iPhone5s/5c発売直前、各社の料金をおさらいしてみよう

　iPhone5S/5Cの発売日が近づいているが、各社の料金をおさらいしてみよう。

　まず、端末価格から。

■iPhone 5sの端末価格

  iPhone 5sを購入した場合の実質負担額。下記表（図1a）は新規・MNP契約時、下の表（図1b）が機種変更時。実際の本体価格から最大割引額（最大24カ月分）を引いた金額が、上記の実質負担額になる。ドコモだけ新規・MNPと機種変更の実質負担額を同じにしている。

図1a　iPhone 5sの端末価格（新規契約・MNP契約）

機種名	容量	実質負担額
		ドコモ	au	ソフトバンク
iPhone 5s	16GB	0円
	32GB	1万80円	1万320円
	64GB	2万160円	2万640円

 

 

図1b　iPhone 5sの端末価格（機種変更）

 

機種名	容量	実質負担額
		ドコモ	au	ソフトバンク
iPhone 5s	16GB	0円	1万4160円
	32GB	1万80円	2万4480円
	64GB	2万160円	3万4680円

 

■iPhone 5Cの端末価格

 

 

図2　iPhone 5cの端末価格（新規・MNP契約）

機種名	容量	実質負担額
		ドコモ	au（KDDI）	ソフトバンク
iPhone 5c	16GB	0円※1	0円※2	0円※3
	32GB	0円	4800円※2	4800円

iPhone 5cの実質負担額。ドコモは割引額の増額キャンペーンにより、16GBモデル、32GBモデルとも実質0円となる。ソフトバンクも16GBモデルを新規・MNPで購入した場合に限り、月1000円を最大10カ月、月額料金から割り引く。
^※1　「月々サポート増額キャンペーン」により、月額料金から月525円（最大12カ月、計6300円分）値引きされる。　　^※2　1万円のキャッシュバック（郵便為替）あり。　　^※3　「iPhone 5c 購入サポート」により、月額料金から月1000円（最大10カ月、計1万円分）が値引きされる。

 

 

iPhone 5cの端末価格（機種変更）

機種名	容量	実質負担額
		ドコモ	au	ソフトバンク
iPhone 5c	16GB	0円※1	3240円	3240円※2
	32GB	0円	1万4160円	1万4160円

^※1　「月々サポート増額キャンペーン」により、月額料金から月525円（最大12カ月、計6300円分）値引きされる。　　^※2　「iPhone 5c 購入サポート」により、月額料金から月1000円（最大10カ月、計1万円分）が値引きされる。

 

 

■iPhone 5S/5Cの月額料金

 

 

図3　新規購入時のiPhone 5s/5cの月額料金

費用項目	月額料金の内訳
	ドコモ	au（KDDI）	ソフトバンク
基本使用料	タイプXi にねん 780円	LTEプラン 980円	ホワイトプラン 980円
インターネット接続料	spモード 315円	LTE NET 315円	S!ベーシックパック 315円
パケット定額サービス	Xiパケ・ホーダイ for iPhone 5460円	LTEフラットスタート割 5460円※	パケットし放題フラット for 4G LTE 5460円※
計	6555円	6755円	6755円

図3　iPhone 5s/5cの料金プラン例。基本使用料はドコモが780円。他キャリアは980円で、ドコモより200円高い。そのほか、必須のインターネット接続料とパケット定額サービスは同額だ（ソフトバンクとauのパケット定額サービスは割引適用時）。
^※　2年間の割り引き。以降は、月額5980円。

 

 

図4　分割購入時の最低月額料金

機種名	容量	購入方法別の月額料金※1
		ドコモ	au	ソフトバンク
iPhone 5s	16GB	新規：6555円 MNP：5775円※2 機種変更：6135円	新規：6755円 MNP：5775円 機種変更：7345円	新規：6755円 MNP：5775円 機種変更：6295円※3
	32GB	新規：6975円 MNP：6195円※2 機種変更：6555円	新規：7185円 MNP：6205円 機種変更：7775円	新規：7185円 MNP：6205円 機種変更：6725円※3
	64GB	新規：7395円 MNP：6615円※2 機種変更：6975円	新規：7615円 MNP：6635円 機種変更：8200円	新規：7615円 MNP：6635円 機種変更：7150円※3

図4　図3の料金プランとiPhone 5s向けの割引サービス、毎月の端末の分割支払金を合算した。一般的に月額料金は「機種変更＞新規＞MNP」の順に高くなるのだが、ドコモの場合は機種変更向けの割引サービスによって新規契約よりも安くなっている。
^※1　通話料とユニバーサル料を含まないものとする。　　^※2　「ドコモへスイッチ割」で最大13カ月間、基本使用料（月額780円）が無料。1年後からは新規契約と同じ料金になる。元ドコモ回線、学生によるMNP契約時は無料期間や割引額が優遇される。　　^※3　「かいかえ割」でパケット定額料を4410円に減額（1年間）を適用した場合。1年以降は16GB：7345円、32GB：7775円、64GB：8200円。

 

　いずれの場合もドコモが一番安いのには驚かされる。しかし本来の端末価格がドコモだけが異常に高く設定されている。2年間使い続けるのであればいいが、中途解約の場合は高くつくので注意が必要だ！　まるで以前のソフトバンクのような売り方だね！　

　そして、以前にもお知らせしたが、ドコモiPhoneの場合、発売日の9月20日にはドコモメールが間に合わないということにも注意が必要だ。