おコメダーズのキャプテン・こま爺の『ガチめんどい!』

本業は脚本屋の小松公典が、こま爺の名であれこれやるユニット。
それが…おコメダーズ!

1683回・夏の終わりに神戸で会おう!

2011年06月18日 | 映画・書き物について


神戸市の長田区生まれ。
戸籍にはそうある。
が、生まれてからしばらく、
新開地は福原桜筋で育ったらしい。
そこが、どういう場所か?
泡と欲、涙と金。
それぞれが絡み合い、
それぞれの夜を過ごす場所。
ネオンの灯り、ナオンが盛り、
オトコ狂わす泡踊り。
時間を刻む針の音。
奏でるリズムに身を任せ、
ハダカ衣装の泡踊り。

そんな場所だ。

そこと長田区を行き来しながら
育ったのだ。
長田区といや、靴の町。
靴を作る町工場だらけ。
アルミニウムを溶かして、
靴型を作る町工場。
そこの主がオヤジ殿。
工場に行くと、
あるいは休みの日。
工場から程近い、六軒道商店街に
よく連れていかれた。
行き先はパチンコ屋。
オヤジ殿がチューリップの花を咲かそうと奮闘している間、
俺は近くの神戸デパートで遊んでいた。
花が咲いたら腹が減る。花、咲かずとも腹は減る。
商店街の脇に伸びる路地。
そこにあるのは洋食屋。
明治の名残が色濃く残る、
大正二年に生まれ、
戦中戦後を広島で過ごしたオヤジ殿。

その身に刻んだ昭和の変換史、
西洋文化への憧れを
ハイカラと呼ばれる形で
体現してきた個人史を、
還暦前後に生ませた我が子に
味覚を通して伝えたかったか、
外食の大半はそこだった。
カツをカツレツと呼び、
飯をライスと書く。
カタカナ表記の料理ばかりの
メニュー表。

全てが懐かしく、
全てが今はない。


と、感傷的なトーンも、
やりゃ出来んじゃん、俺。
ああ、そうですか。
柄じゃないですか。

チンペコマンペコ、オナラプー。

いいすか、これで(笑)。

そんなわけで、正式決定のお知らせ。

いただきました!

我が故郷、神戸。

夏の終わりに行きまっせ!

オトコはカリクビ
オンナはチチクビ

うーんと長くして
待っとってな!

詳細は追々、発していきます。

内容は、上映&トークショー。
場所が場所だけに、
レアネタ大放出は確定や!

お楽しみに!

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんわ (ブログ「ある人間のエッセイ記録」管理人)
2011-06-18 21:42:54
御返事ありがとうございます。

この記事の写真も良いですね。
いかにも「夏の風物詩」という印象の写真ですね。

あと、笠置シズ子は懐かしいですね。
今の人たちは、知らないでしょうね、笠置シズ子。

笠置シズ子で思い出しましたが、私は、直立不動で歌を歌う東海林太郎を始めてみた時に、驚いたのを記憶しています。
直立不動のまま歌を歌う歌手を見たのは初めてだったので。

あと、SHINさんのブログを見ました。
記事自体は、作品を詳しく紹介していて、分かりやすく、「作品の良さをアピールしたい」という管理人さんの意図を感じることが出来る記事でした。

ただ、この記事の中で、酒井あずさ氏が世界四大熟女の一人に数えられていましたが、残る3人は誰なんだろう?という素朴な疑問が残りました。
ある人間のエッセイ記録さん江 (小町・ルダ・メイ)
2011-06-20 09:29:12
東海林太郎、懐かしいですね。
今、あの歌い方をやれば、
AKBやパヒュームに
対抗出来るかもしれません。

いや、対抗してもしょうがないけど(笑)。

世界四大熟女の残り、
誰だっけな(笑)。
今度、彼にお会いしたら
聞いておきますよ(笑)。

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