海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.852 テ・カール君の腰掛けを発見!

2017-02-15 | テ・カール君


はーい!
久しぶりのテ・カール君です。

散歩中に、ヤマモモの木の根本にくっついている扇形のキノコを見つけました。

いわゆる、サルノコシカケというものです。
正確な名前は分かりません。

もちろん、食用にする気はないので、テ・カール君に座ってもらうことにしました。

ご覧の様に、かなり分厚くて、腰掛けどころか、充分ベッドになりそうです。

ともんの版画も更新しました

No.851 勇気こそ地の塩なれや梅真白

2017-02-15 | 


中村草田男の句
「勇気こそ地の塩なれや梅真白」

 「地の塩」は新約聖書のマタイ伝に出てくる言葉です。
この俳句は、昭和19年に、学徒出陣する教え子に贈った餞(はなむけ)の句だそうです。
凄まじい句です。

教え子達の勇気、そして草田男自信の勇気、今の平和な時代では考えられないような勇気が必要だったことでしょう。

梅の花の凜とした姿がよく似合います。

前回同様、ご近所で見つけた白い梅を撮影しましたが、真っ白い花を持つ梅の木を探すのに苦労しました。案外ないのです。有っても立派な塀の向こうで小さくしか写せません。

この辺りは、枝下梅のピンク色がほとんどです。紅梅と言えるような赤の強い花は、一本だけしか見つけることができませんでした。

真っ白な梅の花を探して歩いたご近所ウォッチング。たのしい梅の木の春でした。

(作品は、画仙紙はがき)

ともんの版画も更新しました

No.850 梅一輪一輪ほどの暖かさ

2017-02-15 | 


服部嵐雪の句
「梅一輪一輪ほどの暖かさ」

梅の句で有名なのは、まずはこれでしょうか。

とはいえ、ピンクの梅はもう満開です。

梅の木は、最近建てられた新しい住宅の庭にはあまり見ることができません。
若い世代には好まれてはいないようですが、僕よりも前の世代の住宅街では、ちょうど今が盛りと咲いています。

自分の庭の南高梅は確かに咲いてはいますが、まだまだ何とも情けないので、ご近所ウォッチングをしてきれいな梅を見つけました。

まずは、この句とのコラボです。

梅の木の前に作品を手で持っての撮影です。
それで、下の部分を手が見えないようにカットしています。

まだ春は名のみで、寒い日が続いていますが、きっと段々と暖かくなっていきます。

ともんの版画も更新しました