NPO法人こころthe士業通信

特定非営利活動法人こころthe士業の公式ブログ。
活動実績や今後の予定等をお知らせしてゆきます。

第1回 労働応用セミナーのお知らせ

2012年08月24日 11時54分36秒 | 今後の予定
 NPO法人正会員の各務さん(社会保険労務士)が、
横浜市中区の「かながわ労働プラザ」で、表記の
セミナー講師を務められるのでお知らせします。

日時は、来月(9月)26日水曜日、13時30分から
                      15時30分まで。
会場は、神奈川県立かながわ労働プラザ
        (最寄駅は、JR石川町駅)
受講料は、1000円です。

 各務さんは、NPO法人こころthe士業の正会員でもあり、
内部の勉強会でも講師を務められ、現在は千葉県船橋市を拠点に
他業種の方々との交流を深めたり、本業の社会保険労務士事務所の
運営等々忙しい毎日のようです。
 最近はホームページも立ち上げて、営業に幅を持たせています。

 専門は障害年金・障害者雇用など、障害を持たれる方の手助けに
なりたいとお考えのようで、関連する助成金についても詳しい方です。

 今回はご自身の経験から、『組織管理術』について講演されます。

 是非、お知り合いの事業関係者の方々とご参加ください。

 詳しくは、こちらのチラシをご覧ください(クリックするとPDF版が開きます)。
 


勉強会のお知らせ

2012年08月18日 12時29分46秒 | 今後の予定
NPO法人こころthe士業 第24回勉強会 2012年8月25日(土)

会場:かながわ県民活動サポートセンタ会議室306
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f5681/p16362.html
※会場には重々ご注意ください。

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午前の部:キャリコンセミナー「社内キャリアアップコンサルティングを学ぶ(仮題)」
7月の勉強会に引き続いてのキャリアコンサルティング講座です。
今回は、社会保険労務士もコンサルティングに使える、社内キャリアアップについて、ワークショップも交えて学びます。
また、開業者や開業を考えている方にとっては、ご自身の今後の行動方針を定めることに役立つのではないでしょうか。

時間:10:00~12:30
講師:国家資格・2級キャリア・コンサルタント技能士 北山四郎さん
受講料:正会員1000円、準会員・その他2000円

北山四郎さんプロフィール
昭和30年4月23日生。昭和53年、明治大学商学部卒業。
国家資格・2級キャリア・コンサルタント技能士。
(財)日本生産性本部キャリア・コンサルタント。
現在、東京新卒応援ハローワークにて若年者の支援に携わると共に、大学等でも就職関連の各種セミナー等を実施している。
大手信用金庫にて二店舗の支店長を経験するなど豊富な営業店経験をもつ一方、本部業務においても人事・採用担当、営業推進部次長等幅広い組織人としての経験をもつ。営業店および本部業務において一貫して人材育成に力を注ぐ。ビジネス書のベストセラー「デールカーネギー」の「人を動かす」「道は開ける」の考え方をベースとした人と人とのコミュニケーションのあり方の教えには定評があり、一貫して「企業は人なり」の考え方をその教えの基本としている。

講義内容(北山さんからの案内文):

Ⅰ・「実践、キャリア・コンサルティング」
実際にどのようにキャリア・コンサルティングを行っていくのか、ロールプレイを通して、カウンセリングの在り方を体験する。
内容としては、実際のキャリア相談事例のサンプル例を①クライエント役②カウンセラー役③オブザーバー役と3人一組になってどのようにキャリア・カウセリングを実施していくのかを体験していただこうと思います。
Ⅱ・さまざまななキャリア理論を知る。
キャリア相談時にどのようにクライエントに対応したら良いのか。そのペースとして押さえておきたいキャリア理論をいくつかご紹介したいと思います。
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午後の部:「特定社会保険労務士になるために  ~特別研修と紛争解決手続代理業務試験について~」
時間:13:30~15:30
講師:
受講料:正会員500円、準会員・その他1500円

講義内容(秋庭さんからの案内文):
特定社労士になるための紛争解決手続代理業務試験(以降 本試験と書きます)の受験資格である特別研修(能力担保研修)がいよいよ9/29(土)より始まります。一か月半の期間に及ぶこの特別研修は、ただ受講するだけではなく自らが積極的に参加し発言し、課題を作成・提出することが求められます。また本試験については、当然ですが合格すると「紛争解決手続代理業務」を行うことが出来るようになることから、その内容は記憶が主であった社労士試験とは趣を異にしており、試験対策に戸惑うことも多いと思います。また記述式の答案である本試験は回答行為自体に簡単ですがコツがあります。
そういう研修・試験ですが、一万人も合格していることを考えたとき、適切な時期に適切な学習・訓練をしていればそんなに難しいものでは無いことに気付くことと思います。

そこで8/25の勉強会では、
① 特別研修の内容
② 学習のアドバイス
③ 申請書の起案について
④ グループ研修検討課題について
⑤ 過去の問題の傾向
⑥ 参考になる図書の紹介
⑦ 試験勉強のアドバイス
等について皆さんと一緒に確認していきたいと思っております。
また今年受験される方でけではなく、来年の受験を予定されていらっしゃる方へのアドバイスとなるようにも心掛けます。
一緒に勉強しましょう。


※セミナー資料準備の都合上、8月21日までにお申込みください。

社労士とCFP資格-年金コラム⑨

2012年08月10日 09時26分01秒 | 田中年金コラム
今、ユーキャンで「総合資格セミナー」のご案内がきています。さまざまな内容の講演が有る様ですが、今回、社労士とCFP等のコラボレーションと、私を含めた開業開始間もない人々の留意点を考えてみたい。

私は、昨年8月AFP登録、今年2月1級DCプランナー登録、そして、昨年秋からこの6月かけてCFPを学習・受験してきました。(6科目中5科目合格、1科目11月再受験)その意図は、1つに、年金相談のプロを目指したのですが、①公的年金だけの学習だけでは、誠に視野が狭く、幅広い「リタイヤメントプラニング」を含ませるには、それ以外に②企業年金(基金も含む)③左記以外の私的年金(各種年金保険商品)の知識を得るがために、②に対しては1級DC ③に対してはCFPの分野の知識が必要なのです。

何となく、私もそうですが、ダブルライセンス取得に邁進している人が多数います。気をつけなければいけないことは、当然ながら、資格取得自体が目的ではないでしょう。でも、「今、どうしていいか迷っている人」には、兎に角、社労士以外の資格取得促進が悪い訳はありません。「総合セミナー」ではどんな講演になるか?わかりませんが、結論的な1つは、多分「自分は何を中心にしていきたいのか」、「得意分野の完成」の大切さが言われると思います。その他、「年収2千万円を得るまで・・・・どうやったか?」等々・・・。
さて、ここでFPジャーナル6月号に掲載されていたFP業務調査記事の一部をご紹介します。「独立系FP」で個人のFP業務(主にCFP)で得た年間収入は?年収100万円未満は、業務年数3年未満は、70.6%。5年未満で、58%。10年未満でも53%。15年未満で40%。15年以上で33%となっています。これが、平均年収でいきますと、3年未満は142万円。5年未満は168万円。10年~15年未満では、約300万円前後。15年以上で平均902万円というデータです。この調査を見ますといち早く軌道に乗れたマイナーFPは高収入を確保している一方、業務5年未満の層はまだまだの過程であることが判ります。⇒なにが言いたいか? それは、とにかく1人前になるには、通常レベルでは5年以上10年という声を聞かないと「食える専門家」には至らないことです。残念ながら、社会保険労務士のデータはありません。私の勝手な想像ですが、多分、かような調査はされないと思います。が、社労士もこのFPの調査と大きく乖離することは考えにくいということです。
各種の講演・セミナーで、「こうして成功した」「顧客獲得はこれだ」「年収?千万はこうして得た」の講義は時として、聞くことは大切でしょう。が誰しもがその「勝ち組」にはなれないことも現実です。私がいいたいことは、それらの成功談に振り回されて自信を失うようなことがあってはいけないということです。あなたにはあなたのペースがあるはずです。あまり、必要以上に他人と比較しないでください。見習うのはOKです。

折角、CFPの話をしましたので、少しご説明します。CFPの受験分野は6科目構成になっています。
①パーソナルファイナンス(ライフプラニング・リタイヤメントプラニング)
②金融資産運用設計
③不動産運用設計
④リスクマネジメント
⑤タックスプラニング
⑥相続・事業設計です。
社労士は、上記①が比較的得意でしょう。②は銀行・証券業の人が得意。 ③不動産は、宅建・不動産鑑定士の分野。 ④は保険業界。 ⑤は、税理士等。⑥も、税理士・司法書士・行政書士の分野。という内容で、このCFP資格は他の士業の人が併せて取得するケースが多くなっています。CFPはそれ自体に独占分野の業務はないというハンデはあるものの、かかる知識があれば、他の士業の人々との会話もそつなく可能でしょう。また、人生のコンサルタント業務には適しているでしょう。
最後に、このCFP試験は、年に2回、3科目ずつ2週に渡って行われます。少し、注意すべきことは、時間がたっぷりあるひとは、一度に6科目受験も可能でしょうが、この1日3科目の受験は、2時間×3=6時間となり、特に高齢者には不向きでしょう。兎に角疲れてしまい思考能力が途中で減退します。できれば、1日2科目までの受験をお薦めします。

繰り返します。私の過去(人生の第一ステージを参考に)からみて、自分と他人を比較する場合において、①あまり高望みしないこと ②でも、それぞれの年代においてある程度の「目的」を有すること。 ③そして、「仮に、今があまりよくなくても」⇒「とにかく我慢、我慢」の継続です。今回、年金のことから少し外れましてすみませんでした。広い意味での年金学習を強調したかったからです。
toshi-rinkan