鼓太郎のつぶやき

伊那谷で和太鼓を打ちながら暮らしている鼓太郎のつれづれ一口メモ

いよいよ明日より昼神温泉ライブ!

2008年05月20日 22時28分26秒 | Weblog
 今年は、エリアサポートさんの助けを受けて、宣伝も早めに行うことができたし、東京にも名古屋にもチラシを配ることができた。
 後は観客を待つばかり。
 集中した、いい作品を作り出したい。毎日11時開演。
塩原、がんばります。

逆境はそれ以上の利益を生む

2008年05月14日 01時40分45秒 | Weblog
最近、独立してから10年を迎えたこともあって、ここ高森へ来た頃を思い出す。色々と挑戦してきたし、小さな歴史も作ってみた。これから必要なのは、プロとしての体制作りと実践だ。
10年経ってやっとプロの糸口をつかめたかもしれないと思える今日この頃。気がつけば抱えきれないほどの責任とあまり変わらない生活能力。生きていく道を見定める頃なのだろうか。

東京一人旅

2008年05月06日 15時05分50秒 | Weblog
アメリカで再会した高校の同級生伊藤達也君が帰国し、今夜飲むことになった。ニューヨーク州バッファローで会ったときは夕食後にビールを飲むつもりだったが、お互い疲労のためそのまま撃沈。その時の思いを東京で果たそうという趣向だ。
彼はパリダカールラリードライバー&写真家山田周生氏と再びアフリカへバイオディーゼル車世界一周の旅に出る。またまたつもる話もできそうだ。高森の千早の杜あたりは春です。

石川ゴールデンウィークチャッパワークショップ

2008年05月06日 12時14分50秒 | Weblog
会場は浅野EX。チャッパの環の歪みを直していたら、開始時間ギリギリに到着となってしまった。先に到着していたみなさんと炎太鼓の地下朱美さんに拍手でむかえられ、苦笑いしながら金子竜太郎さんに挨拶しつつ御花泉・卯月景の横に。
内容は実にわかりやすく、また明確であった。チャッパのルーツ、機構と響きの解説、7つのテクニックの基本、参加者全員で楽しめるアンサンブル。最後にははじめてふれる言葉「上虚下実(じょうきょかじつ)」を伝えていただいた。その内容は、かつて僕が岩手県北上市岩崎の鬼剣舞を大師匠和田房吉氏に習いに行ったときに知っていたつもりだったが、その4文字熟語ははずかしながら知らなかった。
金子さんの口調、雰囲気、内容、すべてに格調があり、それでいて親しみの持てるなかなか充実した90分だった。このワークショップに第2弾があるのなら、また必ず参加したいとその会場で思えた。プロである僕の参加を許容してくれる浅野太鼓のみなさんに感謝。もっともっと実力をあげて、自分の表現を高めたい。

山代温泉

2008年05月04日 22時30分08秒 | Weblog
今回泊まっているスタジオバーデン2は最近としては珍しく、共同トイレと共同風呂。部屋は本当に必要最小限のものしかない。でも宿の人が本当に良い人で、僕が尋ねると銭湯を教えてくれ、石鹸とシャンプー、コンディショナーまで貸してくれた。
銭湯は地元の人ばかりが使っている感じで、若い人と年配の人が気さくに話をしているのが印象的だった。
山代温泉の素敵な宿に、気心の知れた恋人と泊まるのも良いかもしれないが、やはり、おじさん太鼓打ちにはひとりが似合っているのだろう。来年のゴールデンウィークは、息子を連れてどこかに行くのも悪くないかも。ゴールデンウィークの一人旅はやはり無粋であろう。
「渋滞する日暮れの車の中にひとり」 やけにさみしいのはやはり夕暮れだった。
写真は山代温泉を守る服部神社。

石川・根上円形劇場

2008年05月04日 21時21分32秒 | Weblog
金子竜太郎さんのチャッパソロ、はじめて観た。音色の美しいことは僕の津軽の師匠、小山貢先生に匹敵する繊細さ。実に見事で、あらゆる音色を打ち出す楽しさがあった。太鼓を本当に楽しく打つことは大変な修練がいる。つい打ち込む自分に満足してしまい、太鼓が出そうとしている音色をないがしろにしてしまいがちだからだ。
金子さんの組太鼓もあった。こちらも実に音色を丁寧に鋭く打ち上げていく一品だった。個人的には腹をえぐる響きがほしかったが、金子さんの世界に完全に魅了されていた。
続く山本綾乃さんの締太鼓1台のソロ。これは僕の一閃の相当なる参考になった。山本さんの打ち込みは、私の知る女性奏者のなかでその鋭さたるや群を抜いている。あのためと瞬間の振り込みは神業だ。今回、その演奏を目の前で観られたことはとても幸せだった。
炎太鼓のメンバーももちろん大活躍で、地下さんらしい打ち込みやアジテーションが良かった。
ひとつのパターンとして、座奏の2つの締めを実にうまくうちわけていることだ。これは帰ったらすぐに実践しよう。

杉津

2008年05月04日 11時49分54秒 | Weblog
北陸自動車道を米原から上っていくと、はじめて日本海に出会うのが杉津だ。確か、高橋治氏の風の盆恋歌の中でも大変叙情的なシーンに登場するところだ。杉津パーキングエリアからは敦賀湾が一望できる。伊那谷の透き通る清流も最高だが、やはり異国につながる大海の藍色も魅力的であることに代わりはない。
今日は加賀から降りて能美へ上ってみよう。
愛すべき隣人とこの海をみはるかすのもいい。また、ひとりわがままにじっくりと海にひたるのも悪くない。

2008-05-04 08:52:07

2008年05月04日 08時52分07秒 | Weblog
ゴールデンウィークはひとり石川へ。浅野太鼓楽器店が企画する金子竜太郎さんのチャッパワークショップと今夜の特別和太鼓ライブを楽しみに。朝は3時45分くらいに松川インターからアクセスした。そのまま座光寺パーキングエリアで7時45分まで仮眠。夜間割引で全路線の料金を半額近くにするためのちょっとした努力だ。
岐阜にはいると中央道もゴールデンウィークらしい混み具合になってきた。反対車線の信州方面はすでに数珠つなぎだ。コースはオーソドックスに小牧から米原、北陸自動車道で美川まで。ゆっくりドライブでかなり気ままなお一人様ホリディ。気になるのは今夜の宿かな。日常作業に追われて、宿を押さえるのが遅れてしまい、金沢、松任などは一室も空きなく、加賀の山代温泉のビジネスホテルをかろうじて予約した。ま、ゆっくり別宿の内湯でも楽しみますか。かつて一座時代に日本全国を回ってはいたものの、こうしてゆっくりプライベートで旅を楽しんだことはほとんどない。これも長年がむしゃらに走ってきた自分へのささやかなご褒美かな。走り慣れた高速も仕事でなければまた別の楽しさ。
良い天気だ。日本海が楽しみ。