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引越しいたします。

ラビヤ・カーディル米議会公聴会の証言2

2006-04-24 23:02:43 | ニュース

http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20060423
から続く

Rebiya_aid_0604 れに対して私の戦術は自由民主主義体制において生きていくことです、たとえば本日、こちらに寄せていただき皆様の前で話し、私の家族と同胞に何が起こっているのかについてただ述べることです。そして私は民主主義と真実の力をずっと信じています。
東トルキスタンの人権状況について話します。

私は私と他の人々が公聴会委員各位と議会団体の前で東トルキスタンの人権状況についてすでに話した証言と声明を繰り返すことで、尊敬する公聴会委員のみなさまの貴重な時間を取りたくはありません。みなさまは東トルキスタンにおいてと同様な全中華人民共和国においての人権状況に精通されておられることは証明済みです。
(参考http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20050430
私の以前の証言および声明は第一にウイグルの古代文化を侵食、侮辱し、ウイグル人を自身の土地で疎外させ、全ての形の反対や抵抗を残酷に弾圧する中国政府の成果を概略したものであり、すべて記録の上で参照可能です。
残念なことに、また皆さんも聞くことが残念だと思いますがウイグル人が直面する人権状況はいかなる意味においてもそれらの私の声明が発表されてから改善されておらず、多くの点で状況は悪化するばかりです。
それゆえ私が以前言明したことをくりかえすよりも本日私はこの機会を現在更新された情報、以前の(私の)ウイグル人の人権状態の声明を確証する情報を発表する機会にしたいと思います。
しかし、この情報は昨日コーカスにおいて発表した物と似ています、結局のところある程度繰り返しになることは避けられません。昨日コーカスに出席した人にはおわび申し上げます。(注、コーカスとは米議会人権委員会のこと4月18日に中国に関してスタッフブリーフィングがあり、ラビヤさんも参加した。)http://lantos.house.gov/HoR/CA12/Human+Rights+Caucus/HRC+Hidden+Content/04-17-06+China+HR+Update.htm
まず関心を持っていただきたい第一の問題は中国政府の計画生育政策です。ある高官、ウルムチ市長ですがこの2月中旬に東トルキスタンの農村地域が将来の「計画生育事業」の「焦点」になると宣言しました。
Nurbakri ウルムチ市長ヌリ・バイクリ
概して東トルキスタンの農村地域の居住者はほとんど全てがウイグル人です。しかるに都市地域はほぼ漢族中国人です。この計画生育規定の締め付けはそれゆえ圧倒的にウイグル人に降りかかります。
(参考http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20060217
この問題の公的な正当化は農村地域の人口を削減することにあります、つまりは貧困を減らし、また教育や、健康その他に費やされるより多くの資源の必要を削減するであろうということを意味します。
私はこの東トルキスタンでの計画生育規定の問題について単独にアメリカ議会中国問題実行委員会(CECC)において証言しました。そして私の声明はありがたいことに記録に残っています。私は今日皆様に恐ろしい強制の後期妊娠堕胎、すなわち強制された不妊化、およびこれらの処置によって女性たちが極限的な肉体的精神的外傷で苦しめられていることの報告をしないで済むことができます。
CECCウエブサイトhttp://www.cecc.gov/
ウイグル人を東トルキスタンにおける計画生育事業の「焦点」とするというまったくの不正義は私が皆様に注意をはらっていただきたい次なる懸念を強調させます。
それは、東トルキスタンにおける急激な人口増です、急いで付け加えますが実はそれは出生数の増加が原因でなく中国から東トルキスタンへ移入することが奨励されている多くの数の人々が原因なのです。
先週初めに中国政府は東トルキスタンの人口が2000万人を突破し、過去5年間に9%増加したその率は全人民共和国中の最も高い値であると発表しました。
はじめのポイントに戻りますが、ウイグル人が引き締められている計画生育政策の「焦点」になるといいました。しかし同時に東トルキスタンの全人口は政府の多くの漢族中国人移入者が定住することを奨励することによって急激に増えているのであります。
それは極端な単純化であるという人があるかもしれません。しかしもしあなたがウイグル人であるならばこのことはとても単純です。ウイグル人は、彼らのいまだ生まれていない子供たちが殺されることで「貧困を捨て去る」ことができることなのだと想像し、貧困な中国人移入者が東トルキスタンに移住してくることで彼ら自身の生活をよくしていると見てしまいます。
また、忘れないでください。私たちはこの種の不正義に抵抗することができません。もしウイグル人が中国政府の政策に、特に計画生育規定のような微妙な問題に反対すれば、大きな危機に追いこめられてしまうでありましょう、想像していただけると思いますが。
そして、かつてない数の人々が東トルキスタンに移動しているという問題はウイグル人にとって決定的な問題なのです。ウイグル人が東トルキスタンの人口が増えていると聞くとき、「ウイグル人にとっての疎外が大きくなる、ウイグル人のすなわち社会、経済的な機会が減っていき、ウイグル人が東トルキスタンで生き残っていく為の時間が減っていく」ということを知るのです。
ウイグル人は中国人移住者に個人的に反対しているわけではないと言っておくべきでしょう、彼らは稼ごうとしているだけで、往々にして中国での困難な生活を後にして東トルキスタンで彼ら自身の新生活をしていこうと試みることが幸福であるのです。
彼ら中国人は東トルキスタンに移住することによってウイグル人へ影響をあたえることを知らされておりません、あえて説明しようとするウイグル人もほとんどいません、と言うかできないのです。ウイグルの問題に責めをおうことはできません。
東トルキスタンに移入する人々の数に関連して、或る増えていく懸念、それは明白な人権の懸念であるとは必ずしもいえません、すなわち環境が増大する人口を維持することができるかという問題です。水資源はますます不足していき、国土と水資源を疲弊させた中国の工業、農業、都市化の結果の急速な砂漠化は東トルキスタンの多くの部分の居住不可能化の原因をつくっています。
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20060427(に続く)

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