本日製造一課では、摘果みかんの搾汁が行われました。
「摘果」とは・・・
みかんの木に成ったみかんすべてを育てるのではなく、
大きく実る前にいくつか摘み取ることで、
残した一つずつのみかんがより状態良く育つようにし、
品質向上をはかる、果樹農家では欠かせない作業だそうです。
摘果した果実はほとんどの場合、廃棄されるだけ・・・
もったいないし、農家の方の収益につながることもありません。
そんな摘果みかんを、有効活用しよう
と活動されている、神奈川の団体の方々から
預かった小さなみかんたちを、
今日はわたしたちの工場で処理させていただきました。
摘果みかんは、大きくなる前に摘み取っているので、
もちろんその大きさはかなり小さいです。
おこちゃまサイズでとってもかわいい
そんなみかんを、まずは2つにカット。
そしたら、搾汁機の出番です
カットした面を、あなぽこが開いている面にむけてセットし、
ハンドルを手動で、「ぎゅーっ」 と回すと・・・
下から搾られた果汁が、じゅーっと出てくる、という、
なんともシンプルな仕組み。
(画像が横向きになってしまいごめんなさい)
これ、けっこう力がいるんです
製造の皆さんは、みかんをカットする係と、搾汁機係の二手に分かれて、
何と540kgものおこちゃまみかんを相手に
一日かけて、搾る搾る
ほんとにお疲れ様です
この果汁はビンに詰めて、みかんの生産者の皆さんに
おかえしする予定です。
摘果の作業も、搾汁の作業と同じように、
すべて手作業で行われるそうです。
手間はとってもかかるけど、
捨てられるはずであったみかんたちが、
生まれ変わってその身をまっとうされることは
喜ばしいことと、思います。
安心・安全・貌の見える業務用食材は、
こだわり食材ドットコム
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頑張ってほしいですぅ・・・
ほんとに、手動なんですよ
そうですね、貴重ですよねぇ。
力を入れすぎちゃうと、皮の渋みまで搾ってしまうから、力加減もポイントなんだそうです
ちなみに、昨日一日かけても約半分しか終えることができず、今日もまる一日かけてちびっこみかんに挑むのだそうです
頑張れー
もしハウスミカンならもったいない様な気がします、
露地物なら分かりますが?
写真の摘果みかんは、露地栽培のものです。
摘果作業のときは緑色だったのですが、
この気温のせいで、輸送や保存期間の中で黄色に変化していったようなのです
この色の変化には、驚きですよね