ソクサバイテー?

ドキュメンタリー・フォトグラファー郡山のブログ

難民の少女

2007-04-28 00:45:52 | Weblog
この写真を撮影したのが2001年。
アメリカがアフガニスタンに対して空爆を開始した時でした。
その頃僕はアフガン入りを狙って隣国パキスタンのペシャワル(アフガン国境から約70Km)に滞在してました。しかしアフガン入りはかなり困難な上に交通費がとんでもなく高く(1500ドル)悩んでる時、偶然見た新聞で難民の子ども達がレンガ工場で働いている記事を目にしました。
翌日レンガ工場が多いカルハラという場所に行き、働くアフガニスタン難民の子ども達を取材しました。
それが僕の紙面デビューとなりました。
「チャイルド・レイバーの現実」という週刊朝日の巻頭グラビアで3ページ。
数日後自分の撮影した写真が掲載された雑誌を手に取り、写真を見た時「これで多くの人に見てもらえる」と感じた事は今でもはっきり憶えています。
僕らの写真は「取材」「帰国」「売り込み」「掲載」「人に見てもらう」この5つが揃って初めて1つになるのです。

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2 コメント

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Unknown (PEACE)
2007-04-28 11:42:10
郡山さんの写真は、たくさんの人たちの心に響いてると思う、たくさんの人たちの心を動かしてると思うよ。だって、現に私は、こうやって郡山さんの写真に出会っていろんなことを教えられてるし、すごいすごいたくさんのことを考えさせれてる。それに加えて、すごい元気とゆうか、1日がんばろう、みたいな原動力をもらってるよ。郡山さんのやっていることは、すごい力のいることだと思います。でも、それを続けている郡山さんはすごい素敵だと思います。この写真の女の子の笑顔、たくさんの国の人たち、戦争が残したもの、内戦の現状をこれからも撮り続けて欲しいです。郡山さんの写真は、たくさんの人たちの心に残ると思います。伝わると思います。
いつもありがとう。 (郡山)
2007-04-28 19:45:03
ほんとにいつも見てくれて何かを感じてくれて嬉しいです。
僕の写真の力ではなく彼らの力ですよ。
僕はただ彼らの声と姿を伝えるだけなんです。
それに現場で出会った人達から僕はいろんな事を教わっています。
これからも写真を通じて関わって行きたいです。
PEACEさんが関心持ってくれてほんとうに嬉しいんです。
これからもがんばれます!!