実母がダメになっちゃいました。

仲の良い親子だと思っていたのに。ある日突然、受け付けなくなってしまった娘のブログ

ダメになってしまった理由。

2015-12-29 10:18:13 | 母とのこと
母がダメになってしまった理由を、自分なりにいろいろ考えてみました。

虐待をされていた、とか、育児放棄だった、とか、そういうことではありません。
ネットでよく見る「毒親」というわけでもありません。



小・中学生時代は、私はいわゆる「優等生」でした。
親や先生の言うことをよく聞き、成績もよかったし、割となんでもできたので前に出ることも多かったのです。

反抗期もありませんでした。

なので母は、私たちが成人したころ
「きちんと育てれば、反抗期なんてなくて済むんだ」のようなことをよく言っていました。

まるで、自分の育て方が良かったと言わんばかりに。



私が4歳・妹1歳のころ父と母が離婚し、その後は母の実家で、祖父母とともに暮らしました。
数年間は、おば(母の妹)も一緒でした。

母は、私たちが幼いころはパートをかけもち、私が小学生になったころから、正社員で働き始めました。
祖父母は、兼業農家でした。
なので、小学生の私が帰宅するとき、家には祖母のみいたり、いなかったりという状況でした。

今でこそ、母子家庭なんて珍しくありませんが、そのころはまだ少数で、幼い私にとっては心の琴線というか、
かろうじて形を保っていたのに、ふと触れてしまったら、そのバランスを崩し、カラカラと壊れてしまう、ヒビの入ったグラスというか、
そういうものだったのだと思います。



今でも、忘れません。
小学1年生の時、「家族の家系図を書こう」のような宿題が出て、
父はいないし、おばはいるし、いわゆる「普通の家庭」からかけ離れている気がして、すごく気が重かったこと。

何気ない友だちの「コムギちゃんちは、お父さんいないよねー」という言葉に、
言い返せず、家に帰り、ひとりで泣いたこと。

幼心に、それを母に言ってはいけない、と思っていました。
だからぐっと我慢しました。ずっと。ずーっと。
家の中では、その話をすることは禁句でした。


私は幼いころ、自己主張ができない子どもでした。
誰に対しても。

風邪をひいたとき、母から「おかゆと、パンがゆ、どっちがいい?」と聞かれ、
パンがゆが食べたい。と思ったのに、言えない。
出てきた言葉は「どっちでもいい。」
結果、おかゆが出てきて、がっかり。

親戚のおばさんが、「クリスマスプレゼント、何が欲しいの。」と聞かれ、
欲しいものはちゃんとあるのに、言えない。
しばらくだまっていると、おばさんから
「そういうこと、ちゃんと言えなきゃだめよ。」と言われる。


決してマイナス的な主張ではないのに、なぜ言えなかったのか。今思うと、とても不思議です。


怖かったのかもしれません。
見捨てられ不安。
母の気に入る子にならないと、捨てられてしまうかもしれない。
小学生のころまでは、母が事故や病気で死んでしまったらどうしよう、と不安に襲われることがたびたびありました。
もしそうなってしまったら、生きていけない。自殺しよう。
とまで思っていました。

だから、なるべく自分を出さず、周りの望む子になろう。
と決めたのかもしれません。

不条理に叱られたことや、責められたこと、たくさんあります。
特に、母が正社員で働いていたころは、イライラしていたのか八つ当たりのようなことも多くありました。
でも言い返さず、反抗せず。



いい子でいすぎました。





辛い。いったんきります。

はじめに2。

2015-12-26 22:39:31 | 母とのこと
距離をおくことを決めてから、どうしたか。


夫に言って、母に言ってもらいました。私の今の状況を。

本当は、自分でメールを送るつもりだった。
「動機がして話ができない」って。

でも、どうしても送れなかった。
何度も送信ボタンを押そうとしたけど、どうしても。

なので夫に全て任せました。

私のいないところで電話をしてもらったので、何て話をしたのかは詳しくはわかりません。

夫に後で聞くと、ごめんね、としきりに言っていたらしい。
よろしくお願いしますと。



それからは、全く関係を持っていません。
連絡はもちろんしていない。
向こうからは、手紙が来たけど、こちらからは何もアクションを起こしていない。

今年の夏の帰省は、私だけ実家に帰っていない。
夫と子どものみ、行っています。

この年末の帰省も、同じようにする予定です。

はじめに。

2015-12-26 17:10:11 | 母とのこと
今年に入ってからのことです。

実母との会話に、違和感を覚えるようになってきました。

お正月よりゴールデンウィークの帰省の方が、違和感はより強くなりました。



その後、実母からかかってくる電話に対し私は、そっけない態度をとるようになりました。

なんか、うまく話せない。
言葉がつまって出てこない。

むしろ、話したいと思わない。なんでだろう。理由はわからない。

適当に相槌だけうち、電話を終わらせる。



そのうちに、電話に出られなくなりました。

着信に対し(あとでかけ直そう)と思う。
でもかけ直したくない。

その日はそのままやり過ごす。

次の日、さすがにかけ直さなきゃかな、と思う。
でもできない。

その次の日、再び、かけ直さなくてはいけない という重圧。
胃が痛くなる。

そのうち、仕事が終わると電話のことを思い出し、気持ちが悪くなる始末。


だめだ。
このままだと、私が、私の心が潰れてしまう。


そして決断。

母と距離をとることにしました。



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このブログを始める目的は、またあとで詳しくは書こうと思いますが、


気持ちを整理するため?

自分を癒すため?

状況を客観的にみるため?

同じような境遇の人を探すため?



何にせよ、状況が今よりも良くなっていくといいな、という願いを込めて。