大阪観光局は、国内外からの旅行客に対して大阪府内の観光施設などで利用できる無料 Wi-Fi サービス「Osaka Free Wi-Fi」を1月29日より提供開始した。また、集客を目的とした観光案内サービス「Osaka Enjoy Rally」も合わせて提供する。
「Osaka Free Wi-Fi」の利用環境の整備については、NTT 西日本、エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社( NTTBP)等と連携して推進している。 さらに旅行者の満足度を向上させるサービスの充実に向け、大阪府、大阪市、国土交通省近畿運輸局など、官・民の連携体制により「Osaka Free Wi-Fi」を強力に展開するとしている。
大阪を訪れる外国人旅行者は年々増加し(平成25年は260万人前後と想定)ている。一方、近年のスマートフォンやタブレット端末の普及に伴い、旅行者に観光情報、交通アクセス情報や大阪の特徴的な食文化の情報などを提供することは、大阪の魅力を伝えるために不可欠なものと判断したようだ。日本政府観光局の調査でも、訪日中にインターネットを利用する目的で接続用の端末を持参している旅行者は9割以上であるのに対して、無料で利用できるWi-Fi環境はまだまだ少なく、インターネットの接続環境への不満は未だに多数となっている。 そのようなことから、「Osaka Free Wi-Fi」を推進することになったようだ。
提供する無料Wi-Fiサービスは2通りで、NTTBP等が提供する「Osaka Free Wi-Fi」は、空港・市営地下鉄・私鉄などで無制限(30分経つと再認証が必要)、NTTメディアスが提供する「Osaka Free Wi-Fi Lite」は、最大1時間(15分×4回)利用できる。
また、「Osaka Free Wi-Fi」に接続した際にTOPページに表示される「Osaka Enjoy Rally」では、参加加盟店検索紹介ページを設けており、観光客に情報を提供する。店舗や施設は、有料で登録し販売促進に役立てることができる。加盟店舗は1000店舗を目指している。
今後2014年12月までに、3000箇所(8000アクセスポイント)の整備を行いWi-Fiのエリアを順次拡大していくとしている。大阪観光局は、このようなサービスを観光客に提供することで、大阪の魅力が世界中に発信されることを期待し、集客、活性化を目指している。
大阪府民だったこともある私にとって、大阪が元気になってくれるのは大変嬉しいことです。もっと多くの外国人観光客が来るといいですね!
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