Ali'i Drive Breeze

The Big Island
ハワイ島で体験した思い出を写真とともに綴る旅日記

古のハワイに想いを馳せる。ホロホロカイ・ビーチ&プアコ・ペトログリフ自然保護地域

2012年09月22日 | コハラコースト地区

2010年1月7日:午後1時50分

カワイハエのカフェ・ペストでランチを食べた後、19号線を南下し、マウナ・ラニへ。

the Shops で4Dムービーライドを楽しみ、(2010年7月2日UPのブログ)
おいしいアイスクリームを食べた後は、ホロホロカイ・ビーチへ向かった。

マウラ・ナニ・ドライブのロータリーから北へノース・カニク・ドライブ(N Kaniku Dr.)を道なりに進み、
フェアモント・オーキッドの手前で右折しホロホロカイ・ビーチパーク・ロード(Holoholokai Beach park Rd.)へ。
ゴルフコースの間を抜けてビーチ手前の駐車場(無料)まで運転。
(*ゴルフコースの間では、カートが出てくることもあるので要注意)


ホロホロカイ・ビーチ<Holoholokai Beach Park>

 
拡大できます(Selected for Google Earth)
ビーチ前には、飲料水、シャワー、トイレのほか、
ピクニック・テーブルグリルまであり、お昼時など家族で訪れるロコも多いです。

泳ぐにはあまり向かないビーチだけれど、
透明度があるのでシュノーケリングは楽しめるようです。

 (Selected for Google Earth)

2003年に訪れた時、シュノーケリングに挑戦してみたけど、
干潮時で浅くなっていて、波に揉まれただけですぐに引き上げました。

ちなみに、                
19号線沿いの黒い溶岩の上で見かける白い落書きは、
このビーチにあるような白化したサンゴを拾い集めたもの。
それにしても、あの落書きに使われている数を思うと、
相当数・・・どころか、数トンくらい海岸から運ばれていそうだ。
(ハワイ島でのウェディング・プランには、あの落書きもあるようですね。)


プアコ・ペトログリフ自然保護地域<Puako Petroglyph Preserve>


ホロホロカイ・ビーチの近くには、プアコペトログリフ自然保護地域がある

2003年には、そのトレイルの入り口までしか行かなかったので、
今回は無数のペトログリフが残る岩場まで行って見ることにしました。



駐車場の脇から、
ペトログリフ・フィールドへの遊歩道 “Malama Trail” が始まっている。
約100メートルほど歩くと、
ペトログリフを展示するように並べた広場に行きつく。







舗装してあるのは、ここまで。
そこから先は、木々に囲まれたトレイルを歩くことに。
これが結構歩き辛い
溶岩や木の根っこなどで足元が凸凹し、うねうねと曲がりくねったトレイルを、
目的地まで700メートル弱歩くことになるのだけれど、この時はその距離も知らずに歩いてました。



平地を歩くようなわけにはいかず、加えてぼくたちが履いているのはサンダル。
足取りも重くなれば、口も重くなっていく。
ペトログリフ・フィールドから戻って来るアメリカ人何組かと途中ですれ違ったが、

みな一様に寡黙だったのはそういうことかと、身をもって知った。
それでも、
トレイル脇にもあるペトログリフを発見しながら、歩き続けること約15分。
ようやく、ペトログリフ・フィールドに辿り着いた。





そこには、岩一面、そこら中に刻まれた無数のペトログリフが!!
自然保護地域内には、じつに3000以上のペトログリフがあるという。

余談:2012年8月24日から公開の映画『プロメテウス』の中で、
    異星人の存在を示すペトログリフが、
    この場所とモオキニ・ルアキニ・ヘイアウから見つかったという設定になっていた。

   

ハワイの島々で見られるペトログリフだけれど、最も多いのは、やはりハワイ島。
この島が一番若く、滑らかなパホエホエ溶岩が大きく広がっているからなんだそうだ。


                             
文字を持たなかった古代ハワイアン。
では、これらのペトログリフは象形文字ではなく絵なのだろうか?
彼らはどんな意味を込めて、これらのペトログリフ(ハワイ語で“Ki'i Pohaku” )を刻んだのだろう?

なぜ、この場所に、これだけの数が集まっているのだろう?
いずれにも明確な答えはないそうだが、古のハワイアンたちの
痕跡であることは間違いない。



昔は、拓本を取って記念に持ち帰る人もいたようだが、

現在では簡易の柵に囲われていて、立ち入り禁止。
ぼくたちは、柵の外から写真を撮りながら、しばし古のハワイへ想いを馳せた。

参考までに:
ペトログリフの観察に最も適しているのは、早朝か夕暮れ時だそうです。
横から光がさす時間帯がBest。
トレイルを歩く際は、スニーカーなど靴で。(サンダルでは大変でした。)
飲料水も持参したほうが良いです。

Mahalo nui loa.



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