「新型」(現代型)うつ病の夫を支える妻のページ

結婚して1年目
旦那が会社に行かなくなった。
奮闘する日々を描いた日記

ゲーマー

2006年10月30日 | 日記 症状編
夜10時過ぎ、旦那さんが何やらゴソゴソ・・・
やおらパジャマを外出ぎに着替え、自転車の鍵を握り締めている。

ん?私またなんか悪いこと言ったかな?

聞けば、自転車で30分かかるゲームセンターへ行きたいとの事
「はぁ?」
往復1時間である。こんな夜更けに
確かに、お酒を飲んでいるので車を運転しないという姿勢はえらいが
あまりにも考えがアホだ。

私が制止して一度は思いとどまったものの
「どうしても、どうしての1ゲームしたいんだよ~」と嘆く
あまり反対して、キレられるとやっかいなので許可した。
「じゃあ明日に響かない程度にね、これで明日会社行けないって言ったら
本当に愛想尽かすよ」と

結局、日付けが変わってからのご帰宅。
「私明日も仕事だから起こさないでね」との伝言もむなしく
帰る早々、犬が欲しい・・・と旦那
私と、すやすやおやすみの愛娘(犬)を叩き起こして連れて行った。

そして次の日は、やっぱり「ごめん」 だった

見限る

2006年10月27日 | 日記 症状編
今週少しずつ、寝室から物を移動。
いよいよ1部屋を私だけのものとした。

夜。旦那さんが怒っている。

お酒が入って、本音が言えるようになったようだ。

「電気をつけっぱなしにするな!!」とか
「靴をだしっぱなしにするな!!」とか
とにかく難癖をつけて怒っている。

しばらくして、メールが入る。
「携帯の留守電がいっぱいだけど、消し方がわからん」と

私が見に行くと、旦那さんが布団に包まってふてくされていた。
「見限ったんだな」
「みんな俺のことを見限って行く・・・おまえもだ」

「そんなんじゃあ・・・ないよ」

旦那さんの気持ちは判るから、口ごもってしまった。

見限ったつもりは、無い
1人になれる部屋が欲しかったのだ。

お互いに辛いね。旦那さん。




朝から はぁ~

2006年10月25日 | 日記 症状編
今日も朝から旦那さん
「ハァ~・・・」
「フゥ・・・・」
「ハァ・・・・」
「ダメだ・・・」

朝から出勤の用意で大忙しの私を尻目に
ため息ばかりついている。
それを見ながらの朝食は非常にマズイ!!おいしくない。

メールを送ってくる
「ごめんね、上司に電話してみます」
「休むね」
こちらは、いちいち返事を打っている暇など無いのだが・・・

寝ている旦那さんを見ていると一日の戦意が一気にダウンする。
正直見ていたくない。

今日ブログのコメントを頂いた中で、奥さんがうつの旦那さんを支えて
治ったという話を教えていただいた。
奥さんがいつも明るくしていて、それが旦那さんにも移って治った というような。

でも、うつに勝てるほどの明るさをいつも持ち続けているのってしんどい。
無理にがんばらないでほしいとの励ましを頂いた。

私も、去年はすごく明るく接していた時があったことを思い出す。
1ヶ月旦那さんが休職したとき、大丈夫・大丈夫と励まし続けた。
風邪みたいなものだから、とか
これを乗り越えれば、とか励ましていた。

ある日突然私がおかしくなってしまった。
キレて大泣きして、過呼吸になって、暴れて・・・。

明るく接することができなくなった。
やっぱり無理して明るく接するのは良くない。

で、今は仕事に逃げ、お酒に逃げ、遊びに逃げ
とにかく逃げて逃げて逃げまくって
旦那さんの前では明るくしてる。

でも、辛い。
それは本当の笑顔ではないから。
そして、罪悪感もある。

どんどんおかしくなっていくように思う。
私自身そんなに強い方ではないから。

結婚は、修行だと 美川さん・江原さんが言う。(オーラの泉より)
でも、私の周りで本当に幸せな結婚生活を送っている人もいる
その人達はどうなの?って問いたい。

そして、私は修行中の身であるからして、この結婚から逃げではいけないのか
を問うてみたい。

私の何が災いして今の不幸を招いているというのか。






ビールを隠すな!!

2006年10月20日 | 日記 ケンカ編
朝、部屋に入ると旦那の様子がおかしい
読みもしない本をパラパラ読んでいる

足元を探る。
見つけた
ビールの空き缶

こうして夜中にビールを飲んでいるのを見つけて注意すること
数知れず。

私は、怒った
「いい加減に、かくれてビール飲むのやめてよ!
薬も飲んでるし、良くないよ」
「あと、会社に行くのが怖いからって、お酒に逃げちゃダメでしょ」

逆ギレ

「じゃあ飲みたいときはどうしたらいいんだ?
わざわざ起こして飲む報告をすればいいのか?」
「もういい、勝手に車で会社に行く、送ってくれなくてイイ!!」
「わかりました、わかりました、私が悪かったです!!ハイもういいでしょう」

ムカつく~~~~

以前からタンスに空き缶が転がっていて注意していたのに
一向に辞める気配が無い。
それどころか最近は開き直っている。

こんなに、いいかげんで意思の強い人が、なぜうつになるのか?

あきれる

良い人 悪い人?

2006年10月20日 | 日記 日常編
旦那さん、おとつい会社を休んでしまったときに携帯にメールをくれる。

「自分自身情けない、心労かけてごめん」
「情けないままはイヤなのでがんばります。必ず」

う~ん。
そのときは、偉いなぁなんて感心する

次の日、朝に駅まで送っていってすぐのメール
「しんどいです」
「無理かも」
「お腹痛い」

もうっ!!一旦行ったなら覚悟を決めてくれ~
何度も駅を迎えに往復するのは面倒だし、今日くらい
私を一人にしておいて欲しい。

なんとかメールでなだめて会社に行ってもらえた。
良かった。でも1時間もかかった。疲れた・・・

もう慣れた?

2006年10月18日 | 日記 日常編
月曜日は会社に行った旦那さん。
火曜日は先週と同じくまた有給をとった。

どうして同じ過ちを繰り返すかなぁ?
会社に行くのがしんどいから、意識的に途中休憩を入れているのか?

そして、水曜日また会社に行けない。やっぱりね。

「絶対行くから」の言葉を何度聞いたことか

今度は「こうこう、こうゆう理由だから行ける」とか
「こうするようにしたから 行ける」とか言うけれど
毎回裏切られる。

現在私の計画は、家庭内別居。
すでに寝室は別々になったので、この際お互いに自分の部屋を作って
暮らさないか?というもの

今は、旦那さんの居る寝室に私の服があったりするので、どうしても
出入りしなくてはいけない。
犬小屋と書斎に使っている部屋を、ベットを移動して私だけの部屋にして
旦那には、寝室を明け渡そうと思っている。
寝室9畳に対して、書斎5.5畳の割合だがこの際仕方が無い
旦那さんは渋っているが私は是非ともやりたいと考えてる。

第一旦那さんがキレたとき、逃げ込む場所がないのだ。

本当は、旦那さんに実家に帰ってもらいたい。というのが本音だが。
これはまだ言えない。

とりあえず少しずつ荷物を移動しよう

キレる訳が良くわからない

2006年10月16日 | 日記 ケンカ編
夜8時半 二人でTVを観ていた。
「もう寝るわ」と旦那。
「え~、もう寝ちゃうの?」と私
キレた
もう、訳がわからない

出て行くだの、絶対お前を許さないだの、ビール飲んでるのに飲酒運転して(5分で戻った)大変だった。

私は自室で布団にくるまって反省モード

そんな私を捕まえて「そんな反省のポーズをしたって俺の怒りは収まらないぞ」と
のたまう旦那

はいはい、好きにして下さい。と、心の中で返事をした。

居間のソファに座って、こんこんとお説教。

要約すると、旦那は今日またやりたい事をできなくて
挙句私に、早く寝ることを拒否られてキレたらしい・・・
(でもまだ8時半だよ

午前中、買い物とランチを済ませ、DVD鑑賞とここまでは良かった。
3時からゲームセンターとプールに行く予定が
私の都合で2時40分になってしまった。

帰ってからゆっくりしたかったのに、犬の散歩に行ったからできなかった。
(頼んでないっつーの、行くっていうからお願いって言っただけだ)

そして、食後自室でゲームをしようとしたら止められた。
ことに大いにお腹立ちなのだそうだ。
付き合いきれん。

とりあえずすべてにYESとごめんねと謝っておいた。
怒りながらも自室でゲームを始める旦那

1時間ほどしてベランダでタバコをふかす
そしてそのままベランダで寝てしまった。

起こしに行くも「ほっといてくれ」と旦那
ふてくされているのか・・・

30分ほどして起こしに行ってようやく寝室へ。
疲れた・・・

これも「うつの症状」なのであろうか
明日会社へ行く苛立ちを私にぶつけているのか?

また、旦那と距離を置きたくなった。
同居人として見て行きたい。

でもたまに良い人に戻ったりするから、また昔のように仲良くしてしまう
どう接したら良いのか困っている。



妊娠について

2006年10月11日 | 日記 日常編
しばらく生理が来なかった。
旦那さんに話したら、私の顔を覗き込んで、眉間にシワを寄せて
なんだか無理やり悲しそうな顔をして「堕ろすしかないね」
と言う

全くデリカシーのない人だ。

以前から、こういう状況(旦那さんがうつ)だし
経済的にも不安定だし、子供は難しいねと話していた。
私が特に子供好きじゃないってことも話してある。

私の気持ちを汲み取って、優しさのつもりで言った言葉らしい。

が、私は
「もういい、あっち行って」と返事してしまった。

今日から会社

2006年10月11日 | 日記 症状編
先月1ヶ月ほとんど会社を休んだ旦那さん。
今週から会社に行き始めた。

月・火曜日は、半日で帰ってきてしまった。
「寒気がする」と旦那さん。

水曜日は1日寝ていた。
木曜日、再び奮起して仕事、早めに早退してプールにも行く。
金曜日、早速飲み会を開く旦那さん。

3連休を挟んで
火曜日、1日仕事、定時退社でクリニックへ。
水曜日、有給休暇をもらってお休み

と、こうしてみると問題なく行けたのは3日間だけなのに
先月ずっと家に居たもんだから、すごく会社に行けているような気がする。

それにしても、あんなに休んだのに、まだ有給休暇をくれるなんて
いい会社だと思う。

旦那さんは「仕事が多い!残業が多い!」とこぼすけれど
そうでもないぞ~と私は思う。

世の中サラリーマンはもっと大変なんじゃないかな?
まあ、良い会社に入れて良かった

寒気がして休んだときも、栄養ドリンクいっぱい飲んで
なんとか早く「風邪」(本人曰く風邪らしい、うつ症状でも寒気がでるから
どちらなのかは不明)を治そうとしていた。

ともかく、10月に入ってからは随分がんばっているようだ。


それはさておき、最近の旦那さんの症状でひとつ気になることがある。
「くどい」のだ。

一旦自室に戻ったかと思うと、すぐに出てきて話しかけてきたり、
食事中でも、話が長くて食事が進まない。
というより、私を捕まえて話を聞いてもらおうとする。

ちょっと前までは、用事がなければ特に話しかけてくる人ではなかったのだが・・・

お陰様で連日寝不足だし、私自身の時間が削られるので多少ストレスを感じる

本日、他人のうつサポ妻のブログをみて気が付いた。
「見捨てないでね」のアピール行動だ
ああ納得。
そう言えば、先日「このまま治らなければ、別居しよう」と言ったっけ
うーん、ショック療法?

かなり効いてるみたいだわ。

経済的困窮に興味がないうちの旦那
私の稼ぎをあてにして、自分は無理に働かないで良いと思っている。

そういう人って多いみたい、これまた回避行動。
「経済制裁」って手もあるみたいだから
今度はそれをやってみようかしら?

回る お寿司

2006年10月09日 | 日記 日常編
今日は「体育の日」

旦那さんの実家に遊びに行った。
お昼に、回転寿司をおごってもらう
旦那さんは調子に乗って13皿を平らげ、苦しい!!ともがいていた

旦那さんの最近の様子と今後の権謀についてご報告。

お義母さん曰く「今がすべてだと思わないでね。良いときも悪いときもある
波のある病気だから」

つまり、今良くてもまた悪くなるんだから、ぬか喜びするなと
反対に、悪くても、また良くなるなるんだから、暗くなるなと

おっしゃられた。

「この病気は、長いこと付き合っていかなければいけない病気だから」と

お義母さんは、自分も現役で働いていらっしゃるので、そうゆう社員さんも見てきた人。
だから、この病気のことについてもかなり理解がある。

旦那さんがこの病気になったことを話して、一番最初に言われた一言は
「3年は、クビにならないから大丈夫よ」だった。

理解があってありがたいなーと思う反面。
ちょっと四角紙面な他人行儀な感じがすることも否めない。

お義父さんは
「息子が世話かけて、すまないね」と
ぶっきら棒だけど、嬉しかった。

お義母さんに、セカンドオピニオンを求めようと思っているという話を
したとき「そうね、でもそれですぐに良くなるとは思わないでね」
と言われた。

現実的な一言。

子供時代、旦那さんはお母さんに甘えることができなかった?
で、今だに子供みないなのかな?

なんてちょっと考えてしまった。

久しぶりのお寿司で、満腹、満足。
感謝・感謝。