前回、夏毛のナキウサギを悪天候の為に見損なったのでシルバーウィーク中に再度行ってきました。
山は秋というよりは、すでに初冬の気配。アウタージャケットを着ていても肌寒いくらい、旭岳、黒岳方面は9月9日に初雪が降ったとの事、もしかしたら既に冬毛に衣替えしてるかもと思いながら目的地へとひたすら登る。
機材をセッティングしたら、おむすびを頬張りながらナキちゃんが出てくるのをノンビリと待つ。
辺りをしきりに警戒しながら、やっと登場…。 この子は既に顔の毛が冬毛に衣替の最中。
なんとも座り心地が良さそうな石の上でお決まりの瞑想のポーズ。
この子は別の個体。幸運にも顔の毛も、まだ茶色の夏毛。
やっぱり、どう見てもウサギには見えない…。
長い冬を乗り切る為に今のうちに栄養補給。 ナキウサギは、冬の食糧として草を岩の上に運び乾燥させ保存食作りをする事でも有名。 そろそろ冬支度の準備を始める季節。
この子もまた別の個体。本日は3羽のナキウサギに出会う事が出来た。 この遠くを見つめる瞑想のポーズにはホント癒されます…。
山は秋というよりは、すでに初冬の気配。アウタージャケットを着ていても肌寒いくらい、旭岳、黒岳方面は9月9日に初雪が降ったとの事、もしかしたら既に冬毛に衣替えしてるかもと思いながら目的地へとひたすら登る。
機材をセッティングしたら、おむすびを頬張りながらナキちゃんが出てくるのをノンビリと待つ。
辺りをしきりに警戒しながら、やっと登場…。 この子は既に顔の毛が冬毛に衣替の最中。
なんとも座り心地が良さそうな石の上でお決まりの瞑想のポーズ。
この子は別の個体。幸運にも顔の毛も、まだ茶色の夏毛。
やっぱり、どう見てもウサギには見えない…。
長い冬を乗り切る為に今のうちに栄養補給。 ナキウサギは、冬の食糧として草を岩の上に運び乾燥させ保存食作りをする事でも有名。 そろそろ冬支度の準備を始める季節。
この子もまた別の個体。本日は3羽のナキウサギに出会う事が出来た。 この遠くを見つめる瞑想のポーズにはホント癒されます…。
我家の近所に、とても素敵な場所があります。 私は、そこを勝手に「そらぷちワンダーランド」と呼ばせてもらっています。
ここは、農業を営む人柄の良い老夫婦のお庭。 池には金魚が放されおりお祖母さんが手を叩くと金魚達は一斉に集まって来ます。
手漕ぎボートが2艘あり、時々ご夫婦で仲睦まじく船を浮かべて楽しんでおります。
池の中島にはタンチョウヅルが…。実はこれ、田舎では時々見掛けますが古タイヤを器用に細工して作っています。
そして見事なのは、休耕田に咲いたコスモスの花。 一体、何千本、何万本のコスモスが咲いているのか見当が付きません。
ここは、観光地でも何でもありません。 ただ土地を放って置くのがもったいないとの理由から趣味としてコスモスを植えたとの事です。
地元の人しか通らない農道沿いにある素敵な「そらぷちワンダーランド」でした。
ここは、農業を営む人柄の良い老夫婦のお庭。 池には金魚が放されおりお祖母さんが手を叩くと金魚達は一斉に集まって来ます。
手漕ぎボートが2艘あり、時々ご夫婦で仲睦まじく船を浮かべて楽しんでおります。
池の中島にはタンチョウヅルが…。実はこれ、田舎では時々見掛けますが古タイヤを器用に細工して作っています。
そして見事なのは、休耕田に咲いたコスモスの花。 一体、何千本、何万本のコスモスが咲いているのか見当が付きません。
ここは、観光地でも何でもありません。 ただ土地を放って置くのがもったいないとの理由から趣味としてコスモスを植えたとの事です。
地元の人しか通らない農道沿いにある素敵な「そらぷちワンダーランド」でした。
綺麗な澄みきった渓に咲く梅花藻。 こんなシチュエーションの中でロッドを振る至福のひと時…。 釣果なんて関係無く気分がいい。
ここは世界有数の透明度を誇る摩周湖の湧水を水源とした西別川の小さな支流。
本流はサケ・マス孵化場の改修工事の為に土砂が流れ込み、竿を出す気にもならない程、濁りがひどい。
柔らかな葉は、ゆらゆらと水の流れになびいている。 花は名前の通り梅の花にそっくり。
本当は「バーン」と魚の写真も一緒に載せれたら良いのだが釣れたのは20㎝にも満たないアメマスの子供ばかり…。
昔は無垢なマス達が沢山釣れたのだが、あまりにも有名になりすぎ全国から釣人が押し寄せ、マス達もかなりスレてきているみたい…。
ここは世界有数の透明度を誇る摩周湖の湧水を水源とした西別川の小さな支流。
本流はサケ・マス孵化場の改修工事の為に土砂が流れ込み、竿を出す気にもならない程、濁りがひどい。
柔らかな葉は、ゆらゆらと水の流れになびいている。 花は名前の通り梅の花にそっくり。
本当は「バーン」と魚の写真も一緒に載せれたら良いのだが釣れたのは20㎝にも満たないアメマスの子供ばかり…。
昔は無垢なマス達が沢山釣れたのだが、あまりにも有名になりすぎ全国から釣人が押し寄せ、マス達もかなりスレてきているみたい…。
知床の渓、そのほとんどは知床連山から急直下に流下する流路の短い渓。 ほとんどの川は渓流に近い状態のまま海へ注いでいる。
知床の中でも珍しく開けた渓。河口から100mほど上流で既に、この渓相。 取り敢えずここから入渓する事にした。
なんの躊躇もなくドライに飛びつく無垢なオショロコマ。
不思議な事に知床の渓ではヤマメとオショロコマは見掛けるが、イワナは全く居ない。知床の海にはアメマスは沢山いるのに、その陸封型のイワナが居ないのは全く持って不思議だ…。
これはスモルト化した降海型のオショロコマ。知床のオショロコマは一部降海し60㎝位に大型化するものも居るらしい…。
入渓地点から1㎞程、釣り上がったところで見事な2段重ねの人工構作物。 魚道も無く高さもあるので魚の往来はまず不可能。
知床が世界遺産に認定されて以降、砂防は魚道の設置工事や取壊しが少しずつ始まっているが、まだまだ多くの砂防ダムは手付かずのままになっている…。
砂防の落ち込みには沢山のオショロコマが上流にも行けずに群れていた。 試しにそこにフライを落としてみると…
同じ場所にフライを落としているのにも拘わらず全く疑うこともなく飛び付いてくる。 ものの30分程度でご覧の通り。
ここのオショロコマ、河口から、たった1㎞程度の区間で世代交代を繰り返し生き続けてきたのだろうか…。 この川が1日も早く本来の川の姿に戻る事を祈ります‥‥。
知床の中でも珍しく開けた渓。河口から100mほど上流で既に、この渓相。 取り敢えずここから入渓する事にした。
なんの躊躇もなくドライに飛びつく無垢なオショロコマ。
不思議な事に知床の渓ではヤマメとオショロコマは見掛けるが、イワナは全く居ない。知床の海にはアメマスは沢山いるのに、その陸封型のイワナが居ないのは全く持って不思議だ…。
これはスモルト化した降海型のオショロコマ。知床のオショロコマは一部降海し60㎝位に大型化するものも居るらしい…。
入渓地点から1㎞程、釣り上がったところで見事な2段重ねの人工構作物。 魚道も無く高さもあるので魚の往来はまず不可能。
知床が世界遺産に認定されて以降、砂防は魚道の設置工事や取壊しが少しずつ始まっているが、まだまだ多くの砂防ダムは手付かずのままになっている…。
砂防の落ち込みには沢山のオショロコマが上流にも行けずに群れていた。 試しにそこにフライを落としてみると…
同じ場所にフライを落としているのにも拘わらず全く疑うこともなく飛び付いてくる。 ものの30分程度でご覧の通り。
ここのオショロコマ、河口から、たった1㎞程度の区間で世代交代を繰り返し生き続けてきたのだろうか…。 この川が1日も早く本来の川の姿に戻る事を祈ります‥‥。
知床の日の出。朝焼けの中、漁師達はサケ・マス定置網漁の最中。
無事に定置網から逃れた運の良いカラフトマス達は産卵の為に一斉に川を溯り始める。
カラフトマス。通称セッパリマスとも呼ばれるように繁殖期のオスの背中はラクダのコブの様に盛り上がります。
この鋭い歯とこの風貌、魚というより、まるで獣の風格…
川を溯るマス達。定置網の次に待ち構えるのがこのウライと呼ばれる魚止めの梁。
ここで殆どのマス達は人工ふ化放流事業という名目で人間に捕らわれてしまう…。
それでも、このウライを懸命に飛び越える者、僅かな隙間をくぐり抜ける者、または岩だらけの河原に上がり跳ねながらウライを交し上流を目指すつわもののマス達もいる。 この時点でマス達の身体は既に傷だらけ…。
カラフトマスが産卵するのは水深の浅い早瀬。そこを目指しマス達は懸命に川を遡って行くがマス達の受難はまだまだ続く…
浅瀬に乗り上げたマス達を狙うカモメやカラス達。 自分の身体より大きなマスにでも平然と攻撃を仕掛ける。 まずはマスの目を突き次にエラと、マス達の急所をちゃんと心得ている。
この上流には、さらに連続した砂防ダムが待ち構えている。 一体、このマス達の中で無事に自然産卵出来る者はどれくらい居るのだろう?
無事に定置網から逃れた運の良いカラフトマス達は産卵の為に一斉に川を溯り始める。
カラフトマス。通称セッパリマスとも呼ばれるように繁殖期のオスの背中はラクダのコブの様に盛り上がります。
この鋭い歯とこの風貌、魚というより、まるで獣の風格…
川を溯るマス達。定置網の次に待ち構えるのがこのウライと呼ばれる魚止めの梁。
ここで殆どのマス達は人工ふ化放流事業という名目で人間に捕らわれてしまう…。
それでも、このウライを懸命に飛び越える者、僅かな隙間をくぐり抜ける者、または岩だらけの河原に上がり跳ねながらウライを交し上流を目指すつわもののマス達もいる。 この時点でマス達の身体は既に傷だらけ…。
カラフトマスが産卵するのは水深の浅い早瀬。そこを目指しマス達は懸命に川を遡って行くがマス達の受難はまだまだ続く…
浅瀬に乗り上げたマス達を狙うカモメやカラス達。 自分の身体より大きなマスにでも平然と攻撃を仕掛ける。 まずはマスの目を突き次にエラと、マス達の急所をちゃんと心得ている。
この上流には、さらに連続した砂防ダムが待ち構えている。 一体、このマス達の中で無事に自然産卵出来る者はどれくらい居るのだろう?
知床。 アイヌ語でシリ・エトク(地の果ての意)
北海道地図を見ると、まるでカタツムリの角の様にオホーツク海に突き出た半島、まさに大地の果てといった感。
世界遺産にも登録され、観光開発も盛んに行われて以前ほど秘境というイメージが薄くはなったが、一歩、山に踏み入れば、そこは開拓以前の原始の姿が未だ多く残されています。
知床連山の最高峰、羅臼岳(1,660m)の中腹は紅葉が始まっています。
知床峠から羅臼方面を臨むと遠く国後島が霞んで見える。 今はまだ行きたくとも行けない島。
一時は爆発的に増えて羅臼の街中を平然と闊歩していたエゾシカ達。最近はシカ止めの柵や人為的に「駆除」という最終手段をとり街中では、あまり見掛けなくなったが道路脇などでは相変わらず警戒心を無くしたシカ達がたむろしている。 近づいても平然と草を喰んでいる。 奈良の鹿公園みたいにならなければ良いのだが…。
本日のねぐらは、クジラの見える丘公園の駐車場。 名前の通り双眼鏡でクジラウォッチングができます。この日は日暮れまで観察していましたが、マッコウクジラとツチクジラを数頭発見。でも遠く水平線近くで撮影は不可能。 ここから国後島までは25㎞。 国後島の最高峰、爺爺岳(ちゃちゃだけ)が夕日に染まります。
段々と薄暗くなり、辺りはシカの鳴き声とカラスの声しか聞こえません。
とうとう真っ暗になりました。 街燈も何もないので月が綺麗に見えます。
月の中心から右斜め上の暗い部分が、たしか「静かの海」だったかな? 当時、小学生だった私は、白黒テレビに釘付けになってアポロ11号の月面着陸を見入ってたっけ…。
北海道地図を見ると、まるでカタツムリの角の様にオホーツク海に突き出た半島、まさに大地の果てといった感。
世界遺産にも登録され、観光開発も盛んに行われて以前ほど秘境というイメージが薄くはなったが、一歩、山に踏み入れば、そこは開拓以前の原始の姿が未だ多く残されています。
知床連山の最高峰、羅臼岳(1,660m)の中腹は紅葉が始まっています。
知床峠から羅臼方面を臨むと遠く国後島が霞んで見える。 今はまだ行きたくとも行けない島。
一時は爆発的に増えて羅臼の街中を平然と闊歩していたエゾシカ達。最近はシカ止めの柵や人為的に「駆除」という最終手段をとり街中では、あまり見掛けなくなったが道路脇などでは相変わらず警戒心を無くしたシカ達がたむろしている。 近づいても平然と草を喰んでいる。 奈良の鹿公園みたいにならなければ良いのだが…。
本日のねぐらは、クジラの見える丘公園の駐車場。 名前の通り双眼鏡でクジラウォッチングができます。この日は日暮れまで観察していましたが、マッコウクジラとツチクジラを数頭発見。でも遠く水平線近くで撮影は不可能。 ここから国後島までは25㎞。 国後島の最高峰、爺爺岳(ちゃちゃだけ)が夕日に染まります。
段々と薄暗くなり、辺りはシカの鳴き声とカラスの声しか聞こえません。
とうとう真っ暗になりました。 街燈も何もないので月が綺麗に見えます。
月の中心から右斜め上の暗い部分が、たしか「静かの海」だったかな? 当時、小学生だった私は、白黒テレビに釘付けになってアポロ11号の月面着陸を見入ってたっけ…。
昨日、しばらく動かしていなかった船外機を整備していたら、そらち君が「船に乗りた~い!」と涙ながら駄々をこねるので「明日ね!」と明日になれば忘れているだろうと思い軽くその場をかわしたら、しっかり覚えていて当日朝6時に叩き起こされた。
いつの間にかごまかしの効かない年頃に…。
「岩尾内湖」天塩川を堰き止め出来上がったダム湖。 アメマス、サクラマスがぼちぼちと釣れるが圧倒的にウグイの数が多い。
この湖、普段は水の底にあるのだが、減水期の今頃はダムが出来る前は確かにそこで生活が営まれていたと判る建物の土台や井戸、果てはお地蔵様まで昔の集落の跡地が地表に現れ何か複雑な心境になってしまう。
船と言ってもゴムボートに2馬力の船外機とお粗末な物だが船長のそらち君は大満足。得意の3本指ピースを決めているが舵取を忘れているので同じ所をグルグル回り船酔いしそうだ。
エンジンを止め、風まかせで漂いながらのお弁当、本当に気持ちがいい…。
湖畔には「エゾミソハギ」の花が咲き乱れている。
草ムラからは綺麗な毛並みの「キタキツネ」も出てきてくれた。
そらち君はすっかりボートにハマってしまい「今度いつ行くの?」の連呼。 ヘタに適当な事は言えないので話題を変えるのに大変…。
明日から暫く道東方面へ旅に出ます…。
いつの間にかごまかしの効かない年頃に…。
「岩尾内湖」天塩川を堰き止め出来上がったダム湖。 アメマス、サクラマスがぼちぼちと釣れるが圧倒的にウグイの数が多い。
この湖、普段は水の底にあるのだが、減水期の今頃はダムが出来る前は確かにそこで生活が営まれていたと判る建物の土台や井戸、果てはお地蔵様まで昔の集落の跡地が地表に現れ何か複雑な心境になってしまう。
船と言ってもゴムボートに2馬力の船外機とお粗末な物だが船長のそらち君は大満足。得意の3本指ピースを決めているが舵取を忘れているので同じ所をグルグル回り船酔いしそうだ。
エンジンを止め、風まかせで漂いながらのお弁当、本当に気持ちがいい…。
湖畔には「エゾミソハギ」の花が咲き乱れている。
草ムラからは綺麗な毛並みの「キタキツネ」も出てきてくれた。
そらち君はすっかりボートにハマってしまい「今度いつ行くの?」の連呼。 ヘタに適当な事は言えないので話題を変えるのに大変…。
明日から暫く道東方面へ旅に出ます…。