コーヂ 日々のあとさ記

管理人の趣味であるアコギとバイク、登山に限らず、日々のあんなことこんなことを気が向いたように書き散らすぐだぐだなブログ

フォルヒG23-CRCTその4・サイド&バック

2006年06月22日 | ギター
フォルヒG23-CRCTその1
フォルヒG23-CRCTその2
フォルヒG23-CRCTその3


2.サイド(側板)+バック(裏板)→インディアンローズウッド(紫檀)単板



・サイド

サイドはトップから伝わる音振動をバックに伝える役割とボディの剛性を維持する役目を持つ。トップに比べると比較的固めの形状が安定していて耐久性がある木が使われる。

メイプルやマホガニーやハワイアンコア、その他にもっと硬めのローズウッドなど。もちろんこのサイドの材質によっても音色は変わってくる。

サイドの板は最初はもちろんまっすぐな板。これをアイロンと言われる機械にセットし、熱を掛けながら曲げていく。よく割れないものだなぁと感心(^^;


曲げ成型した後、トップ同様にブックマッチで2枚を真ん中でつないで箱の厚み部分が作られる。



なんか木目が合ってない?


こっちからは合ってる?




・バック

通常、バックはサイドと同じ材が使われる。バックまで音振動が伝わると胴の中では空気が振動して共鳴し、音に深みが出るのだ。

通常はトップと同様、裏板もブックマッチの2枚(2ピースと言われる)貼り合わせて1枚の裏板にしている。


ちょっとずれてる?




一部、ギターによっては3枚(3ピース)を貼り合わせて1枚の裏板にしているものや、エレキギターのようにピックアップが最初から付いているエレクトリック・アコースティックギター(エレアコ)は、トップが木でもサイド&バックが一体ボウル型のグラスファイバーやABSで作られているタイプもある。


enoさんの奥様が Ovation を所有されているんですよね~。バックの画像をお借りできるとありがたいんですが・・・(^^;

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