木原早苗の『言の葉ブログ』

言葉は心と心のキャッチボール

『響きのなかに』

2012年04月30日 | 言の葉
日本語は、気持ちを穏やかにする言語であると
言われているそうです。

日本語が分からない世界の人達の中にも
日本語を耳にした時、安らぎを感じたり、
落ち着いた心になれるとしたなら、
それはきっと日本語音声の「響き」に
あるのでしょう。

最近、由紀さおりさんの歌が外国でも
大変な人気と話題ですが、
由紀さんは、いろいろなジャンルの曲を
日本語で歌っていますね。

優しく軽やかに流れる歌声に包まれた
日本語の響きで、日本人だけではなく
世界の人々に癒しの愛を届けることが
できるなら、最高です!

そして私思うんです。
由紀さおりサンの歌は大人にとっても
欲しい、大人のための子守唄に通じると。


心を全部あずけてしまいそうな安心感を
音声の響きに感じた時、真の安らぎを覚え
また爽やかな時間を紡いでいけそうです。

由紀さんの歌に込めた想いと、美しい声、
日本語の響きが、国を問わず多くの人の心と
シンクロしたのですね。


シンプルな音の組み合わせでできている
日本語の不思議な魅力を、もっと、もっと
感じていきたいです。


『はつらつと』

2012年04月23日 | 言の葉
ライターの宮崎真由美さん。

彼女とは、ニッポン放送の番組で知り合いあいました。

現在、故郷の九州に戻り仕事をしていますが、
本当に久しぶりに、お声を聞きました。

「お互い声は、ぜんぜん変わってないわねー!声はね!」
と二人して大笑いしたのです。

彼女の長いまつ毛に大きな瞳や原稿の字が浮かび
懐かしいおしゃべりでした。

今もライターとして活躍していますが、
なんとシャンソンを歌い、舞台にも立っている
とか・・・お話を伺いワクワクしています。
シャンソンに限らず、人生を歌える、人生を語れる
そんな年齢に私達もなってきたのですね。


宮崎さん、ミュージカルの台本も書いていると
のこと。そちらも興味深いです。

はつらつとした彼女の声!
いい時間を過しているのですね。


『半年たって改めて』

2012年04月16日 | メキメキ効果の出る「ラッキー!話し方講座
言の葉塾「ラッキー話し方講座」を始めて
半年になります。

ニッポン放送のアナウンサーとして、
また会社を離れてからもずっと
言葉の世界で過してきました。


そして、昨年ふとしたタイミングで、
長年お世話になっている
阿佐谷・島村豊子きもの学院の
お部屋をお借りしての”話し方教室”
小規模ながら、通って来てくださる方と
ご一緒に楽しく学んでいます。

呼吸法、発声法なども勿論大切ですが
そうしたことを通して、少しでも心身ともに
健康的に楽しく日々過して頂きたいとの思い
でいっぱいです。

「ここに来ると元気になる!」と言って
いただくと嬉しくて、私にとっても、その
言葉で元気が出て幸せな気持ちになります。


こうし出会えたのも何かのご縁と感じる事
よくあります。

よりよくご自分をいかしていただきたいと、
日頃の喋り方を見直したり
好きな詩や本を朗読したりしながら
の時間です。講師の立場の私も
皆さんの成長、上達に驚いたり
逆に学ぶことが多いのです。


言の葉塾に来てくださる方、サポート
してくださっている学院のスタッフ・・・
お互いの触れ合いの中で
「話し方教室」というなかでも
心と心、気持ちと気持ち、
コミニケーションのあり方、本当の意味
喜びを感じています。

こうしたチャンスをいただいたこと
改めて感謝している今日この頃です。











『桜の下で』

2012年04月09日 | 言の葉
満開の桜の下をゆっくり歩くと、

いつの間にか桜の精に魅了されてしまいます。


桜・・・その姿は切ないほど美しく、そして

その中に力強さ、儚さ、怪しさ、清々しさなど

いろいろな表情がありますね。



少々気分が重いことも、桜を眺めていると

何かに包まれてソフトホーカスの世界で

解けていくような不思議さを感じます。




桜が咲くと、雨に散りはしないか、風で花びらが

飛ばされはしないかと心配しますが、

花びらの中心が黄色から赤色に変わるまでは

散ることもなく、しっかりと花を付けていると

教えて頂いたことがあります。

充分自己表現し私達を楽しませ、多くを語り、

お役目を全うしたかのように時期が来た時に

自分の意志で散っていくそうです。



桜の美しさを堪能しながら、敬意と尊敬を

重ねています。

このまま、もう少し桜の世界に

酔いしれていたいです。

『またまた思うことです』

2012年04月05日 | 言の葉
陽射しが、春をしっかり告げています。

春ですね!  やっと春ですね!!

そして、カレンダーが四月になって

「さぁ行きますよー」って掛け声かけて張り切っています。



仕事がご縁でお会いし、それ以後ずっとお世話になり

可愛がっていただいている、

『秋本さん』

年齢を意識させないかたですが、80歳近いとか。

今も現役バリバリでお仕事をなさっているのです。

いつも、ご自分に厳しく

でも人には寛大で優しく温かく・・・

事あるごとに皆が「秋本さん」と頼ります。

その都度、親身にでも冷静に受け止めてくださいます。

秋本さんを父のように、兄のように

慕っている男の方々の姿も随分拝見しました。



背中をみて学ぶということがありますが、

本当に誠の心は胸に響きます。



細やかな心配りと溢れる笑顔によって

周りが幸せになれるんです。

秋本さんの存在に、人との接し方に、

真のコミュニケーションの有り方を

学ぶ思いでいます。

身近にこんなにも素敵な先輩、目標になる方がいること

嬉しいです。

”秋本さんでいきましょう”が

私の中の合言葉になりそうです。。。


春ですもの!?

ホップ ステップ ジャンプ!!!