梅雨の合間に森林浴しませんか?
ひさしぶり~ 『 こまちの散歩道 』へようこそ~
公私ともに色々あって1ヶ月山に行けてないこまちです、こんにちは~。
こういうときは過去レポを作成するイイ機会なのにね…
週末は本格的な梅雨で全国的に雨予報。予定していた山も中止になってしまった。
今月は全然山歩きをしてないし、脚も弱ってる。夏山に向けて鍛えたいんだけどな~
すると、日曜は昼前後からお天気が回復しそう♪
行きたい山があるというサトル君に急いで連絡すると、トントン拍子に話が進んで・・・
6月17日(日) 籾糠山(1,744m)もみぬかやま 晴れ時々曇り
7時に名古屋を出発~
10:38 天生峠(1,290m)にある登山口をスタートする。 あもうとうげ
駐車場は8割くらい埋まっていて、バスも2台ある。
山中 さぞや人が多いのだろう…
★ワンポイント★
・ 環境整備協力金(500円)を払ってね。
・ 駐車場は無料。トイレは紙なし。靴洗い場あり。
・ 山中は携帯トイレブースのみ。携帯トイレ(400円)は回収箱あり。
・ 入山の際は、種子落としマットで靴をスリスリしてね。
クマの生息地。
入山者がいっぱいいるから大丈夫でしょ~と鈴を付けずに歩く。
が、前後に人がいない状態がしばらく続く
足元はぬかるみ。でもこんなのは序の口
立派なブナに思わず、おお~~~イイネ~
森林浴 最高に気持いい
ゆっくりペースで歩くこと35分
11:15 天生湿原
分かっていたけど、ミズバショウは残念ながら終了
でも、1,400mの高層湿原に咲く花はミズバショウだけではないのだ!
小さい白い花の ズダヤクシュ
終わりかけの ショウジョウバカマ / 山アジサイと間違えそうな オオカメノキ
王冠みたいな ミツバオウレン / 紫色が愛らしい タテヤマリンドウ
このあたりもミズバショウ最盛期にはすごい景観だろうな~
代わりにミツバオウレンが私を癒してくれる
この天生湿原は木道でぐるりと周回できるけど、一方通行なのだ。
帰りに反対側を歩くとして、とりあえず先へ進む。
が、ガイドさんを先頭にした団体さんと前後して、なかなか写真を撮る余裕がない。
花を撮ろうとカメラを構えると、すぐ後ろに団体さんが迫ってきて、
団体さんが来るだろうからと写真は諦めて先に進み、後ろを振り返ると、団体さんはその花で説明を受けて停滞している。
な~んだ、タイミング合わないな~
説明するポイントがあるんだろうね
天生湿原からゆるく下ると、そこはミズバショウの楽園
当然盛りは過ぎているけど、イメージするだけでもわくわくするよ~
リュウキンカが少し咲いていたけど、後ろから団体さんがやってきたので、当然立ち止まる余裕はなかった(この写真は帰りに撮影)。
カツラの巨木は樹齢何年かな?
12:00 カラ谷分岐。ここは三叉路。
木平探勝路を登って木平湿原を目指すことにした。
おお~ 可憐なニリンソウ
登山道脇にいっぱい咲いてる!
もっと群生してるはずなんだけど、背の高い草木が邪魔をして上手く撮影できなかった。
存在感のある キヌガサソウ
シンデレラが履いたガラスの靴のイメージの サンカヨウ
地味な エンレイソウ
ブナに囲まれた登山道は、段差の小さい木階段で整備されている。
ぬかるみもあるけれど、心地よい風が吹き抜けるたびに、深呼吸したくなる
ん~ 気持ちいい~~~
まだこれからいっぱい咲く マイヅルソウ
2~3人のおじさんがまだ咲いていないマイヅルソウを踏みつけて下山していく。
いくら私達とすれ違うのに道が狭いといっても、少し立ち止まれば踏まずに済むのに
すでに見頃の ツバメオモト
影が葉っぱに映ってかわいい
沿道に咲き乱れる花々のなんとすごいこと!
一つ一つ足を止めていたら前に進まないほど!
みどり初々しい ダケカンバが現れる頃・・・
13:00 木平湿原(1,610m)に到着~
モウセンゴケ と ヤマドリゼンマイかな?
湿原を素直に真っ直ぐ進むと、ダケカンバの巨木で行き止まり。
あれ~?道を間違えた?
この写真を撮った時は、まだ間違えてると気付いていない
湿原まで戻ると、道標はないけど、明らかに木道が分岐していた。
木平湿原からゆるく下って、沢を徒渉すると、木平分岐。
ムラサキヤシオもまだこれから咲きそう
籾糠分岐で小休止して、あとは一気に山頂目指して最後の登り!!
ぬかるみがひどくて、グニョグニョ
14:45 籾糠山(1,744m) とうちゃく~
山頂からは猿ヶ馬場が手前にあって、白山は隠れて見えない。
狭い山頂では6人ほどが食事中。
混雑しているときは山頂で食事をしないよう看板があったけど、確かに狭い山頂だ。
6人ならまだ大丈夫。隅っこで軽く食事。
6人が下山していなくなると、虫がブンブン近寄ってきた(笑)
誰もいない山頂で貸切撮影(笑)
北アルプス、乗鞍岳、御嶽山が見えるはずだけど、雲ではっきり見えない。
しかし、梅雨時期にしては晴れた展望で良いんじゃない
ささ、時間も時間なので、下山はサクサクと。
一眼レフをザックにしまって、さぁ出発!
コンデジ撮影のサンカヨウ
手ごろなマクロモード、侮りがたし。
コンデジ撮影のリュウキンカ
色鮮やかに写るコンデジ、侮りがたし。
カラ谷登山道は、清流沿いに歩いて気持ち良い
ひんやりとした道沿いに、サンカヨウやオオカメノキがわんさか♪
16:20 本記事トップ写真にもある、カツラ門
あまりに大きすぎて遠ざからないと写らないほど
天然サクランボ? おいしそう~
岩の上に樹木が生えてる!不思議な光景
そういえば、ほとんど人に会っていない。
あれだけ車があって、登山者も多かろうと思ったのに、最初の湿原が混んでいただけだった。
ていうかスタートが遅かっただけ
天生湿原に戻ってくると、「あんたらが最後だよ~」って。
整備に携わっているおじさんが待っていた。
様々な貴重なお話を聞きながら、一緒に下山。
早くもコバイケソウが咲いていた ミツバオウレンともしばしお別れ。
次はニッコウキスゲかな~
最後に、北アルプス見晴らしスポットで、かすかに見える北アの山々。
古いコンデジではさすがに写らなかったけど、薬師岳、剱岳、穂高、笠ヶ岳など
よ~く見ると残雪豊富な高峰がズラ~リ
おじさん曰く、「槍ヶ岳も見える。あんたらラッキーだよ。梅雨時期にはまず見えないからね」だって
ちょっぴり得した気分です
17:30 2台のみとなった駐車場。
受付のテントも撤収して、山を下りていく関係者。下山後のアンケートにも協力できなかった
今日は歩行距離7km未満と短いし、標高差も450mしか登っていない。
のんびり山歩き~、森林浴~、お花撮影~
1ヶ月ぶりの登山には最適なお山でした。
それにしても4時間くらいで回れると思ったら、7時間もかかったなんて
時間を忘れさせてくれる森でした
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籾糠山って名前は知ってましたが、どこにあるのか分からず、調べてみたら飛騨の山なんですね^^
マッタリと歩くには良さそうだ~♪
夏山シーズンまであと少し!
それまでに足を鍛えないとね!
私も籾糠山は聞いたことがある程度で、どこにあるのか知りませんでした(^^;)
ヤマケイに紹介されたようで、今年はオーバーユースだそうです。
足を鍛えるほどの山歩きをしてないので、いまだ自信なしです(--;)
森林浴しながら のんびり歩いて 7 時間ですか~
花が多いから そうなっちゃいますよね (*^_^*)
こまちさんが紹介しちゃったら
オーバーユースに拍車がかかったりして ( 笑 )
私も 籾糠山を歩いてみたくなったので
秋ごろに歩いてみようかなっ
場所は違っても同じお花たちを見ていたようですね。
サンカヨウはシンデレラの靴
なるほど~♪ こまちさんのイメージングはステキね。
ツバメオモトの花の影がうつってるのもいいですね。
今年も登れなかったよ。ありがとう!
バテながら(笑)お話しての
山登り楽しかったよ。次回はもっと頑張る☆
です。ここはサンカヨウが凄いって聞いて
いたので来年こそは雨の後を狙って行こう
かと思っています。
雨の後のサンカヨウって透明になって本当
にガラス細工の様なんですよね。
きっと私も7時間くらいかかるんだろうなあ・・・
オーバーユースとの事ですが山を守って
いる人たちがいるのですね!
山名は聞いたことある程度でどこにあるか知らない山でした(^^;)
ヤマケイを見て来られた方も多いようで、皆さんよく見てるな~って思いました。
「平日に来てほしい」とおっしゃってました。
水芭蕉のピークだったらもっと時間かかりそうです(笑)
これからはニッコキスゲですね!
秋も紅葉が素敵だと思います♪
前日は雨だったんですが、着いた時間が遅かったので、ガラスの靴は見れませんでした。残念。
これほどのサンカヨウの群生は初めてです。
花の写真を真剣に撮りだしたら前に進めませんね(^^;)
この日はこれでも適当に撮って進みましたが、それでもこんなに時間がかかってしまいました。歩くペースもゆっくりでしたから。
水芭蕉の最盛期は過ぎたと分かってたけど行って良かったね!
お天気が好天するとあっては出かけずにはいられない(笑)
とんとん拍子に話が進んでホント良かった!
ありがとうね♪
足取りをみて、調子がイマイチ?と思ったよ。
次回はあれ食べようね!
サンカヨウが凄いって現地を歩くまで知りませんでした(^^;)
ガラスのようなサンカヨウ、まだ見たことないんです。来年こそは!!
今年は一気に人が増えたようで、携帯トイレや入山料、一方通行など様々な取り組みがされてるようです。
天然記念物がある自然の宝庫、末永く守っていきたいと地元の方もおっしゃってました。
週末に集中するので平日に来てほしいとも。
熊も多いので、動物の時間帯である早朝と夕方は入山しないでほしいともおっしゃってました。