かっては旧陸軍兵器庫として、戦後は金沢美術工芸大学に使用されていた本多の森公園の3棟並ぶ赤煉瓦のレトロな建物
この歴史博物館はいずれも煉瓦造り、2階建てで、左右対象を基本とした造りとなっており、長さが90mもある。3棟とも外観は創建時の姿を忠実に復元されており、内部はそれぞれ異なった手法で構造補強され、建物の文化財としての価値と展示設備との調和をはかるなど、さまざまな工夫が凝らされている。
≪石川県立歴史博物館≫
< 正面入り口 >
< 博物館中庭 >
中庭においてある造型は辰巳用水を作った時に使用された石管。寛永の大火による大きな被害は、高台にある金沢城まで消火するために必要な水を持ってこれなかったことだと考えた三代藩主前田利常が、その翌年に板屋兵士四郎に命じて造らせたといわれている。犀川上流から水路を開き、わが国最初の逆サイフォンの技術を駆使し(この原理を試すために造られたのが兼六園にある日本最古の噴水 )金沢城まで用水を引いた。この用水の完成により、城下町にも水が行き渡るようになり、加賀百万石の豊かな繁栄につながっていった。館内のビデオで詳しく知ることができる
< 参勤交代の屏風絵 >
館内は、第一展示室から第八展示室まで、石川の歴史と民族について各棟ごとに古代から近代まで順を追って展示、紹介されている。遺跡からの出土品や時代ごとの生活道具など実物資料が多い。参勤交代の様子が良くわかるこの屏風絵の説明によると江戸まで二週間ほどの日にちがかかったらしい
< 開方盤 >
七尾の算学者、「志摩好戸矩」が作成したそろばんの一種で、6乗の方程式まで計算ができるというけど、いったいどう使うのか
※ それぞれの展示室において石川の歴史と文化を古代から近代まで興味深く知れるようになっている。
①石川の歴史と文化②近世・近代の科学と技術③歴史体験コーナーなど。
この歴史体験コーナーは、子供達が歴史の教材内容を理解するためにテーマ別に関連した実物資料などに手を触れ、試したりという「体験学習」の場として使われている。歴史に興味がある人たちにとっては、きっと時間も忘れて楽しめることだろう。
この歴史博物館はいずれも煉瓦造り、2階建てで、左右対象を基本とした造りとなっており、長さが90mもある。3棟とも外観は創建時の姿を忠実に復元されており、内部はそれぞれ異なった手法で構造補強され、建物の文化財としての価値と展示設備との調和をはかるなど、さまざまな工夫が凝らされている。
≪石川県立歴史博物館≫
< 正面入り口 >
< 博物館中庭 >
中庭においてある造型は辰巳用水を作った時に使用された石管。寛永の大火による大きな被害は、高台にある金沢城まで消火するために必要な水を持ってこれなかったことだと考えた三代藩主前田利常が、その翌年に板屋兵士四郎に命じて造らせたといわれている。犀川上流から水路を開き、わが国最初の逆サイフォンの技術を駆使し(この原理を試すために造られたのが兼六園にある日本最古の噴水 )金沢城まで用水を引いた。この用水の完成により、城下町にも水が行き渡るようになり、加賀百万石の豊かな繁栄につながっていった。館内のビデオで詳しく知ることができる
< 参勤交代の屏風絵 >
館内は、第一展示室から第八展示室まで、石川の歴史と民族について各棟ごとに古代から近代まで順を追って展示、紹介されている。遺跡からの出土品や時代ごとの生活道具など実物資料が多い。参勤交代の様子が良くわかるこの屏風絵の説明によると江戸まで二週間ほどの日にちがかかったらしい
< 開方盤 >
七尾の算学者、「志摩好戸矩」が作成したそろばんの一種で、6乗の方程式まで計算ができるというけど、いったいどう使うのか
※ それぞれの展示室において石川の歴史と文化を古代から近代まで興味深く知れるようになっている。
①石川の歴史と文化②近世・近代の科学と技術③歴史体験コーナーなど。
この歴史体験コーナーは、子供達が歴史の教材内容を理解するためにテーマ別に関連した実物資料などに手を触れ、試したりという「体験学習」の場として使われている。歴史に興味がある人たちにとっては、きっと時間も忘れて楽しめることだろう。