ああせい こうせい っで･･･

さて　初夢じゃないけれど　

めずらしく　また　夢を･･･



かつて　次期総理大臣を目指し

竹下登　が　新会派を　おっ立てた時

「皆が　ああせい　こうせい　と言うから　そうせい(経世会)　っと･･･」

とか

「アイム・ソーリー　ボク・ソーリー」　

とか　

今から思えば　ＤＡＩＧＯ語に通ずるような

言語明瞭意味不明･･･

そして　ふるさと創世・一億円　という

完全にバブル期の発想で　

全国に現生(¥)を　大盤振る舞い！

自治体によっては　「金の延べ棒」　を

役所の玄関に置いたりして　遊んでいたもんだった　

そして

ワタシが最初に勤めた研究所にも　新しい機器が導入され　

所属していた部署には　ドイツ製の顕微鏡など

金額を聞けば　本気でイスから転げ落ちるような機器が入って来た･･･

ワタシの愛した電子顕微鏡も

精密機器専用の特殊なクッションを供えたトラックで運ばれてきて

中庭に降ろされて･･･



さて　そこからが夢　ソレも　悪夢･･･

その場に居たのは　電子顕微鏡メーカーさんの　「営業職」　だけ

「技術屋」さんが　不在　

コレが悪夢の幕開け･･･

電子顕微鏡ってのは　精密機器　だからこそ　とても重い

確かにキャスターは付いているけれど

ソレは　運搬用ではなく設置場所での微調整の為の補助･･･

ソレを　営業さんたちは　凸凹の中庭で

ガタゴトいわせて　押したり引いたり　しちゃったんだな

知らないから･･･

見ていたワタシ　イスから転げて驚いた

っで　(外見上)　設置完了　

遅れて　技術屋さんが来て　「火入れ式」　

当然　真空ポンプや　バルブは　動きはするものの　

中庭での　あれだけの振動の末だから

肝心の「顕微鏡」として　使い物になるワケがない･･･

入所２年目の「若造」でしたから

(各方面でそういう立場であると叩き込まれた)

導入に当たって　顔見知りになった技術屋さんに　

周りに気付かれぬよう　

コソコソっと　事の次第をご説明

十のうち二つを話せば　つーかー　で　通じて

出荷時に完璧だった設定を　一からやり直し

動作確認まで　数時間を費やした

コレが　ワタシが苦手とした　親分の逆鱗をひっぺがしちゃった

「オレが取ってきた予算で買ったんだ！」　っと自慢したかったのが

(最初から）「使いモンにならねぇじゃねーか！」　っとなってしまった･･･

以後　話題にするのはタブー

たとえ使わなくても

週に１回くらいは　真空を引いてやらないと

機嫌が悪くなるのが電子顕微鏡

ところが　誰も触らない

触らぬナントカ 祟りナシ…

時 すでに　関係悪化の　親分とワタシ

ならば　どーせ嫌われモンだから　ということで

親分の目を盗んでは　電源を入れてたんだっけか

っというコトがあったのを　夢の中で思い出して･･･

コックローチの初夢よりゃ　ましか？



さて　週明け　まだまだ　いい加減　寒い日が続きます

いっそ　寒さに慣れちゃう方が　ラクチン　かもしれない･･･

だから　みなさまにうれしいことがたくさんありますように！

そして　毎日笑顔がありますように！




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