株式会社東京商工リサーチ発行のTSR情報によりますと、現在から9月9日までに債権届出を行う企業が7社いることが判明しました。これらの企業を得意先としていた場合には、債権届出でもって、いくばくかの配当金を期待することができます。
債権届出期間 (注)括弧内は負債額
1.15.08.26 W社 内装デザイン・設計・施工(3億5354万円)
2.15.08.26 F社 ソフトウエア開発販売(1億3300万円)
3.15.09.02 S社 ガソリンスタンド設計施工ほか(3億円)
4.15.09.07 G社 化粧品販売
5.15.09.09 C社 スマートフォン向けゲームアプリ開発・運営
6.15.09.09 T社 紅茶販売(2億円)
7.15.09.09 N社 美容業(1億408万円)
XXバイヤーとの契約では、3月のユーザンス、請求額120万円の積出し、与信取引は3本分でクレジットリミット(400万円)の範囲内でしたが、下図のとおり3本目の積出しにあたる6月25日の直後に経営破綻し(6月26日) 、債権届出期間が7月10日になったもの。
セラーは、「倒産を証する書類」を確保して7月1日付けで「支払遅延通知書」を提出し、7月10日付で債権届出を済ませた後、7月31日(待機期間満了日)現在で正味債権額として360万円をとらえて保険金を請求します。保険会社から遅くとも8月31日までには支払い保険金を望むことができます。その後には、XXバイヤーの破産管財人等から配当金等が支払われるかもしれませんが、それは保険金を限度として保険会社の持分となります。もしも、取引信用保険を利用しておりませんと、何時支払われるかはっきりしない当該配当金等を頼るしかありません。
債権届出期間 (注)括弧内は負債額
1.15.08.26 W社 内装デザイン・設計・施工(3億5354万円)
2.15.08.26 F社 ソフトウエア開発販売(1億3300万円)
3.15.09.02 S社 ガソリンスタンド設計施工ほか(3億円)
4.15.09.07 G社 化粧品販売
5.15.09.09 C社 スマートフォン向けゲームアプリ開発・運営
6.15.09.09 T社 紅茶販売(2億円)
7.15.09.09 N社 美容業(1億408万円)
XXバイヤーとの契約では、3月のユーザンス、請求額120万円の積出し、与信取引は3本分でクレジットリミット(400万円)の範囲内でしたが、下図のとおり3本目の積出しにあたる6月25日の直後に経営破綻し(6月26日) 、債権届出期間が7月10日になったもの。
セラーは、「倒産を証する書類」を確保して7月1日付けで「支払遅延通知書」を提出し、7月10日付で債権届出を済ませた後、7月31日(待機期間満了日)現在で正味債権額として360万円をとらえて保険金を請求します。保険会社から遅くとも8月31日までには支払い保険金を望むことができます。その後には、XXバイヤーの破産管財人等から配当金等が支払われるかもしれませんが、それは保険金を限度として保険会社の持分となります。もしも、取引信用保険を利用しておりませんと、何時支払われるかはっきりしない当該配当金等を頼るしかありません。