経済縮小の時代

ひっそり生活している中年ニート(個人投資家)の日記です。
内容は貯蓄・投資、参考になった本そして映画・漫画・ゲームなど

必殺仕事人2013

2013-02-23 18:42:25 | ドラマ

・ドラマなど見ずに働く、というのが理想的な日本人?
現在ホームドラマチャンネル新必殺仕置人 を放映しており
当方毎週見ております。
17日に必殺シリーズの新作、必殺仕事人2013が放送されていたので
見てみました、テレビ不振の理由が凝縮されているような気がしました。

・画像がキレイだからなのかセットがキレイなのか
ハイビジョンで画像が綺麗に・・・画像がクッキリ綺麗すぎるからなのかセットの真新しさが気になりました。
衣装、建物共に使用感や貧乏臭さが足りません。
 汚しなどの加工をすると画像が綺麗な分余計嘘くさくなるとかでしょうか。

・役者がキレイすぎる?
好みの問題でこれがいいという人もいるでしょう。
仕事人の顔ぶれ、今回は中村獅童が参加しておりましたが主役の東山紀之を筆頭に、松岡昌宏、田中聖、
とジャニーズ組で固めております。
このジャニーズ組仕事人、セットのキレイさと相まって生活感が無くCGのような印象を受けてしまいました。
2枚目で整い過ぎというのも考え物かも?(私の僻みも入っているかも)

・同心が主役というのに拘らなくても良いのでは。
藤田まこと=中村主水の引き継ぎで東山紀之演じる渡辺小五郎なる同心、
中村主水を焼き直し、リメイクするにしても役者の性質もあり以前と全く同じというわけにもいかず
少し変更されている部分も、その変更されている部分でバランスを崩している感を受けます。
せん(菅井きん)りつ(白木万理)⇒こう(野際陽子)ふく(中越典子)と婿養子、義母と嫁という家族関係も主水と同様に
しかし小五郎の方は嫁が優しく若く美しいと三拍子揃ってしまったので小五郎はなぜ裏稼業に手を染めるのだろう?
奉行所で無能を装ったり職務怠慢と見られる行動を取るのは何故、という細かい点が気になってしまいました。
小五郎が勝手に荒んでいる気がして小五郎に感情移入できませんでした。
キャラクターが気に入れば細かい事はどうでも良くなってしまうのでしょうが、そういうのは私だけ?

表の顔、家族設定、これだけ設定がかぶると藤田まこと=中村主水と比較したくなくても比較してしまいます。
必殺シリーズの顔、同心・中村主水、初登場の必殺仕置人 では主役ではありませんでした。
本当に原点回帰で表の顔は医者、というのを主役に据えた方が新鮮かも。
話の展開上味方・敵どちらにしても同心等奉行所の役人を主要キャラで出した方が便利だとは思いますが。

必殺仕置人、第一話「いのちを売ってさらし首」より
必殺仕置人は写真右の念仏の鉄(山崎努)が主役で主水は作戦立案や同心という立場を
活かして逃走の手助けなど一歩引いた役回りが多く登場しない回もあります。
中村主水が好評で以後の必殺シリーズにも度々登場、新必殺仕置人で名実ともに主役へ、という流れだったようです。
必殺シリーズが生んだヒーロー中村主水、俳優藤田まことの特性と時流がマッチした結果なのかもしれません。

テレビを製造する電機メーカーへの救済策なのか現在の放送よりさらに高画質化する4Kテレビなるモノのうわさも
ハコがどんどん進化して映像が綺麗になっても番組が面白くなるとは限らない。
おカネを出してもいいと思えるコンテンツ作り、それが出来ないから困る⇒振り出しへ戻る・・・。


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