高次脳機能障害者家族会・鳥取

事故や病気で脳に障害のある人とその家族,仲間のブログです。
定期的に例会を行い、賠償や年金などの相談も受けます。

8月の定例会

2008-07-31 13:58:10 | 例会・勉強会
8月定例会のご案内

中部地区  日時: 8月2日(土) 13:30~

          会場: ヘルパーステーション蔵まち

東部地区  日時: 8月17日(日) 13:30~   

          会場: しらはま交流センター

  内容は、どちらも最近の情報をお伝えし、本人・家族の交流を行ないます。   

 鳥取県が行なうアンケート調査が開始されました。 鳥取県内に高次脳機能障害がある方がどれだけおいでになるのか、どんな問題をかかえて困っておられるのか、どういう支援があれば暮らしやすいかなど・・伝えていきたいと思います。

病院などからアンケート用紙を配られるかもしれませんが、会員には家族会から郵送しますので、必ず提出して下さいね。 締め切りは9月末です。        


救急法の講習を受けました

2008-07-22 12:48:45 | 例会・勉強会

毎日、本当に暑い日が続いていますね。 お元気でしょうか? しっかり水分を摂り、夏野菜を食べて、この暑さを乗り切りましょう!

7月20日、西部地区定例会では「救急法の講習会」を行いました。講師は米子市在住の天野陽二郎さんと松田君子さん。笑いを交えて身に付く講習会でした。知っているようで知らないこと、間違った知識の場合もあります。講習はだいじですね!

今回は心肺蘇生法にも挑戦。 AED(自動対外式除細動器)の扱い方も学びました。 夏に多い水の事故、またやけど、のどに物を詰めたときの対応など、その一刻を争う命の時に何かできることがある。それによって助かることもあるのだと、熱心に話されました。お世話になり、ありがとうございました。

なお日本赤十字社発行の「救急法の基礎知識」という小冊子が、家族会に少しありますので、必要な方は連絡してください。


阿部順子先生の講演がありました

2008-07-17 02:18:05 | 高次脳機能障害

7月12日(土)出雲市で、「しまね高次脳機能障害リハビリテーション講習会実行委員会」主催の講習会があり、会員数名が参加しました。

『高次脳機能障害者の社会生活支援』と題して、岐阜医療科学大学教授・阿部順子先生が講演。 阿部先生は、名古屋市総合リハビリテーションセンターで、長い間、高次脳機能障害者の支援をされていますので、とても具体的でよくわかる内容でした。 最初に出会われた当事者によって高次脳機能障害を学ばれたこと。 また、うれしいこととして、長い年月関わり続けた当事者が、自分を育て直して成長していった姿を話されました。 

そして、障害者の制度や介護保険の制度などを利用していく上で、大切なこととして、「家族が、高次脳機能障害について、しっかり勉強しなくてはダメです!家族が伝えなくては、誰も生活の困難さは伝わりません」と、きっぱり言われました。

平成14年に鳥取県から数名が名古屋リハに研修に行き、先生のお話を聞きました。以来、先生はいつも当事者・家族に寄り添ってくださる方だと感じてきました。

鳥取県では、9月27日に講演をしていただきことになっていますので、みんなで参加したいと思います。詳しい内容は、決まり次第お伝えします


高次脳支援検討会でした

2008-07-10 02:35:30 | 関連情報

7月7日 鳥取県高次脳機能障害者支援体制整備検討会が行われました。支援拠点機関の鳥取大学附属病院脳外科の渡辺教授・門永コーディネーターをはじめ、行政・医療・福祉などの関係者が中部総合事務所に集まりました。家族会からは役員3名が参加しました。

今後の方針として、近々、全県でのアンケート調査が始まります。それによって、今後どういう支援が必要かが決まることになりますので、家族会の方々、あるいは高次脳ではないかと思っておられる方には、望んでおられることをしっかりと書いていただきたいと思います。

また、門永コーディネーターから現在の支援の状況の説明がありました。高次脳機能障害者一人ひとりの支援は、様々な問題があり、決して1回で終わるものではなく、長期的であること。そのため同時にたくさんの方の支援をすることになり、1箇所配置では、全県にわたる十分な支援が出来にくいことなど。

また7月始めに、国立リハビリテーションセンターで行われた「20年度支援拠点機関全国連絡協議会」に行かれ、話し合われたことなどの報告もありました。