ひとりめ②

それからというもの、パリピ（初めて使ったぜ、、使い方合ってんのか）な私。

何って、まぎれもなく、

彼氏がいる！という自分にヤッホーイ！！！！
キャーー！マンガとかドラマで夢見たあの世界に自分も入った！入れた！！！

彼氏がいる自分に恋してました。
もうこれにつきます。

廊下ですれ違ったりなんかしたら（別のクラスだったので）恥ずかしくってたまんない。
周りからヒューヒューされるのが恥ずかしく、でもうれしい。

ああ、、、(　´_>｀)（遠い目）←今の私

まぁ、そのときは脳内のみならずアタマの周囲にモンシロチョウみたいのがピヨピヨ飛び回ってたわけなのですが、

TくんとOくんをアホみたいな基準で比較し、完全自己満足の世界にひたっていただけなので

夢が覚めるのは早いのです。

まず。付き合い始めて間もないころ、
再びグループデートをしたわけです。

すると。

集合場所にやってきたOくん、
前回、みんなで遊んだときと

同じ服着てる、、、、


( ﾟДﾟ)ｶﾞﾋﾞｰｰｰﾝ

ちゃんと一回目の服を覚えているという、ね。

おそらく、常にジャージか制服を着ている中学生にとって
私服って、特別感あるんです。
だから私は、自分のできる範囲でめいっぱいオシャレしていったつもりだったんです。プチセブン（懐）とか読んで。
だから、え！？ちょっと話違う(　・ω・)状態。

なんてったって、選択基準のひとつに
「服装とか、気を遣ってそう」
というド・勝手な項目があったのですもの！！！！

そこで、モヤモヤメーターが登場する。ちょっとたまる。

確かもう一回、みんなでお出かけしよーとなりました。確か地域のお祭り。
そのときに、友だちの都合かなんかで、日程が全て合わなくって、Oくんに「ふたりで遊ぼうよ」と誘われたのです。
私はそんな割りと本物デートのお誘いに対し、どうしたかと言うと、、、

全力で拒否！！
やだやだ！！！ふたりだけで遊ぶなんて絶対やだ！！！！

これもアレです、基準のひとつに「みんなで遊べる」…これはあくまでも、みんな　というとこが大事なのであって
ふたりでラブラブ遊びたいなんて、これっぽっちも思ってなかった。

彼氏がいるワタシ、友だちがいるワタシ、男女交えてワイワイ遊べるワタシ

これを演出したかったんですよねー。誰に？自分に。
自信なかったのかな。
（うーー、だんだんへこんできたぞ）

まぁ、そんなわけで、ふたりで遊ぶ計画はなくなり、みんなで遊ぶだけになりました。

そしてその日の待ち合わせの時。私はまた気になっているわけです。

（今回は…さすがに違う洋服来てくるよね……？？ドキドキ）