欧州雑派

欧州に関する気になった情報の備忘録

「服従」メモ  ~その2~   ニルヴァーナ、そして、イギーポップ

2015-10-04 | ウエルベック

「服従」メモ  ~その1~ からの続きです。

服従
佐藤優,大塚桃
河出書房新社

主人公フランソワとミリアム(恋人)との会話は注意して読んだ方が良い。

ニック・ドレイクの曲が終わりそうになると、主人公はニルヴァーナの異界的なシャウトに変えようと思っていたが、、。(p38) と書いてある。それは叶わないことだった。

恐らく、フランソワは「ZZ Topは好きじゃないけど、Nirvanaには魅かれているんだよ、、」と言いたかったのかもしれない?そうであれば、用意されていた曲はSmells Like Teen Spirit(スメルズ・ライク・ティーン・スピリット)が最適だと思いたい。

 

 

アルバム「ネヴァーマインド」はこの曲から始まる。上のyoutubeでは、なんと約3億回も再生されている。1991年の作品。

しかし、1994年、ボーカルのカート・コバーンはショットガンで自殺した。27歳の若さだった。この時からNirvanaは伝説のグループとなった。

Nevermind
Geffen
Geffen

アルバム「ネヴァーマインドは世紀の名盤。

また、ウエルベック自身も3作品のCDを発表している。イギーポップとの繋がりもあるから、音楽的には(僕の)嗜好に合うかもしれない。

Présence humaine
Michel Houellebecq
Tricatel


イギーポップに関しては、映画「Black Rain」のサウンドトラックで、渋い声を聴かせてくれた。それについては、2005年に書いた。⇒ 「Black Rain」

Black Rain
Hans Zimmer
EMI Import

 

ブラック・レイン デジタル・リマスター版 ジャパン・スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
ハンス・ジマー,スタンリー・R・ジャッフェ,シェリー・ランシング,クレイグ・ボロティン,ウォーレン・ルイス
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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