Boa Sorte !!!

夢はみるだけじゃない。
叶えるものだ。
Impossible is nothing!

溜め息の出る試合

2008-01-31 | スポーツ

昨夜実施された「日本代表VSボスニア・ヘルツェゴビナ代表」戦。

この日、良かったことは・・・

 ①イビチャ・オシム前監督 試合観戦

  脳梗塞で倒れられて早2ヶ月。 
  杖をついての入場とはいえ、よくもここまで回復なされた。。。

 ②気温が3月並で、比較的観戦し易かった

  この時期のナイターゲームで7℃近くあったらOKですよ。

 ③ハーフタイム時、サブ組によるワンタッチボール回し。

  速っ! うまっ! さすが、代表!


以上!


試合内容は。。。はぁ~ ヘ(_ _ヘ) コケッ

「3-0」の結果『だけ』をみれば、完勝であるものの、試合内容は最低。

今迄、何十試合も代表戦を観て来たが、最低レベルの試合。

岡田JAPANになって2試合目といえど、来月から始まる

アジア3次予選に挑むには不安過ぎる内容。

試合開始直後からボスニア選手の動きが鈍い。

出足が半拍遅いし、空気がぼんやりしていた。

それもそのはず、大半の選手がウェインターブレイク中。

それに輪を掛けて、ぼんやりとした空気で試合を進める日本。

ケアレスミスは多く、判断もプレーも遅い。

チームプレーの意図が全く見えない。

狭いエリアで細かいパスを用いて相手を崩す戦術以前に、

各選手は何を考えてプレーしていたのだろうか?

縦に行くのか。 外から抉るのか。 バイタルエリアで勝負したいのか。

「???」しか出てこなかった。

主導権を握りボールを回しているようで「回すしかない」展開。

数多くあったサイドチェンジも、妥協(打開ではなく)策。

ボスニア両サイドが中に絞る傾向だった為か、

後半は数多くのサイド攻撃が見受けられたが、

サイドに寄ったら、中は「どなた様もいらっしゃいません」状態。

あの~、サッカーって『連動』が大切なことなんですが・・・。

「パス&ゴー」の基本に返りましょうよ。

「パス&ルック&ゴー」じゃないでしょうよ。

イビチャ・オシム前監督が「各駅停車」と表現した以前になぞるのであれば、

「各駅停車に各駅区間中に一時停止」とでも申しましょうか。

そして、攻守の切り替え。

4-4-2中盤のアンカー(錨)を務めた鈴木選手、DF中沢選手以外は、

及第点は与えられず。

諸外国に比べ、フィジカルの劣る日本人。

後手後手になってしまったら、世界では戦えない。

切り替えも素早く、ボールコンタクトポイント、

フィジカルコンタクトポイント、相手意図をより早く、先に察しなくては。

現時点、全てが遅い。

「頭を使って」、強い代表を我々に見せて欲しい。

昨夜の大差の勝利は、数字のみ。

W杯本戦出場が目標ではない。

本戦での上位、ベスト8が2010W杯の目標であるはず。

来月6日のタイ戦。

同中旬に中国で行われる東アジア選手権での成長に期待したい。


再予選来る

2008-01-29 | スポーツ

世間を賑わせている「ハンドボールオリンピック『再』予選」。

韓国との一騎打ちにより、オリンピック出場が決まる。。。(多少、不信)

本日は、女子予選。

明日が、男子予選。

日本にハンドボールが伝えられたのは、1922年(大正11年)。

野球は、1872年。 サッカーが1873年。
(両競技共に、伝来年次は一説)

80年の歴史があるものの、残念ながら日本においてはマイナー競技。

学校授業で取り扱われているものの、ルール等はあまり浸透していないのが実情。

簡単にいうと、サッカーの手で扱う版。
(超簡略的にいうと。。。ハンドファンの方、すみません)

使用するボールは、

男子:直径19cm、重さ450g  女子:直径18cm、重さ350g

前後半、各30分。

コート内の人数、7名。 内、GK1名。

 *詳細は下記、日本ハンドボール協会サイト、御参照
  http://www.handball.jp/jha/rule.htm

そして、本日の対戦相手である「女子韓国代表」は超強い。

直近のオリンピック4大会においての成績は、

「バルセロナ:金、アトランタ:銀、シドニー:4位、アテネ:銀」

対日本戦の成績は2003~2007年の間のみで「2勝4敗1分」。

それ以前であれば、日本の31連敗・・・。

マスコミは、オリンピック出場間際と煽りに煽って、ブームにしまくり。

それに乗って、ハンドボール協会会長の発言は、日々、強気に・・・。

当然、日本代表には勝利を収め、オリンピックに出場して欲しいが、

皆さん、あとあとの事を考えているのか、凄く心配。

ブームの引き際は、早く、より厳しい。

又、AHF(アジアハンドボール連盟)の上部団体である

IHF(国際ハンドボール連盟)が認めた再予選の決定に

純粋に従って良いのか。。。

もう少し時間を掛けて、再予選についての協議をするべきではなかったのか。。。

2016年、東京にオリンピック招致を実施している現状からすれば、

より熟考すべきだったのではないかと・・・。

オリンピック開催地を決める権限を持つIOC(国際オリンピック委員会)

委員115人の内25%が、AHF協会会長のアハマド氏(クウェート)の

息が掛かっているといわれる…。

27日に行われたAHF緊急会議において、

「再予選に参加すれば、東京招致に悪影響を及ぼす」とまで

明言されているにも関わらず、再予選の日程を後日に引き延ばす事は

出来なかったのか・・・。

東京誘致を推進する石原都知事にコメントを伺ってみたいものだ。。

(だって、アハマド氏がどんだけ影響力を持っているのか、HPを見れば、
 一目瞭然じゃん! 自身の顔写真がTOPに来ているんだよ!
 各競技「国際」委員会・協会に、こんなのないって。。。失笑もの)

 *AHF HP
  http://www.asianhandball.com/

でも、もう采は投げられた。

今晩、明晩は勝利あるのみ!

Boa Sorte JAPAN!!!

2時間40分54秒

2008-01-28 | スポーツ
少々、久々の更新でございます。

2時間40分54秒

本日、実施された大阪国際女子マラソンにおいて、

トラック種目である3千、5千Mの日本記録保持者 福士選手の記録。

30Kmまではダントツのトップであったものの、その後、失速。

終盤は4度も転倒し、リタイアかと思われたが、気持ちが折れずにゴールする。

しかも、笑顔で。

半年程は、時間を掛けて調整するマラソン競技。

福士選手がマラソンに向けた調整時間は1ヶ月。

そのうち、通例ではおこなう40Km練習走は実施せず、

最長練習距離は32Km。

調整不足は否めない。

でも、本当に心の強い選手だね。

あの状態でも前に進むことをやめず、笑顔。

途中、涙をながしているシーンもあったけれど、

普通の選手なら、当然リタイヤ確実。

心が強くなければ、あの笑顔は出てこない。

マラソン競技での北京五輪出場は難しくなってしまったけれど、

トラック競技での活躍を楽しみにしたいと思う。


そして、優勝したイギリス人、ヤマウチさん。。。

世界記録保持者のポーラ・ラドクリフに次ぐ、イギリス2番手ランナー。

旦那さんが日本人なので、日本語べらべら。

その上、名門オックスフォード大卒の英国外務省一等書記官…。

彼女の後ろに日の丸が見え隠れするのはオイラだけでしょうか…。

彼女の走りも北京で見てみたい。


 *マーラ・ヤマウチ選手Blog
  http://marayamauchi.blogzine.jp/japanese/

  BBC(英国放送)News(マラソン記事)
  http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/athletics/7211784.stm

  英国陸上競技連盟HP
  http://www.ukathletics.net/

解散決定

2008-01-25 | 戯言
明治大学応援団リーダー部の解散が決定しました。

http://www.meiji.ac.jp/koho/hus/html/1201249533.pdf

社会通念上、許されるべきでない行為。

それに伴い、人の命が失われた事実。

『解散』という決定は社会的に当然と思われる。

ただ、援団に支えて貰ったことのある人として残念な気持ちもある。

諸先輩方が築き上げた伝統が、このような形で終止符を打った。

やり切れない・・・。

フレア

2008-01-18 | 戯言

英国ロンドン・ヒースロー空港でBA777が事故を起こしました。

怪我人は発生してしまったけど、死者が出なかったことがせめてもの幸い。

最近、飛行機事故が目立ちますな・・・。

そんなことで、本日は少し航空機のマニアックなお話でございます。

先日、USATODAYをチェックしていたところ新機能搭載のニュース。

簡単にいうと、旅客機にミサイル避け機能を搭載。
(飛行機から囮を射出して攻撃回避する)

 *USA TODAY NEWS
  http://www.usatoday.com/news/nation/2008-01-04-anti-missile-jets_N.htm

*写真は「MC-130H」から射出されるフレア

  


戦闘機等の軍用機には搭載されているのだが、旅客機も同様に

赤外線追尾ミサイルからの防衛手段として搭載する計画とのこと。

その搭載実験が航空会社の実際の旅客機を使用するっていうから、びっくり!

しかも、お客を搭乗させての実験。

スケールがデカいといいますか・・・。

事前に乗客には「実験」の告知をするのかな。。。?

知らされずに、上空でフレアを発射したら客は超ビビると思うのだが。

射出したあとは、急旋回が必要だし。。。

知らされたら知らされたで、搭乗したくないだろうし。。。

アメリカ政府は政策共々、チャレンジャーですな。

NY JFK ⇔ サンフランシスコ間のB767-300には、

オイラは絶対に乗りません!

ブレードランナー (続報)

2008-01-16 | スポーツ
先に書いたブレードランナーこと陸上オスカー・ピストリウス選手

残念ながらIAAF(国際陸上連盟)の決定により北京五輪の道が閉ざされた。

 *IAAF NEWS 
  http://www.iaaf.org/news/Kind=512/newsId=42896.html

   ロイター通信
   http://jp.reuters.com/article/sportsNews/idJPJAPAN-29767420080115


先に行われた検証により、彼の使用するカーボン製の「ランナー義足」が、

同等の速度で走った一般選手とエネルギー消費量が25%少ないなどの

優位性が判明。

その為、IAAF規則第144条2項「競技に優位性を与える人口装置の

使用を禁じる」を適用し今回の決定となった。

IAAF Rule 144.2 extract
"Relates to the use of" technical aids" during competition"

This rule prohibits:
(e) Use of any technical device that incorporates springs, wheels or
any other element that provides the user with an advantage over
another athlete not using such a device.


又、今件と併せて、IAAF主催大会への出場も禁じることを発表されたが…。

ゴールデンガマ大会等、過去、彼を招待選手として扱った主催者は

IAAFではなかったのか。

集客を高める、スポンサーを集める為に、選手を利用したのか。。。

選手はモノではない。

選手生命は短く、一度きり。

『収益重視』

近年のスポーツ界に蔓延る悪意。

五輪(スポーツ)を悪意あるビジネスにしてしまった、

食い物にしてしまったドイツ・ダスラー家の遺物。

今件も遺物に足元を掬われる形となってしまった。。。

強い憤りを感じる。

パスゲーム

2008-01-15 | スポーツ
昨日の最高気温5.6℃@東京。

一昨日までいた南の島、気温31℃。

その差、25℃で体コチコチでございます。

さて、昨日は高校サッカー選手権大会決勝。

<決勝戦 流通経大柏(千葉代表) VS 藤枝東(静岡代表)>

 *流通経済大柏高校サッカー部 HP
   http://www.ryukeifc.com/

  藤枝東高校サッカー部 HP
   http://formts.web.infoseek.co.jp/

両チーム共にパス戦術を主体とするチーム。

一見、同じようなチームであるが根底が違う。

藤枝東は「伝統に当てはめるパスサッカー」。

一方、流経大柏は「個々に当てはめたパスサッカー」を実践する。

「伝統に当てはめたパスサッカー」は型に嵌れば、滅法強い。

ディシプリンが発揮され、流れるようなパス回し。

ただ、そのディシプリンが発揮される為にはコア(核)となる選手が必要である。

(浦和レッズで活躍している藤枝東OB山田暢選手や長谷部選手時代と同様に)

今回の藤枝東のコアは、U-18日本代表でも活躍をするNo10河井選手。

河井選手に当てて展開するといった安易な戦術ではなく、

河井選手に当てずとも、彼の動きに連動させてペースを握るパスサッカー。

今大会においても、他選手は常に河井選手の動きを確認してプレーを行っていた。

だが、流経大柏守備陣の様な複数マークにコア選手が捕まえられると

その攻撃力・チーム戦術は力を発揮できない。

一方、流経大柏のパス戦術は、早くて短い、細かいパス戦術。

そして、常に3通りの選択肢があるパスルート。

コアの選手に当てて展開しない為、相手DF隊形にコースを絞らせず、

徐々に相手を混乱に陥れる。

大会得点王となった大前選手や上条選手、中里選手等といった

コアとなる選手はいるものの、あえて戦術核とした戦略を取らず、

各選手個性に合わせたパスゲーム。

その上、FWとDF間をコンパクトに保ち、相手ボールへの素早く

厳しい正確なプレスを実践。

それらを支える運動量も豊富。


結果は「4-0」で流経大柏の圧勝。

近年、優秀な人材がJリーグのユースチームに進み、

レベル低下が叫ばれる高校サッカー界。

4119校の頂点に立った流経大柏のサッカーを見る限り、

高校サッカーは、まだまだ捨てたものじゃない。

彼らの健闘に賞賛を。

帰国・・・。

2008-01-13 | 戯言

おつ( - o -;)

日本に戻りました。

新たなスポーツに挑戦し、魅力にやられて参りました。。

そんでもって、、、オモシロ、イライラ、色んなことがありましてな。。

とりあえず、今日は落ちかけておりますので、

帰国の御報告まで。

あどまーに!

ねた探し

2008-01-10 | 戯言

今、成田空港でございます。

ネタ探しの為、これより海を渡って参ります( ̄^ ̄)ゞ

帰国は数日後。。

腹グロになって帰って参ります。。

あでぃおす(≧▽≦)ゞ


From KOICHI

ブレードランナー

2008-01-09 | スポーツ
2008年8月8日 午後8時。

北京五輪の開幕。

1ヵ月後の『9月6日』

北京パラリンピック開幕。


パラリンピックとは国際パラリンピック委員会(International Paralympic

Committee、略称IPC)が主催する身体障害者を対象とした

世界最高峰のスポーツ競技大会。

初めて公式に開催されたのは60年前の1948年7月28日@ロンドン。

  *国際パラリンピック委員会

   http://www.paralympic.org/release/Main_Sections_Menu/index.html

   財団法人日本障害者スポーツ協会

   http://www.jsad.or.jp/

パラリンピックは障害リハビリの延長上にある「医療」、「福祉」の観点に

留まらず、競技スポーツとして「スポーツ文化」全体の発展にも務めている。


そのパラリンピックスポーツからオリンピックへ挑戦する選手がいる。

パラリンピックではなく、オリンピックへ!

陸上世界記録保持者である南アフリカ オスカー・ピストリウス選手。

  *彼の走りの速さは実証済み

   http://www.youtube.com/watch?v=ygiJzjXVZZM

   

彼には両膝下がなく、カーボン繊維製のランナー義足を装着して競技に挑む。

問題に挙げられたのは、その「ランナー義足」。

国際陸上連盟(IAAF)は、選手がバネや車輪など人工物の助力を

受けることを禁止しており、「ランナー義足」の『カーボン』の高反発材質が

問題となっている。

 *参照:http://www.iaaf.org/news/Kind=2/newsId=42384.html

      http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/other/114164/

確かに「ランナー義足」は人工物。

ただ、彼にとっては人工物ではなく「足」。


 『スポーツを行なうことは人権の一つである。
  各個人はスポーツを行う機会を与えられなければならない。
  そのような機会は、友情、連帯そしてフェアプレーの精神に基づく
  相互理解が必須であるオリンピック精神に則り、そしていかなる種類の
  差別もなく、与えられるべきである。』

オリンピック憲章の一節(http://www.joc.or.jp/olympic/charter/pdf/olympiccharter2004.pdf


オリンピック出場に必要な標準記録をクリアーしている限り、

パラリンピック競技者へ、新たに門扉を開くべきではなかろうか。

努力の結果、好結果は生まれる。

優秀な選手の出現が、それほど怖いのか。

それまでしても、「人工物の助力」を問うのであれば、

同じく「カーボン」や「グラスファイバー」を使用する棒高跳びは?

5メートルを飛ぶロシアのイシンバエワの記録に「高反発材」の恩恵は

なかったのか。

冬季種目のボブスレー、ジャンプスキー etc。

空力学、摩擦力学といった、科学の助力はなかったのか。

先進スポーツ大国へのメダル危機の度に生まれる、くだらない御都合主義。

裏を返せば、スポーツビジネスの悪しき醜態。

変えねばならぬ。

変わなければならぬ。


オスカー・ピストリウス選手が北京オリンピックで舞うことを楽しみにしよう!


<御参考>

 北京パラリンピック出場を目指す知人、幅跳びの「佐藤真海選手」。
 応援して下さい!

  http://blog.livedoor.jp/mami_sato/