昨夜実施された「日本代表VSボスニア・ヘルツェゴビナ代表」戦。
この日、良かったことは・・・
①イビチャ・オシム前監督 試合観戦
脳梗塞で倒れられて早2ヶ月。
杖をついての入場とはいえ、よくもここまで回復なされた。。。
②気温が3月並で、比較的観戦し易かった
この時期のナイターゲームで7℃近くあったらOKですよ。
③ハーフタイム時、サブ組によるワンタッチボール回し。
速っ! うまっ! さすが、代表!
以上!
試合内容は。。。はぁ~ ヘ(_ _ヘ) コケッ
「3-0」の結果『だけ』をみれば、完勝であるものの、試合内容は最低。
今迄、何十試合も代表戦を観て来たが、最低レベルの試合。
岡田JAPANになって2試合目といえど、来月から始まる
アジア3次予選に挑むには不安過ぎる内容。
試合開始直後からボスニア選手の動きが鈍い。
出足が半拍遅いし、空気がぼんやりしていた。
それもそのはず、大半の選手がウェインターブレイク中。
それに輪を掛けて、ぼんやりとした空気で試合を進める日本。
ケアレスミスは多く、判断もプレーも遅い。
チームプレーの意図が全く見えない。
狭いエリアで細かいパスを用いて相手を崩す戦術以前に、
各選手は何を考えてプレーしていたのだろうか?
縦に行くのか。 外から抉るのか。 バイタルエリアで勝負したいのか。
「???」しか出てこなかった。
主導権を握りボールを回しているようで「回すしかない」展開。
数多くあったサイドチェンジも、妥協(打開ではなく)策。
ボスニア両サイドが中に絞る傾向だった為か、
後半は数多くのサイド攻撃が見受けられたが、
サイドに寄ったら、中は「どなた様もいらっしゃいません」状態。
あの~、サッカーって『連動』が大切なことなんですが・・・。
「パス&ゴー」の基本に返りましょうよ。
「パス&ルック&ゴー」じゃないでしょうよ。
イビチャ・オシム前監督が「各駅停車」と表現した以前になぞるのであれば、
「各駅停車に各駅区間中に一時停止」とでも申しましょうか。
そして、攻守の切り替え。
4-4-2中盤のアンカー(錨)を務めた鈴木選手、DF中沢選手以外は、
及第点は与えられず。
諸外国に比べ、フィジカルの劣る日本人。
後手後手になってしまったら、世界では戦えない。
切り替えも素早く、ボールコンタクトポイント、
フィジカルコンタクトポイント、相手意図をより早く、先に察しなくては。
現時点、全てが遅い。
「頭を使って」、強い代表を我々に見せて欲しい。
昨夜の大差の勝利は、数字のみ。
W杯本戦出場が目標ではない。
本戦での上位、ベスト8が2010W杯の目標であるはず。
来月6日のタイ戦。
同中旬に中国で行われる東アジア選手権での成長に期待したい。