の窮地の時にまた空から降ってくる。
あの瞬間涙が出そうだった。リボンズも「僕はまだ戦える」と言っていたが
刹那も「エクシアとならやれる」という思いはすごく強かったと思う。

○三木さん
・ライルは兄のことは認めていると思う。嫌いじゃない。
だから自分がダメなところも客観的にわかっていると思う。
・(全50話を通して印象に残っているシーン)
ニールが死ぬところが一番嫌だ。僕は声しか任されていないので
ある意味彼は僕ではないわけだ。
僕は彼を何回殺さなければならないんだって話になる。
やる理由もわかるしあれをきっかけにマイスターたちも動いていくのは
十二分に理解したうえで、しょせん自分ごときではニールを救えないんだと
思った。

○吉野さん
アレルヤは(マリーとソーマに対しての)接し方は違うけど
「そこにいる君を大切に思っている」という。
だから「ソーマ・ピーリス」と呼んであげたときは優しいと思った。
アレルヤは出来た人。本当に。そしてその優しさが裏目に出るのが
本当に損。
・セカンドシーズンで一番好きなのはエンディング。「Trust you」の
曲と映像。みんなが着ていたジャケットが結ばれていて不要になっている。
世の中が平和になったみたいなあの自然。
映像がついたエンディングを見た時にすごい衝撃を受けた。

○神谷さん
(マイスターの結末について)
・ティエリアだけがヴェーダを取り返して目的を遂げている。
彼は肉体を失ってしまったけれど後悔の念はないと思う。
体を失うことで仲間を助けることが出来たのだから。
・希望を言えば新しい同型の肉体を作ってもらって
ガンダムで出撃してほしいが監督や黒田さんに
「体はティエリアだけど声は蒼月さんでもいいんじゃないか」と
言われているので戦々恐々としている(笑)

P32-33は24話・25話のエピソードアーカイブス。
初公開設定も。

・24話の刹那の目にあたる網膜認証は真のイノベイターに
覚醒した者に反応して起動するトランザム・バースト。
・25話では機体損傷で完全変形できなかったので
アレルヤはリボンズに倒された。

など。

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