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■カミュの「転落」について、遂に、パブロンゴールドで覚醒する

2010-10-27 | フランス文学
【断章4として】

  • 風邪気味。喉が痛い。早く治さなければ!風邪薬を飲んだ。ら、午後から、殆ど集中力が切れた。自業自得。こういう場合、自業自爆かな??同じか?日本語は難しい。

  • ぼーっとしてたら、何故が、カミュの「転落」に書いてあったことを想い出していた。そして、あることを悟った!ああ、そういうことかぁー。
  • ついに私も「覚醒」したか?パブロンゴールドで覚醒するとは!


  • 主人公のクラマンスは「転落」した。が、実は、人生に潜む真理を発見していた!と(カミュは)ダラダラとクラマンスに吐露させている。
  • このカミュの文体は、風邪薬を飲んだ時のような朦朧さが漂うのだ。ダラダラとしまりがない。
  • 優柔不断な語り口でカミュは書いていくのだ。


  • でも、クラマンスは、己の心を、流れる雲のように見つめているように感じた。これがカミュの凄いところだ!
  • クラマンスは人生の二重性を生きている、、、、己を高みに置く・・というか、高みに遊ぶ、、、そんなことをカミュはクラマンスに語らせている。
  • しかし、クラマンスは、転落した???と言う。
  • でも、やはり「転落」は「覚醒」だと、今日、新ためて感じた。
  • 時に、amazonでの評価は芳しくない人もいる。これは、「転落」がダラダラと書いてあり、読みにくいからだろう。

  • でも、悪くないのである。遂に、私も覚醒した。
  • 常識的なエシックス(thics)で言うところの「転落」とは、人間としての「転落」だが、真理の側面から見れば「覚醒」である。
  • 人間という生き物は社会的なものである。故に、常に己を防御しカモフラージュしなくて生きていかなくてはならない。


  • 時代が進めば進むほど、人間は縛られていく。現代人においては、純粋さは野暮とまで言われる。田舎者は馬鹿にされるのだ。それがルールだ。それが安全だからだ。本性を隠せ。欺瞞だらけの世界、それが現代人としての大人のルールだから。

  • 書評
  • パブロンに感謝。


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