金沢の日々

金沢で生活することになるとは・・・

なんと、イソヒヨドリが・・・

2010-06-30 16:22:21 | Weblog
海岸に行ったわけでもないのに、どうしてこんなところに 『 イソヒヨドリ 』 が・・・




場所は県立中央病院の並びにある、「 障害福祉センター 」。
以前から一度写真に撮りたいと思いながら、海岸などを歩くたびに探していたトリで、それがまさか、病院の駐車場も前にあり、車の往来も激しいこんな場所で 

ただし、この一枚だけ。
シャッターを押したのは二回だけで、もう一枚はブレていた 




この日の第一の目的は 「 アメリカザリガニ 」

散歩途中で、用水が流れるセメントの穴からザリガニが足をのぞかせているのを発見した夫。
子どもの頃の遊びを思い出したのか、私のブログネタでも提供しようと言うのか、前日発見場所を聞いて行ったにもかかわらずその場所が探せず、日曜日に案内してくれた。




冷蔵庫にあいにく、ソーセージも竹輪も入ってなかったので、途中のコンビニで焼きするめを買って現地へ。( といっても徒歩圏内 )



段取りもよく、古いゴルフクラブを持参してきてその先に 「 するめの足 」 をくくりつけて、穴に近づけると、用心しながらソロリソロリと足を延ばしてきてそして、「 なんだこの香りのいいごちそうは 」 と言わんばかりにガッと喰らい付いてきた( 思わず、ボーイッシュな語り口になってしまって・・・ )




美味しさを味わっている最中に引き上げるなんて・・・ ゴメンチャイネ



そのあと、隣のカニにも試してみる。



こっちは用心深くて慎重派。
なかなか頭を出してこなかった。



そしたら、欲深ザリガニがそのごちそうも手に入れようとして ( というか口に入れようとして ) 寄って来て、カニとの綱引きになってしまった。

「  ウサギ追いし かの山 小鮒釣りし かの川 」 ではないけれど、田舎でザリガニ捕り等に夢中になっていた頃のこと等が頭をよぎったのか、無邪気ささえ感じられるほどに昔取った杵柄を披露する夫でした。



そんな中、そばで私は相変わらずトリ撮りを。






湿度90%もあるような、曇り空のムシムシする日のことでした。


帰りのビニールハウス前のフェンスに・・・ 


サッカーの試合を最後まで見てしまって、今頃寝不足症状が出てきている。
文がまとまらない。
けど、このまま投稿してしまおーっと






ニュウナイスズメとヒバリ

2010-06-28 22:30:13 | Weblog
キゴ山は546m。
そのふもとに「 金沢市ふれあいの里 」 がある。我が家からだと30分くらいかな。
今までずいぶんお世話になっていた普正寺の森だけれと、最近会えるのは、ムクドリ、ヒヨドリ、スズメ、カワラヒワとお馴染サンばかりで、ちょっと小高い山へ行けば、少しは違った鳥に会えるかなぁーと期待して・・・

やっぱり、行ってはみるもんだ 


≪ ニュウナイスズメ ♂ ≫ 14cmくらい  スズメよりやや小さい





普通のスズメとの違いは、耳羽に黒班がないこと。



≪ ニュウナイスズメ ♀ ≫





メスは細くて明瞭な眉班があること。

このどちらも最初、名前がわからなくて、迷っていたが、普正寺の森でよく会うTさんから教えてもらうことができた。Tさんどうもありがとうございました 




≪ ヒバリ ≫ 17㎝


「 ふれあいの里 」 の奥のほうには、「 天体観測センター 」 の施設があり、その前面は広場になっていて、かしましくヒバリのさえずりが響き渡っていた。




その広場の端のほうに、何やら動くものがと立ち止まってレンズをのぞくと・・・




ヒバリを近くで見ることができた。
意外と大きい。





ヒバリは、空高く舞っていることが多い。
どうにか撮れた飛翔している姿。




キゴ山に行った理由はもう一つあって、「ササユリ」 を撮りたかったこと。



このきれいなチョウは、いったい???
「 ミヤマカラスアゲハ 」 に似ているような気がするけど。。。




朝方の雨を受けて、、、


      


薄ピンク色か真っ白で、いい香り。
葉が笹の葉に似ていることからこの名前となっている。
白山市の市の花かと思っていたけれど、そうではないらしい。


ホントは、ここからずっと山奥の 「 奥医王山 」 の方まで足を延ばしてみたいのだけれど、やはり一人だとちょっと怖いので、途中の 「 医王の里 」 まで、車で走り、引き返してきた。
そのうちリベンジできればいいけど・・・


梅雨空にアジサイ

2010-06-26 09:55:05 | Weblog
5月に 『 大乗寺丘陵公園 』 のツツジを見てきたときに、ここはアジサイも植栽されているので、またその時季になったら来てみようと思っていた。
『 もうそろそろいい頃よ 』 と、その公園の近くに住んでいるTさんより、連絡をいただき、翌日の朝早速行ってきた。





花の種類があまりにも多くて、デジブックを二冊に分けてみた。
忙しい方は、最初のだけでも見てくださいな。


デジブック 『大乗寺公園のアジサイ』



      



ほかにどんな種類があるのだろうと、興味のある方と時間の許す方は No.2も開いてみてくださいね。

デジブック 『 アジサイ No.2 』



いかがでしたか?
あまりにも多くて退屈でしたか。
コーヒーでも飲みながら、くつろいだ時間を過ごしてもらえたら嬉しいです。



                                         



この丘陵公園に足を踏み入れるなりお出迎えのホオジロさん。



そして、モンシロチョウとモンキーチョウが仲良く遊んでいました。





サギさん達の集団生活

2010-06-24 13:29:33 | Weblog
去年に引き続き、今年もサギのコロニーの特集です。
ちょっと写真の数が多くて済みません。


≪ 西側の陣地 ≫


犀川にかかる国道8号線の左右にサギのコロニーが存在している。
西側にはシラサギ類が大半陣取っており、東側にはゴイサギやアオサギなど茶系の羽を持つサギ類が区分けしたように存在していた。





≪ 東側の陣地 ≫


ただし、両側に陣地があるのに気付いたのが昨日のことだった。
我が家からは東側の茶系陣地の方が先に目に付く場所だし、昨年もここで写真を撮った記憶があったので、国道の下をくぐって先までいく考えはちーっとも思いもつかなかった。



≪ 抱卵中 ≫  5月の段階




      

どうりで、シラサギ系が今年は少ないなぁーと思っていたはづ。
最初に今年の状況を見に行ったのが、5月20日のこと 




そんな中、1羽だけ早生まれらしき子が水ぎわに降りてきていた。




そして、昨日の状況
東西両側、入り乱れて写真の羅列です。


















≪ アマサギも ≫





やんちゃ坊主って感じ。空中を歩いています。





子どもたちがにぎやかに自己主張しながら元気いっぱい。







≪水遊び中≫







犀川の西部緑地公園近く。
毎年、この場所にコロニーを作っている。
去年の暮れあたりのこと。ここの中洲の葦などがさっぱり刈り取られてしまい、これじゃサギさん達は営巣できないなぁーと心配していたら、いつの間にか、こんもりと茂り例年のごとくにぎやかになっていた。
よかった。

サギの繁殖期は4月下旬から8月頃で、6月は子育ての真っ最中。
まだしばらくは楽しめる。


 

湖南公園にカッコウが

2010-06-22 17:57:56 | Weblog
先週の土曜日、曇り空とは言え雨が降っていなかったので、梅雨の時季では貴重な日だからと、朝9時頃から出掛けてみた。
でも、さてどこに行けば鳥さんに会えるのかとハンドルを目の前にしてしばし沈思黙考 ( そこまで真剣ではないけど・・・ )
結局、決めたのは 『 湖南水辺公園 』
1年以上行ってないので、久ぶりに行ってみるかと。。。


公園到着とともに、聞こえた来たのがカッコウでした。

≪ カッコウ ≫





カッコウは、声が近い割には案外遠くにいてしかも、高ーーい木のてっぺんだったりして、鮮明には撮れなかった。ザンネン 
なんだか、このカッコウさんに笑われてしまっているような・・・




公園の裏手は田んぼが続いており、そこに小さな子供のトビがジッとしていた。

≪ 子どものトビ ≫



直ぐ近くで、親のトビがちゃんと監視というか、見守ってくれていたのでした。
 ≪ 親のトビ ≫
     




やっぱり親の飛翔はたくましさが感じられる。







初心者マーク付きかな 




≪ 空き巣 ≫

池の周りには葦がたくさん。
そこに空き巣になっている巣があった。
きっとオオヨシキリの巣だと思われるが・・・ 
ここでも、オオヨシキリの大合唱が響いていた。




                                                  



管理人室の入口横の水がめにいろんな種類の水草が育てられていた。
≪ アサザ ≫


その中で鮮やかな黄色のこの花が目立っていた。
各地でアサザ個体群の保全や復元、流域環境の保全を目的として、植栽やシードバンクの掘り出しといった復元、保全活動が行われているとのこと

この「湖南水辺公園」では、市内の小学生による田んぼも用意されていて、米作りを田植えから経験したり、希少な水生植物を育てようと言う会があったり、フィールドワーク入門といって、普段目につかない小動物や、潜んでいる生き物を探したりといろんな催しものがされている場所でもある。


  ※ ちょっと私には似合わない真面目な記事となってしまった 
   




つばめさんのデリバリー

2010-06-20 17:08:36 | Weblog
いつも歩く森のコースで、左に曲がるところを右に足を向けたところ、面白いショットを撮ることができた。


≪フワフワ羽の子供のツバメ≫


お母さんまだかなぁー と待っています。



そこへお母さんが口には美味しそうなごちそうをくわえて、、、


デリバリーです。




さぁー、お待ちどうさま。




もっとほしいよぉーー。




また今度よ。
いやだ、いやだ、もっと、もっとほしいよぉーー 




しようがないわねぇー 




あっ、イタ  それはお母さんの足ですよ。
 




そしてもういちど、デリバリーが届きましたが・・・




さぁ、今度のごちそうはちょっと大きいけどどうかな。



≪あっ  ≫


せっかくのごちそうが・・・

≪ あ~ぁ ≫


子供のつばめさん、あきらめきれないようでした。


子育ては大変。
一人前に育ってくれるまで、何度も何度もデリバリーが続くのでした。

今朝の新聞でちょっと心に残った言葉がありました。
「 エサを運ぶだけではなく、魂を運んでくる。 」




≪ ニワゼキショウ ≫
     

最近、草地等でよく見かける素朴な花。




≪ ビョウヤナギ ≫


ちょっと見ぬ間に、近くの公園で満開になっていた。





犀川で

2010-06-18 16:28:43 | Weblog
今頃になって、初めて出会う水鳥もいて、たまたまカメラを構えた中にとらえたのがこれ 

≪ コチドリ ≫


まん丸おメメの廻りの黄色いリングが特徴。





ちょっと内また気味 !?




初めてのコチドリさんでした。
うれぴーー 




≪ アオサギ ≫
     

はるか遠く、アオサギが一羽たたずんでいました。
なんか、絵になる風景だと思って。。。



                                                    



犀川の土手沿いにある小さな工場脇に目を引くほど鮮やかな花が咲いていた。

≪ マツバギク ≫






     


いよいよ本格的な梅雨空となり、今日は昼前からずっと雨。
今週はこんな天気が一週間続くようです。



コブハクチョウの親子

2010-06-16 10:54:59 | Weblog


能登半島の喉元あたりに、羽咋市(ハクイシ)があり白鳥の飛来で有名な邑知潟(オウチガタ)がある。そこに続く長曽川にコブハクチョウのヒナが誕生したのは5月末のこと。
いつも近場の森ばかり行っているので、気晴らしに遠出( と言っても、車で1時間とちょっとくらいの距離 ) してきた。




最初、6羽ほどいたらしいが、この時は3羽になっていた。
そして、ヒナと言うよりも成長がみられるほど少し大きくなっていた。




しばらくは川を行ったりし来たりしていたけれど、そのうち土手をあがってきた。
やわらかい葉やたぶん小さな虫をさがしているのだろう。
しばらく親子で食事タイムが続いた。





あまりの暑い日差しにたまりかねたようで、子供たちは川に戻って行ったので、お母さんだけが子供たちの後を追って行った。
お父さんはお疲れなのか、ひとりで休憩中。
 オスメスの違いがわからないので、勝手な脚本です。 





3羽の子供たち、仲良く何か相談でもしているよう。
お母さんのまなざしが優しい。




1羽のヒナが私のカメラに気づいて、無邪気な顔を向けてくれた。
お母さんはぴったりそばについて見守っている。




我関せずと、ひとり寝てしまっているお父さんを呼びたげなお母さん




どれ、どれとお父さん、重たい腰をやっと上げてくれました。




でも、こんなことしたり、、、




こんなことして遊んでばかり。


私は、楽しい時間を過ごさせてもらった。




川の土手そばの民家に大きな「ブラシの木」の花が咲いていた。




帰り道の国道159号線で大きな案内看板が目に入り寄り道をしてみた。

≪末森城址本丸跡より≫  


末森山は138m。頂上までは徒歩約20分。
ここは、越中の佐々成政を破り、越中進出の糸口を開いた前田利家の『 末森合戦の地 』である。
薄暗い杉林の両側に花の名や、咲く時期などを記した標識が頂上まで続いていて、ハイキングコースにはぴったり。
本丸城址からは日本海も遠くに望めた。

ウグイスやヒヨドリの鳴き声が聴こえる山中で、「ヤマアジサイ」や「ホッコクアザミ」がひっそりと咲いていたのでした。








海岸に咲く花

2010-06-14 17:51:49 | Weblog
先日、夕日を撮りに行った時に海岸に咲いていたハマヒルガオに気づき、何枚か写真撮ってきたけれど、あくる朝、もう一度海岸に行って ( イソヒヨドリが撮りたくて・・・ ) 朝露をつけたそのほかの花も撮ることができた。

その前に、海岸に通じる道の入り口の頭上の電線で見かけたトリさんを。

≪ ホオジロ ≫


久しぶりにホオジロさんとの対面となった。
前座はこの一羽だけ 



次からがメインの花たち 
≪ ハマヒルガオの咲く海岸 ≫








ハマヒルガオは砂質海岸に生育する多年生草本。
こんな塩分の多い海岸端でありながら生育できる力となっているのが、葉の厚さ 



≪ハマエンドウ≫


海岸の砂地に生える多年草。



≪ はまぼうふう ≫


浜辺では水分がすぐ乾いてしまうので、根は地上部の10倍くらい長く地下まで伸ばしていて、これで地下の水を吸い上げているそうだ。
また、根が深くはびこることで浜辺の砂が風で飛び散るのを防ぐことから「 浜防風 」の名がついたとのこと 



≪ コマツヨイグサ ≫


茎は斜めに立って伸びて成長していく。
草丈は20㎝~60㎝ほどの2年草。



≪ スナビキソウ ≫


砂の中に地下茎を長く伸ばして咲くことから砂引草と名付けられた。




私の出身地は九州、福岡県。
周りは田んぼばかりの平野で海とは全く縁がなく、そのご30年ほど住んでいた神奈川県も住宅地の広がるところで、海からは遠く離れていた。
だからか、10分も車を走らせれば直ぐに目の前に日本海が広がるというこの地が大好き。
荒波の打ち寄せる冬もいいし、おだやかでキラキラ光る春の海もいい。





この海岸を背にして森が広がるのだけれど、駐車場からこの森に入るところに階段があって、時々見かけるカニさんがいる。

≪ アカテガニ ≫
     




さるかに合戦のモデルになったのがこのカニらしい。
河口部のヨシ原や草むら、海岸の後背林などに生息している。




トリ枯れの中で・・・

2010-06-12 17:58:27 | Weblog
いくらトリの宝庫とはいえ、ここのところまったく不作であります。
珍鳥情報がいろいろと耳に入ったりするものだから、その誘惑につられてついつい、いつもの森へ出かけてしまう。でも、たいがいは「 今日もダメだった。。。 」と、トボトボ帰ることになってしまう。

森でカメラを構えていると、散歩のおじ様方に「ごくろうさん」と、声かけられる。
なんも苦労はしてないよ、と言いたくなる。
楽しみで撮ってるんです  ナンテ。
でも、こんな風に反応すること事態が、ご苦労なことをやっている証明かも。



≪ サメビタキ ≫  13.5cm スズメより小さい




≪ メボソムシクイ ≫  13cmくらい





小川におりて、水浴びした後、ブルブル羽を震わせたところ。




三枚目のこれもメボソかどうかはちょっと不明だけど。。。



≪ メジロ ≫  12cm







≪ モズ ≫  19~20cm






こんな風でまったく変わり映えのしないトリさんばかりですいません 





≪ 今日の収穫物 ≫


戦利品を高々と掲げるこのトリはムクチャンか、逆光のせいで不鮮明。
ゲェットした獲物も、さていったいなんだろう ?